内部ソフトウェアエラー
SW_error int
Module: %1, line: %2
ハードウェア/ソフトウェア故障
内部ソフトウェアエラーが発生しました。
故障値 (r0949、16 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用
- 故障バッファを評価してください (r0945)。
- すべてのコンポーネントに対して POWER ON (電源切/入) してください。
- 必要に応じて、不揮発性メモリ (例: メモリカード) のデータを確認してください。
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
- コントロールユニットを交換してください。
浮動小数点例外
FloatingPoint exc
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
浮動小数点データタイプの運転中、例外が発生しました。
故障はベースシステムか、OA アプリケーション (例: FBLOCKS、DCC) により発生した可能性があります。
故障値 (r0949、16 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
注:
この故障に関する詳細は、r9999 を参照してください。
r9999[0]: 故障番号。
r9999[1]: 例外が発生した時点のプログラムカウンタ。
r9999[2]: 浮動小数点例外の原因。
ビット 0 = 1: 無効な運転。
ビット 1 = 1: ゼロ除算。
ビット 2 = 1: オーバーフロー。
ビット 3 = 1: アンダーフロー。
ビット 4 = 1: 不正確な結果。
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- FBLOCKS のブロックのコンフィグレーションと信号を確認してください。
- DCC チャートのコンフィグレーションと信号を確認してください。
- ファームウェアを最新のバージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
内部ソフトウェアエラー
SW_error int
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
内部ソフトウェアエラーが発生しました。
故障値 (r0949、16 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
メモリアクセス時の確認遅延時間
Ackn delay mem access
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
「READY」に戻らないメモリ領域へのアクセスがありました。
故障値 (r0949、16 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
内部ソフトウェアエラー
SW_error int
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
内部ソフトウェアエラーが発生しました。
故障値 (r0949、16 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用
- 診断パラメータ (r9999) を読み出す。
- ホットラインにお問い合わせください。
ファイルのアップロード/ダウンロードエラー
Upload/download error
コンポーネント番号: %1, 故障原因: %2
ハードウェア/ソフトウェア故障
EEPROM データをアップロードまたはダウンロードできませんでした。
故障値 (r0949、16 進表示):
yyxxxx hex: yy = コンポーネント番号、xxxx = 故障原因
xxxx = 000B hex = 11 dec:
パワーユニットコンポーネントがチェックサムエラーを検出しました。
xxxx = 000F hex = 15 dec:
選択したパワーユニットが EEPROM ファイルの内容を受け付けません。
xxxx = 0011 hex = 17 dec:
パワーユニットコンポーネントが内部アクセスエラーを検出しました。
xxxx = 0012 hex = 18 dec:
幾度か通信を試みましたが、パワーユニットコンポーネントからの応答がありません。
xxxx = 008B hex = 140 dec:
パワーユニットコンポーネントの EEPROM ファイルがメモリカード上にありません。
xxxx = 008D hex = 141 dec:
ファームウェアの長さの不正が受信されました。ダウンロード/アップロードが中断された可能性があります。
xxxx = 0090 hex = 144 dec:
ダウンロードされたファイルのチェック時、コンポーネントがエラー (チェックサム) を検出しました。メモリカード上のファイルが破損している可能性があります。
xxxx = 0092 hex = 146 dec:
このソフトウェアまたはハードウェアが、選択した機能をサポートしていません。
xxxx = 009C hex = 156 dec:
指定したコンポーネント番号のコンポーネントが使用できません (p7828)。
xxxx = その他の値:
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
アップロードまたはダウンロードのために適切なファームウェアファイルまたは EEPROM ファイルをメモリカードの「/ee_sac/」フォルダに保存してください。
CU: 制御カード過熱
CU: Ctrl_module overtemp
-
制御コンポーネントの過熱
制御カード (コントロールユニット) の温度 (r0037[0]) が指定された限界値を超過しました。
- コントロールユニットの吸気口を確認してください。
- コントロールユニットのファンを確認してください。
注:
アラームは、リミット値を下回ると自動的に取り消されます。
ドライブタイプ不明
Drv_typ unknown
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
不明なドライブタイプが見つかりました。
- パワーモジュールを交換してください。
- POWER ON (電源切/入) を実行してください
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
内部ソフトウェアエラー
SW_error int
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
内部ソフトウェアエラーが発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
ファームウェアが変更されました
FW changed
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
工場出荷時バージョンに関して、ディレクトリ内の少なくとも 1 つのファームウェアファイルが不揮発性メモリ (メモリカード/デバイスメモリ) 上で不正に変更されました。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
0: 1 つのファイルのチェックサムが不正です。
1: ファイルがありません。
2: ファイルが多すぎます。
3: 不正なファームウェアバージョン。
4: バックアップファイルの不正なチェックサム。
ファームウェアの不揮発性メモリ (メモリカード/デバイスメモリ) の場合、出荷時設定に戻してください。
注:
該当するファイルは、パラメータ r9925 で読み取ることができます。
ファームウェアチェックの状況は、r9926 を使用して表示されます。
コンポーネントリスト 変更済
Comp_list changed
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
メモリカード上で、ディレクトリ /SIEMENS/SINAMICS/DATA または /ADDON/SINAMICS/DATA 内のファイルが不正に出荷時設定から変更されました。このディレクトリで、変更は許可されません。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
zyx dec: x = 問題、y = ディレクトリ、z = ファイル名
x = 1: ファイルが存在していません。
x = 2: ファイルのファームウェアのバージョンとソフトウェアのバージョンが一致していません。
x = 3: ファイルチェックサムが不正です。
y = 0: ディレクトリ /SIEMENS/SINAMICS/DATA/
y = 1: ディレクトリ /ADDON/SINAMICS/DATA/
z = 0: ファイル MOTARM.ACX
z = 1: ファイル MOTSRM.ACX
z = 2: ファイル MOTSLM.ACX
z = 3: ファイル ENCDATA.ACX
z = 4: ファイル FILTDATA.ACX
z = 5: ファイル BRKDATA.ACX
z = 6: ファイル DAT_BEAR.ACX
z = 7: ファイル CFG_BEAR.ACX
関連メモリカードのファイルの場合、出荷時設定の状態に戻してください。
起動が何度も中断されました。
Boot int sev times
-
ハードウェア/ソフトウェア故障
モジュールの起動が複数回中断されました。その結果、モジュールは出荷時設定値で起動されます。
起動中断の考えられる原因:
- 電源の中断。
- CPU のクラッシュ。
- 無効なパラメータ設定。
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。電源投入後、モジュールは有効なパラメータから再起動されます (使用可能な場合)。
- 有効なパラメータ設定に戻してください。
注:
a) 初回試運転を実行し、保存し、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
b) 別の有効なパラメータのバックアップを (例: メモリカードから) ロードし、保存し、 POWER ON (電源切/入) を実行してください。
注:
故障状態が繰り返されると、複数回の起動中断後に、この故障が再び出力されます。
リムーバブルデータ媒体への書き込みに失敗
Write rem data med failed
-
ハードウェア/ソフトウェア故障
リムーバブルデータ媒体への書き込みアクセスに失敗しました。
リムーバブルデータ媒体を取り出して確認してください。この後、データのバックアップを再び行ってください。
RAM ディスクへの書き込み失敗
Wri to RAM disk unsucc
-
ハードウェア/ソフトウェア故障
内部 RAM ディスクへの書き込みアクセスに失敗しました。
システムログブック (p9930) のサイズを内部 RAM ディスクに適合させてください。
PC からの USB データ保存メディアとして取り外し可能なデータ保存メディアが使用されています
Removable_med from PC used
%1
一般的なドライブ故障
着脱可能なデータ保存メディアが PC からの USB データ保存として使用されます。
その結果、ドライブは着脱可能なデータメディアにアクセスできません。バックアップ時、コンフィグレーションデータは、取り外し可能なデータ保存メディアに保管されません。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 取り外し可能なデータ保存メディアのノウハウ保護およびコピー保護は有効です。バックアップは禁止されます。
2: コンフィグレーションデータは CU 内にのみバックアップリセットされます。
PC への USB 接続を無効にし、コンフィグレーションデータを保存します。
注:
USB 接続の接続解除時、または取り外し可能なデータ保存メディアを取り外す時、アラームは自動的にキャンセルされます。
ソフトウェアタイムアウト (内部)
SW timeout (internal)
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
内部ソフトウェアタイムアウトが発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
コンフィグレーションエラー
Config_error
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
ダウンロードされたパラメータ設定が異なるモジュールタイプ (手配形式 MLFB) で生成されました。
パラメータを不揮発性メモリに保存してください (p0971 = 1)。
マスタ制御のサインオブライフエラー
SoL_fail for mast_ctrl
-
上位コントローラへの通信エラー
PC での有効なマスタ制御では、監視時間内にサインオブライフを受信しませんでした。
マスタ制御は有効な BICO 接続に戻されました。
PC で監視時間を延長設定か、、必要に応じて監視機能を完全に無効にしてください。
試運転 ソフトウェアでは、監視時間は以下のように設定できます:
<Drive> -> Commissioning -> Control panel -> 「Fetch master control」 ボタン -> 監視時間をミリ秒で設定するウィンドウが表示されます。
注:
監視時間はできるだけ短く設定します。監視時間を延長すると、通信エラー発生時に応答が遅くなります!
単位切り替え: 基準パラメータ値無効
Ref par invalid
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
単位切り替えの際、必要とされる基準パラメータは 0.0 であってはいけません。
故障値 (r0949、パラメータ):
値 0.0 の基準パラメータ
基準パラメータ値を 0.0 以外に設定
単位切り替え: 基準値変更後のパラメータ計算に失敗
Calc par unsucc
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
基準パラメータの変更は、該当するパラメータで、設定値が単位あたりの表示で再計算がなかったことを意味します。変更が拒否され、変更前のパラメータ値が回復されました。
故障値 (r0949、パラメータ):
値が再計算できないパラメータ
- 該当するパラメータが単位ごとの表記で計算されるように、基準パラメータ値を選択します。
- 基準パラメータ p0596 変更前のテクノロジーユニットの選択 (p0595) はp0595 = 1 を設定します。
ACX: パラメータのバックアップファイルが破損しています
ACX: Back-up file corrupt
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
コントロールユニットが起動される時、完全なデータセットがパラメータのバックアップファイルで見つかりませんでした。パラメータ設定が最後に保存された時に、保存が完全には実行されませんでした。
スイッチ切またはメモリカードの取り出しによりバックアップが中断された可能性があります。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
ddccbbaa hex:
aa = 01 hex
データバックアップリセットなしに起動が行われました。ドライブは出荷時設定です。
aa = 02 hex:
最後の使用可能なバックアップデータがロードされました。パラメータ設定を確認しなければなりません。パラメータ設定を再びダウンロードすることが推奨されます。
aa = 03 hex:
最後の使用可能なバックアップデータがロードされました。パラメータ設定を確認しなければなりません。
aa = 04 hex:
無効なデータバックアップがメモリカードからドライブにロードされました。ドライブは出荷時設定です。
dd、cc、bb:
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
試運転ソフトウェアを使用してプロジェクトを再びダウンロードしてください。
すべてのパラメータを保存します (p0971 = 1 または (「Copy RAM to ROM」)。
ACX: パラメータのバックアップファイル 不足
ACX: PS file missing
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
デバイスパラメータのダウンロード時に、ドライブオブジェクトに関するパラメータのバックアップファイル PSxxxyyy.ACX を見つけることができませんでした。
故障値 (r0949、16 進表示):
バイト 1: ファイル名 PSxxxyyy.ACX 内の yyy
yyy = 000 --> 一貫性バックアップファイル
yyy = 001 ... 062 --> ドライブオブジェクト番号
yyy = 099 --> PROFIBUS パラメータのバックアップファイル
バイト 2、3、4:
シーメンス社内トラブルシューティング専用
試運転ソフトウェアを使用してプロジェクトデータを保存した場合は、プロジェクトを新たにダウンロードしてください。
「Copy RAM to ROM」機能または p0971 = 1 を使用して保存してください。
つまり、パラメータファイルは再び完全に不揮発性メモリに書き込まれるということです。
注:
プロジェクトデータをバックアップしなかった場合は、新たな初回試運転を実行する必要があります。
ACX: パラメータのバックアップファイルのロード失敗
ACX: PS file load nok
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
PSxxxyyy.ACX または PTxxxyyy.ACX ファイルを不揮発性メモリからダウンロードする際に故障が発生しました。
故障値 (r0949、16 進表示):
バイト 1: ファイル名 PSxxxyyy.ACX 内の yyy
yyy = 000 --> 一貫性バックアップファイル
yyy = 001 ... 062 --> ドライブオブジェクト番号
yyy = 099 --> PROFIBUS パラメータのバックアップファイル
バイト 2:
255: 不正なドライブオブジェクトタイプ
254: トポロジー比較失敗 -> ドライブオブジェクトタイプが特定できませんでした。
考えられる原因:
- 実際のトポロジー内の不正なコンポーネントタイプ
- 実際のトポロジーにコンポーネントが存在しません。
- コンポーネントが有効ではありません
その他の値:
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
バイト 4、3:
シーメンス社内トラブルシューティング専用
試運転ソフトウェアを使用してプロジェクトデータを保存した場合は、プロジェクトを再びダウンロードしてください。すべてのパラメータファイルを不揮発性メモリに再び完全に書き込むには、「Copy RAM to ROM」機能または p0971 = 1 を使用して保存します。
- メモリカードまたはコントロールユニットを交換してください。
ACX: パラメータのバックアップファイルの書き込みに失敗しました
ACX: PS file write error
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
不揮発性メモリの少なくとも 1 つのパラメータバックアップファイル PSxxxyyy.*** への書き込みに失敗しました。
ディレクトリ /USER/SINAMICS/DATA/ の少なくとも 1 つのパラメータバックアップファイル PSxxxyyy.*** に「読み取り専用」ファイル属性があり、上書きすることができません。
十分なメモリの空き容量がありません。
不揮発性メモリに不具合があり、書き込むことができません。
故障値 (r0949、16 進表示):
dcba hex
a = ファイル名 PSxxxyyy.*** の yyy
a = 000 --> 一貫性バックアップファイル
a = 001 ... 062 --> ドライブオブジェクト番号
a = 099 --> PROFIBUS パラメータバックアップファイル
b = ファイル名 PSxxxyyy.*** の xxx
b = 000 --> データ保存が p0971 = 1 で開始
b = 010 --> データ保存が p0971 = 10 で開始
b = 011 --> データ保存が p0971 = 11 で開始
b = 012 --> p0971 = 12 で開始されるデータ保存
d、c:
シーメンス社内トラブルシューティング専用
- ファイル属性 (PSxxxyyy.***、CAxxxyyy.***、CCxxxyyy.***) を確認し、必要に応じて「read only」から「writable」へ変更してください。
- 不揮発性メモリの空き容量を確認してください。システムの各ドライブオブジェクトに 80 kbyte の空き容量が必要です。
- メモリカードまたは CompactFlash カードを交換してください。
パラメータ設定を保存し、POWER ON を実行してください。
Par save + POWER ON
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
関連パラメータのバックアップとコントロールユニットが電源切/入される 1 つのパラメータが変更されます。
- パラメータを保存してください (p0971)。
- コントロールユニットの POWER ON (電源切/入) を実行してください。
プロジェクトダウンロード中のパラメータエラー
Par_err when downloading
パラメータ: %1, インデックス: %2, 故障原因: %3
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
試運転ソフトウェアによるプロジェクトダウンロード時にエラーが発生しました (例: 不正なパラメータ値)。
指定されたパラメータの場合、ダイナミックリミットの超過が検出されました。他のパラメータに依存している可能性があります。
故障値 (r0949、16 進表示):
ccbbaaaa hex
aaaa = パラメータ
bb = インデックス
cc = 故障原因
0: パラメータ番号が不正。
1: パラメータ値が変更できません。
2: 下側または上限を超過。
3: サブインデックスが不正。
4: 配列なし、サブインデックスなし。
5: データタイプが不正。
6: 設定不可 (のみ)。
7: ディスクリプション要素の変更不可。
9: 記述データなし。
11: マスタ制御なし。
15: テキスト配列なし。
17: 運転状態により実行不可なタスク。
20: 不正な値。
21: 応答が長すぎる。
22: パラメータアドレスが不正。
23: フォーマットが不正。
24: 値の数が不一致。
108: 単位が不明。
その他の値:
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- 指定パラメータへ正確な値を入力してください。
- 指定パラメータの値の範囲を制限するパラメータを確認してください。
プロジェクトダウンロード中の致命的エラー
Fatal error download
故障原因: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
試運転ソフトウェアを使用したプロジェクトのダウンロード時に致命的なエラーが検出されました。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: デバイスステータスをデバイスダウンロードに変更できません (ドライブオブジェクト ON?)。
2: 不正なドライブオブジェクト番号。
8: 生成可能なドライブオブジェクトの最大数を超過しました。
11: ドライブオブジェクト生成中のエラー (グローバルコンポーネント)。
12: ドライブオブジェクト生成中のエラー (ドライブコンポーネント)。
13: 不明なドライブオブジェクトタイプ。
14: ドライブステータスを「運転準備完了」に変更できません (r0947 および r0949)。
15: ドライブステータスを「ドライブダウンロード」に変更できません。
16: デバイスステータスを「運転準備完了」に変更できません。
18: 新規のダウンロードはドライブユニットの出荷時設定が復元される場合にのみ可能です。
20: コンフィグレーションが一貫していません。
21: ダウンロードパラメータの受け付け時のエラー。
22: ソフトウェア内部のダウンロードエラー.
100: (例: 通信エラーの場合) 試運転クライアントから書き込み要求が受信されなかったため、ダウンロードがキャンセルされました。
他の値:
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- 最新バージョンの試運転ソフトウェアを使用してください。
- オフラインプロジェクトを変更し、新たにダウンロードを実行してください (例: オフラインプロジェクトとドライブのモータとパワーモジュールを比較)。
- ドライブの状態を変更してください (ドライブは回転していますか、メッセージ/信号がありますか?)。
- 任意の他のメッセージ/信号を注意して確認し、その原因を取り除いてください。
- 以前に保存したファイルから起動してください (電源切/入または p0970)。
CU: 記述データエラー
CU: Descr_data error
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
不揮発性メモリに保存された記述データのロード時に、エラーが検出されました。
メモリカードまたはコントロールユニットを交換してください。
コンフィグレーションデータ無効
Config_data invalid
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
不揮発性メモリに保存されたパラメータファイル PSxxxyyy.ACX、PTxxxyyy.ACX、CAxxxyyy.ACX、または CCxxxyyy.ACX の評価時にエラーが検出されました。このため、一定の条件下で、保存されたパラメータ値の一部が受け付けられませんでした。r9406 ... r9408 も参照。
アラーム値 (r2124、16 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
r9406 ... r9408 に表示されるパラメータを確認し、必要に応じて変更してください。
(p0970 = 1) を使用して出荷時設定に戻し、プロジェクトをドライブユニットに再ロードしてください。
その後、「Copy RAM to ROM」機能または p0971 = 1 を使用して、パラメータ設定を STARTER に保存してください。これにより、不揮発性メモリの不正なパラメータファイルが上書きされ - アラームが取り消されます。
ファイルへの書き込みができません
Write to file n poss
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
書き込み保護されたファイルには書き込みできません (PSxxxxxx.acx)。書き込み要求が中断されました。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
ドライブオブジェクト番号
不揮発性メモリの .../USER/SINAMICS/DATA/... のファイルに関して「書き込み保護」属性が設定されているかどうか確認してください。必要に応じて書き込み保護を解除し、再び保存してください (例: p0971 を 1 に設定します)。
CU: 内部エラー (CRC)
CU: Int error (CRC)
-
ハードウェア/ソフトウェア故障
コントロールユニットプログラムメモリの CRC エラー
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
バッファメモリ: 使用レベル 70% に到達または超過
Buffer mem 70% reached
-
一般的なドライブ故障
パラメータ変更の不揮発性バッファメモリが少なくとも 70% 使用されます。
これは、バッファメモリが有効であり (p0014 = 1)、パラメータがフィールドバスシステムにより継続的に変更される場合にも発生する場合があります。
必要に応じてバッファメモリを無効にし、クリアしてください (p0014 = 0)。
必要に応じてバッファメモリをクリアしてください (p0014 = 2)。
以下の場合、バッファメモリのエントリーは ROM に伝送され、バッファメモリがクリアされます:
- p0971 = 1
- コントロールユニットの電源切/入
バッファメモリ: 使用レベル 100% に到達
Buffer mem 100% reached
-
一般的なドライブ故障
パラメータ変更の不揮発性バッファメモリが 100% 使用されます。
これ以降のすべてのパラメータ変更は、不揮発性バッファメモリには書き込まれません。但し、揮発性メモリ (RAM) へのパラメータ変更の作成は依然として可能です。
この状況は、バッファメモリが有効であり (p0014 = 1)、パラメータがフィールドバスシステムにより継続的に変更される場合にも発生する場合があります。
必要に応じてバッファメモリを無効にし、クリアしてください (p0014 = 0)。
必要に応じてバッファメモリをクリアしてください (p0014 = 2)。
以下の場合、バッファメモリのエントリーは ROM に伝送され、バッファメモリがクリアされます:
- p0971 = 1
- コントロールユニットの電源切/入
CU: データメモリ メモリオーバーフロー
CU: Data mem, mem_overflow
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
データメモリ領域の使用率が大きすぎます。
故障値 (r0949、2 進表示):
ビット 0 = 1: 高速データメモリ 1 空き容量が不十分です (過負荷)
ビット 1 = 1: 高速データメモリ 2 空き容量が不十分です (過負荷)
ビット 2 = 1: 高速データメモリ 3 空き容量が不十分です (過負荷)
ビット 3 = 1: 高速データメモリ 4 空き容量が不十分です (過負荷)
- ファンクションモジュールを無効にしてください。
- ドライブオブジェクトを無効にしてください。
- ターゲットトポロジーからドライブオブジェクトを削除してください。
パラメータバックアップとデバイスが一致していません
Par_backup and dev incomp
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
メモリカードとドライブユニット上のパラメータのバックアップが一致していません。
モジュールは、出荷時設定で起動します。
例:
デバイス A および B に互換性はなく、デバイス A 用のパラメータのバックアップが保存されるメモリカードがデバイス B に挿入されます。
- 互換性のあるパラメータバックアップを保存したメモリカードを挿入し、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- パラメータバックアップが保存されていないメモリカードを挿入し、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- 必要に応じてメモリカードを取り出し、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- パラメータを保存してください (p0971 = 1)。
バックアップコピーから復元されたメモリカード
Mem_card restored
-
一般的なドライブ故障
メモリカードへの書き込み中にコントロールユニットの電源が遮断されました。このため、可視化されたパーティションで故障が発生しました。
電源投入後、不揮発性パーティション (バックアップコピー) からのデータが可視化されたパーティションに書き込まれました。
ファームウェアおよびパラメータ設定が最新であることを確認してください。
メモリカード上のバックアップコピーに必要な POWER ON
mem_card PO req
-
一般的なドライブ故障
メモリカードの可視化されたパーティションのパラメータ割り付けが変わりました。
メモリカード上のバックアップコピーが非表示パーティションに更新されるようにするためには、POWER ON を実行するか、コントロールユニットのハードウェアリセット (p0972) を実行してください。
注:
このアラームにより、新たな POWER ON 実行が必要になる場合があります (例: p0971 = 1 での保存後)。
- コントロールユニットに対して POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ハードウェアリセットを実行してください (RESET ボタン、p0972)。
CU: 不十分なメモリ
CU: Memory too small
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
コントロールユニットでコンフィグレーションされているデータセットの数が多すぎます。
故障値 (r0949、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- データセットの数を低減させてください。
メモリカードへの保存に失敗しました
Save to mem_card failed
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
メモリカードへのデータ保存が正常に終了しませんでした。
- メモリカードに欠陥があります。
- メモリカードの空き容量不足。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: RAM のファイルを開くことができませんでした。
2: RAM のファイルを読み込むことができませんでした。
3: メモリカードに新規のディレクトリを作成できませんでした。
4: メモリカードに新規のファイルを作成できませんでした。
5: メモリカードに新規のファイルを書き込むことができませんでした。
- 再び保存を実行してください。
- メモリカードまたはコントロールユニットを交換してください。
CU: 許可されないパワーユニット
CU: PU not perm
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
このコントロールユニットと共に、接続されたパワーユニットを使用できません。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: パワーユニットがサポートされていません (例: PM340)。
対応していないパワーユニットを対応しているパワーユニットに交換してください。
端子の初期化に失敗しました
Term init failed
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
端子機能の初期化中に内部ソフトウェアエラーが発生しました。
故障値 (r0949、16 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
- コントロールユニットを交換してください。
CU: ドライブオブジェクトタイプの無効な配置
CU: Manage DO_typ inval
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
ドライブオブジェクトタイプ SERVO、VECTOR および HLA を同時に運転することはできません。
これらのドライブオブジェクトタイプの最大 2 をコントロールユニットで運転することができます。
ユニットの電源を遮断します。
- ドライブオブジェクトタイプ SERVO、VECTOR、HLA の使用を最大 2 に制限します。
- ユニットを再試運転します。
CU: タイムスライスオーバーフロー
CU: Time slice overflow
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
不十分な演算時間。
故障値 (r0949、16 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用
ホットラインにお問い合せください。
CU: CU- EEPROM 不正な「read-only (読み取り専用)」データ
CU: CU-EEPROM RO error
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
コントロールユニットの EEPROM の読み取り専用データ読み取り時のエラー
故障値 (r0949、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- コントロールユニットを交換してください。
CU: CU- EEPROM 不正な「read-write (読み出し・書き込み)」データ
CU: CU-EEPROM RW error
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
コントロールユニットの EEPROM の読み出し・書き込みデータ読み取り時のエラー
アラーム値 (r2124、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用
アラーム値が r2124 < 256 の場合、以下が適用されます:
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- コントロールユニットを交換してください。
アラーム値 r2124 >= 256 の場合、以下が適用されます:
- 故障メモリをクリアしてください (p0952 = 0)。
- コントロールユニットを交換してください。
CU: 以前のファームウェアバージョン
CU FW version too old
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
コントロールユニットのファームウェアが古すぎます。
故障値 (r0949、16 進表示):
bbbbbbaa hex: aa = サポートされていないコンポーネント
aa = 01 hex = 1 dec:
現在使用中のファームウェアは、このコントロールユニットをサポートしていません。
aa = 02 hex = 2 dec:
現在使用中のファームウェアは、このコントロールユニットをサポートしていません。
aa = 03 hex = 3 dec:
現在使用中のファームウェアは、このパワーモジュールをサポートしていません。
aa = 04 hex = 4 dec:
現在使用中のファームウェアは、このコントロールユニットをサポートしていません。
故障値 = 1、2、4 に関して:
- コントロールユニットのファームウェアを更新してください。
故障値 = 3 の場合:
- コントロールユニットのファームウェアを更新してください。
- パワーモジュールをサポートされているコンポーネントと交換してください。
BICO: 接続を確立できません
BICO: Intercon n poss
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
PROFIdrive テレグラムが設定されました (p0922)。
テレグラム内の接続を確立できませんでした。
故障値 (r0949、10 進表示):
交換すべきパラメータレシーバ。
その他の接続を確立してください。
BICO: 信号ソースが浮動小数点タイプではありません
BICO: Source not float
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
希望のコネクタ出力のデータタイプが正しくありません。接続が確立されていません。
故障値 (r0949、10 進表示):
接続されるべきパラメータ番号 (コネクタ出力)
このコネクタ入力を浮遊データタイプのコネクタ出力を接続してください。
BICO: 異なるスケーリングでの接続
BICO: Scale diff
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
要求された BICO 接続が確立されましたが、基準値を使用して BICO 出力と BICO 入力間での変換が行われました。
- BICO 出力の基準単位が BICO 入力の基準単位とは異なっています。
- ドライブオブジェクト内での接続の場合のみのメッセージ
例:
BICO 出力の基準単位は電圧で、BICO 入力の基準単位は電流です。
つまり、BICO 出力と BICO 入力間で係数 p2002 / p2001 が計算されます。
p2002: 電流に対する基準値
p2001: 電圧に対する基準値
故障値 (r0949、10 進表示):
BICO入力のパラメータ番号 (信号シンク)
必要なし。
BICO: スケーリング不可
BICO: No scale avail
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
存在しないスケーリングのための換算係数を決定しようとする試行が行われました。
故障値 (r0949、10 進表示):
換算率の計算が試行された単位 (例: 速度に一致)
スケーリングを適用するか、伝送値を確認してください。
BICO: 異なるスケーリングでのクロス DO 接続
BICO: Scal diff DO
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
要求された BICO 接続が確立されましたが、基準値を使用して BICO 出力と BICO 入力間での変換が行われました。
異なるドライブオブジェクト間に接続が確立されましたが、BICO 出力と BICO 入力の基準単位が異なるか、同じ基準単位でも基準値が異なっています。
例 1:
BICO 出力の基準単位が電圧、BICO 入力が電流で、異なるドライブオブジェクト上にあります。つまり、係数 p2002/p2001 が BICO 出力と BICO入力間で計算されます。
p2002: 電流の基準値
p2001: 電圧の基準値
例 2:
BICO 出力の基準値はドライブオブジェクト 1 (DO1) で電圧、BICO 入力はドライブオブジェクト 2 (DO2) で電圧とします。 2 つのドライブオブジェクトの電圧基準値 (p2001) は異なる値です。つまり、係数 p2001 (DO1)/p2001(DO2) が BICO 出力と BICO 入力間で計算されるということです。
p2001: 電圧の基準値、ドライブオブジェクト 1、2
故障値 (r0949、10 進表示):
BICO 入力のパラメータ番号 (信号シンク)。
必要なし。
BICO: 再接続中の書き込み時のエラー
BICO: Reconnect error
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
再接続操作中 (例: 起動またはダウンロード中、しかしながら、通常運転時にも発生する場合があります) に、パラメータを書き込むことができませんでした。
例:
ダブルワード BICO入力を 2 番目のインデックスにダブルワード (DWORD) で書き込む際に、メモリ領域が重なっています (例: p8861)。パラメータは、この時出荷時設定にリセットされます。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
BICO入力のパラメータ番号 (信号シンク)。
必要なし。
BICO: マスタ制御が有効で、パラメータへの書き込みが許可されていません
BICO: Mast_ctrl act
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
CDS の数を変更中、または CDS からのコピー中にマスタ制御が有効化されています。
必要に応じてマスタ制御を戻し、運転を繰り返してください。
ドライブ: モータのメンテナンス間隔を超過しました
Drv: t_maint reached
故障原因: %1 bin
一般的なドライブ故障
モータに設定されたサービス/メンテナンス期間になりました。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
モータデータセット番号
サービス/メンテナンスを実行し、サービス/メンテナンス間隔をリセットします (p0651)。
SI P1 (CU): STOP A トリガ済
SI P1: STOP A initiated
%1
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
プロセッサ 1 のドライブに内蔵された"Safety Integrated"機能が故障を検出し、STOP A を作動しました。
- プロセッサ 1 の安全遮断経路の強制動作確認 (試験的停止) が失敗。
- 故障 F01611 に後続する応答 (監視チャンネルに欠陥)。
故障値 (r0949、10 進表示):
0: プロセッサ 2 からの停止要求。
1005: - STO が選択されていない、および、内部 STOP A が存在していないにも拘わらず、パルスがブロックされています。
1010: STO が選択されている、または、内部 STOP A が存在しているにも拘わらず、パルスがイネーブルです。
1011: パワーモジュールでのパルスイネーブルに対する内部故障
9999: 故障 F01611 に後続する応答。
- Safe Torque Off を選択し、再び選択を解除してください。
- すべてのコンポーネントに対して POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- 該当するパワーモジュールを交換してください。
故障値 = 9999 に関して:
- 故障 F01611 の診断を実行してください。
注:
PM: Power Module
STO: Safe Torque Off
SI P1 (CU): 監視チャンネルでの故障
SI P1: Defect in chan
%1
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
プロセッサ 1 のドライブに内蔵された"Safety Integrated"機能が 2 つの監視チャンネル間の相互データ比較により故障を検出し、STOP F を作動しました。
故障 F01600 (SI P1: STOP A 開始) がこの故障の結果として出力されます。
故障値 (r0949、10 進表示):
0: プロセッサ 2 からの停止要求。
1 ... 999:
この故障原因となった相互データ比較数。この数は r9795 にも表示されます。
2: SI セーフティ機能イネーブル (p9601、p9801)。相互データ比較はサポートされているビットに対してのみ行われます。
9: SI STO のデバウンス時間 (p9651、p9851)。
1000: 監視タイマが経過しました。
- 安全バックプレーンバス F0 で多すぎる信号変更が発生しました。
1001、1002: 初期化エラー、タイマを変更してください / タイマを確認してください。
1950: モジュール温度が許容温度範囲外。
1951: モジュール温度が妥当ではありません。
2000: 両方の監視チャンネルで STO 選択のステータスが異なります。
2001: 両方の監視チャンネルの安全パルスブロックのフィードバック信号が異なります。
2003: 両方の監視チャンネルの STO 端子のステータスが異なります。
"Cause"に記載された故障値 1 ... 999 に関して:
- STOP F の原因となった相互データ比較を確認してください。
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
故障値 = 1000 に関して:
- 安全バックプレーンバス F0 の制御を確認してください (接触不良)。
故障値 = 1001、1002 に関して:
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
故障値 = 1950、1951 に関して:
- 許容温度範囲内でコントロールユニットを運転してください。
- コントロールユニットを交換してください。
故障値 = 2000、2001、2003 に関して:
- 安全バックプレーンバス F0 の制御を確認してください (接触不良)。
- r9772 の STO 選択の原因を確認してください。SI モーション機能が有効な場合 (p9501 = 1)、STO はこれらの機能を使用して選択することもできます。
"Cause"に記載された故障値に関して:
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
- コントロールユニットを交換してください。
注:
STO: Safe Torque Off
SI P1 (CU): Safe Torque Off 有効
SI P1: STO active
-
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
「Safe Torque Off」 (STO) 機能が入力端子を介してプロセッサ 1 で選択され、現在有効です。
注:
このメッセージは安全停止応答には至りません。
必要なし。
注:
STO: Safe Torque Off
SI P1 (CU): セーフティデータでのサインオブライフエラー
SI P1: Sign-of-life error
%1
内部 (DRIVE-CLiQ) 通信エラー
プロセッサ 1 のドライブに内蔵された「Safety Integrated」機能が安全データのサインオブライフにエラーを検出し、STOP A を作動しました。
- プロセッサ 1 およびプロセッサ 2 間の通信エラーが発生か、通信がなくなりました。
- 安全ソフトウェアのタイムスライスオーバーフローが発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- Safe Torque Off を選択し、再び選択解除してください。
- POWER ON (電源切/入) を実行してください
- 他に故障がないかどうか確認し、必要に応じて診断を実行してください。
- 制御盤の構造とケーブルの配線が EMC要求事項に準拠していることを確認してください。
SI P1 (CU): コンポーネントの交換を検出および確認/保存の要求
SI P1: comp_exchg ack/save
%1
一般的なドライブ故障
ドライブに内蔵された「Safety Integrated」機能はあるコンポーネントが交換されたことを検出しました。
ドライブを運転することはもはやできません。
セーフティ機能が有効な場合、コンポーネントの交換後に、部分的なアクセプタンステストを実行する必要があります。
故障値 (r0949、2 進表示):
ビット 0 = 1:
コントロールユニットが交換されたことが検出されました。
ビット 1 = 1:
モータモジュール/油圧モジュールが交換されたことが検出されました。
ビット 2 = 1:
パワーモジュールが交換されたことが検出されました。
ビット 3 = 1:
センサモジュールチャンネル 1 が交換されたことが検出されました。
ビット 4 = 1:
センサモジュールチャンネル 2 が交換されたことが検出されました。
ビット 5 = 1:
センサチャンネル 1 が交換されたことが検出されました。
ビット 6 = 1:
センサチャンネル 2 が交換されたことが検出されました。
- コンポーネントの交換を確認してください (p9702 = 29)。
- すべてのパラメータを保存してください (p0977 = 1 または p0971 = 1 または 「copy RAM to ROM」を実行してください)。
- 故障をリセットしてください (例: BI: p2103)。
注:
故障に加えて、診断ビット r9776.2 および r9776.3 が設定されます。
SI P1 (CU): コンポーネントの交換を検出、保存の要求
SI P1: comp_exchg save
%1
一般的なドライブ故障
ドライブに内蔵された「Safety Integrated」機能はコンポーネントが交換されたことを検出しました。
追加の故障応答は開始されません。そのため、検出のドライブの運転が制限されることはありません。
セーフティ機能が有効である場合、コンポーネントの交換後に、部分的アクセプタンステストを実行する必要があります。
故障値 (r0949、2 進表示):
ビット 0 = 1:
コントロールユニットが交換されたことが検出されました。
ビット 1 = 1:
モータモジュール/油圧モジュールが交換されたことが検出されました。
ビット 2 = 1:
パワーモジュールが交換されたことが検出されました。
ビット 3 = 1:
センサモジュールチャンネル 1 が交換されたことが検出されました。
ビット 4 = 1:
センサモジュールチャンネル 2 が交換されたことが検出されました。
ビット 5 = 1:
センサチャンネル 1 が交換されたことが検出されました。
ビット 6 = 1:
センサチャンネル 2 が交換されたことが検出されました。
- すべてのパラメータを保存 (p0977 = 1 または p0971 = 1 または「copy RAM to ROM」)。
- 故障をリセット (例: BI: p2103)。
SI P1 (CU): 内部ソフトウェアエラー
SI P1: SW_error int
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
プロセッサ 1 の Safety Integrated ソフトウェアに内部エラーが発生しました。
注:
この故障は確認できない STOP A に至ります。
故障値 (r0949、16 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- 「Safety Integrated」機能を再試運転し、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
- コントロールユニットを交換してください。
SI P1 (CU): アクセプタンステスト要求済
SI P1: Acc_test req
%1
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
プロセッサ 1 のドライブに内蔵された"Safety Integrated"機能がアクセプタンステストを要求しています。
注:
この故障はリセット可能な STOP A に至ります。
故障値 (r0949、10 進表示):
130: プロセッサ 2 のための安全パラメータが利用不可。
注:
この故障値は、Safety Integrated の初回の試運転時に必ず出力されます。
1000: プロセッサ 1 の基準および実際のチェックサムが一致してしません (起動時)。
- 少なくとも 1 つのチェックサムが確認されたデータが破損しています。
- オフラインで設定され、コントロールユニットにロードされた安全パラメータ。
2000: プロセッサ 1 の基準および実際のチェックサムが一致していません (試運転モード)。
- 基準チェックサムがプロセッサ 1 に不正に入力されています (p9799 ≠ r9798)。
- セーフティ機能の無効時に、p9501 が削除されませんでした。
2001: プロセッサ 2 の基準と実際のチェックサムが一致していません (試運転モード)。
- 基準チェックサムがプロセッサ 2 に不正に入力されています (p9899 ≠ r9898)。
- セーフティ機能の無効時に、p9501 が削除されませんでした。
2002: プロセッサ 1 およびプロセッサ 2 間のセーフティ関連機能のイネーブルが異なります (p9601 ≠ p9801)。
2003: 安全パラメータが変更されたため、アクセプタンステストが要求されています。
2004: イネーブルされたセーフティ機能を含むプロジェクトがダウンロードされたため、アクセプタンステストが要求されています。
2005: 安全ログブックは、有効な安全チェックサムが変更されたことを特定しました。アクセプタンステストが要求されます。
2010: 両方の監視チャンネル間のセーフティ関連のブレーキ制御のイネーブルが異なります (p9602 ≠ p9802)。
2020:プロセッサ 2 の安全パラメータ保存時のエラー。
9999: アクセプタンステストが要求される、起動時に発生した別の安全関連故障に後続する応答。
故障値 = 130 に関して:
- 安全試運転ルーチンを実行してください。
故障値 = 1000 に関して:
- 安全試運転ルーチンを再び実行してください。
- メモリカードまたはコントロールユニットを交換してください。
- STARTER を使用して、該当するドライブのセーフティパラメータ (設定変更、パラメータのコピー、設定の有効化) を有効にしてください。
故障値 = 2000 に関して:
- プロセッサ 1 の安全パラメータを確認し、基準チェックサムを適用してください (p9799)。
故障値 = 2001 の場合:
- プロセッサ 2 の安全パラメータを確認し、基準チェックサムを適用してください (p9899)。
故障値 = 2002 に関して:
- プロセッサ 1 のセーフティ関連機能をイネーブルし、プロセッサ 2 を確認してください (p9601 = p9801)。
故障値 = 2003、2004、2005 に関して:
- アクセプタンステストを実行し、アクセプタンスレポートを作成してください。
故障値 2005 を含む故障は、"STO"機能が選択解除されている場合にのみ、リセットできます。
故障値 = 2010 に関して:
- 両方の監視チャンネルのセーフティ関連のブレーキ制御のイネーブルを確認してください (p9602 = p9802)。
故障値 = 2020 に関して:
- 安全試運転ルーチンを再び実行してください。
- メモリカードまたはコントロールユニットを交換してください。
故障値 9999 に関して:
- 発生中のその他の安全関連故障の診断を実行してください。
注:
STO: Safe Torque Off
SI P1 (CU): 同期 セーフティタイムスライス 失敗
SI P1: Sync unsucc.
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
ドライブベース 「Safety Integrated」機能がプロセッサ 1 とプロセッサ 2 間の安全タイムスライスの同期を要求しています。この同期に失敗しました。
注:
このエラーは、できない STOP A に至ります。
故障値 (r0949、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
POWER ON (電源切/入) を実行してください。
SI P1 (CU): 監視機能の調整
SI P1: Function align
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
プロセッサ 1 とプロセッサ 2 の Safety Integrated 監視機能の調整時にエラーが発生しました。サポートされた SI 監視機能の共通セットが確認できませんでした。
- プロセッサ 1 とプロセッサ 2 間で通信エラーが発生か、通信が失敗しました。
注:
このエラーは確認できない STOP A に至ります。
故障値 (r0949、16 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- 制御盤の構造とケーブルの配線が EMC 指令に準拠していることを確認してください。
SI P1 (CU): パラメータプロセッサ 2 エラー
SI P1: Par P2 error
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
不揮発性メモリのプロセッサ 2 の Safety Integrated パラメータへのアクセスする際に、エラーが発生しました。
注:
この故障はリセットできる STOP A に至ります。
故障値 (r0949、10 進表示):
129: プロセッサ 2 のセーフティパラメータに誤りがあります。
131: プロセッサ 2 の内部ソフトウェアエラー
132: セーフティパラメータのアップロードまたはダウンロード時の通信エラー
255: プロセッサ 1 の内部ソフトエラー
- セーフティ機能を再試運転してください。
- メモリカードまたはコントロールユニットを交換してください。
故障値 = 129 に関して:
- セーフティ機能の試運転モードを有効化してください (p0010 = 95)。
- SI パラメータのコピー機能を開始してください (p9700 = D0 hex)。
- データ変更を確認してください (p9701 = DC hex)。
- セーフティ機能の試運転モードを完了してください (p0010 = 0)。
- すべてのパラメータを保存してください (p0971 = 1 または「copy RAM to ROM」)。
- コントロールユニットの POWER ON (電源切/入) を実行してください。
故障値 = 132 に関して:
- 制御盤の構造とケーブル敷設が EMC 要求事項に適合していることを確認してください
SI P1 (CU): パラメータの書き込み要求拒否
SI P1: Write rejected
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
プロセッサ 1 の 1 つ以上の Safety Integrated パラメータに対する書き込み要求が拒否されました。
注:
この故障は、安全停止応答には至りません。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: Safety Integrated パスワードが設定されていません。
2: ドライブパラメータのが選択されました。しかし、Safety Integrated が現在イネーブルとなっているため、 Safety Integrated パラメータはリセットされませんでした。
10: サポートできないにもかかわらず、 STO 機能のイネーブルが試行されました。
15: サポートできないにもかかわらず、ドライブに内蔵されたモーション監視機能のイネーブルが試行されました。
20:同時にサポートされていないにもかかわらず、安全バックプレーンバス (F0、F1) 経由のドライブに内蔵されたモーション監視機能および安全バックプレーンバス (F0) 経由の STO のイネーブルが同時に試行されました。
21: 接続されたパワーモジュールでサポートされていないにもかかわらず、Safety Integrated 機能のイネーブルが試行されました。
故障値 = 1 に関して:
- Safety Integrated パスワードを設定してください (p9761)。
故障値 = 2 に関して:
- Safety Integrated (p9501、p9601) を禁止、または、安全パラメータ (p0970 = 5) をリセットし、その後、ドライブパラメータを再びリセットしてください。
故障値 = 10、15 に関して:
- セーフティ機能調整に故障がないかどうか確認し (F01655、F30655)、必要に応じて、該当する故障診断を実行してください。
- 必要な機能をサポートするコントロールユニットを使用してください。
故障値 = 20 に関して:
- イネーブル設定を訂正してください (p9601)。
故障値 = 21 に関して:
- Safety Integrated 機能をサポートするパワーモジュールを使用してください。
注:
STO: Safe Torque Off
SI P1 (CU): セーフティ関連機能がサポートされていません
SI P1: SI not supported
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
パワーモジュールはセーフティ関連機能をサポートしていません。Safety Integrated の試運転ができません。
注:
この故障は安全停止応答となりません。
- セーフティ関連機能をサポートしているパワーモジュールを使用してください。
SI P1 (CU): セーフティ入力のシミュレーション有効
SI P1: Sim safety DI act
故障原因: %1 bin
一般的なドライブ故障
コントロールユニットのデジタル入力のシミュレーション (p0795) は有効です。
安全関連入力 (p9620、p10022 ... p10032 参照) がシミュレーションされることは許容されません。
故障値 (r0949、2 進表示):
表示されるビットは、シミュレーションしてはいけないデジタル入力を示します。
- セーフティ入力のためのコントロールユニットのデジタル入力のシミュレーションを無効にしてください (p0795)。
- 故障を確認してください。
内部通信エラー
Error int comm
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
モジュール内部通信エラーが発生しました。
故障値 (r0949、16 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
SI P1 (CU): SI パラメータのコピーが拒否されました
SI P1: Copying rejected
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
p9700 で、値 87 または 208 が保存されます、または オフラインで入力されました。
システム起動時にプロセッサ 1 からプロセッサ 2 への Safety Integrated パラメータコピーが試行されることが原因です。但し、プロセッサ 1 上ではセーフティ関連機能が選択されていません (p9501 = 0、p9601 = 0)。このため、コピーができません。
注:
この故障は安全停止応答には至りません。
SI: Safety Integrated
- p9700 を 0 に設定します。
- p9501 および/または p9601 を確認し、必要に応じて変更してください。
- p9700 に該当する値を入力して、コピー機能を再起動してください。
SI P1 (CU): システムに欠陥があります
SI P1: System defective
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
システム故障が前回の起動時または現在実行中の起動以前に検出されました。システムが再起動 (リセット) されたかもしれません。
故障 (r0949、16 進表示):
200000 hex、400000 hex、8000yy hex (yy 任意):
- 現在の起動/運転時の故障
追加値:
- 前回のシステム起動時前の故障
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
故障値 = 200000 hex, 400000 hex, 8000yy hex (yy 任意) に関して:
- コントロールユニットがパワーモジュールに接続されていることを確認してください。
SI モーション P1 (CU): 安全確認用の F0/F1 での定常状態 (静的) 1 信号
SI Mtn P1: 1 sig F0/1
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
論理 1 信号が p10006 で設定された安全バックプレーンバス (F0、F1) に 10 秒よりも長く存在します。
不注意なセーフティ関連の確認 (「Acknowledgment internal event」信号) を避けるため、論理的 0 信号が通常運転で利用できなければなりません。
「内部イベント確認」用の安全バックプレーンを論理的 0 信号に設定してください (p10006)。
SI モーション: モータとパワーユニットの好ましくない組み合わせ
SI Mtn: Combi mot/PU
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
使用されているモータとパワーユニットの組み合わせは、エンコーダレスでの安全モーション監視機能の使用に適していません。
パワーユニットの定格電流 (r0207[0]) と定格モータ電流との比率 (p0305) が 5 よりも大きくなっています。
アラーム値 (r2124、 10 進表示):
故障原因となったモータデータセット数。
注記:
このアラームが遵守されない場合、値 1041... 1044 を含む - メッセージ C01711 または C30711 が時々発生します。
定格出力がよりも小さい適切なパワーユニットまたは定格出力がよりも大きいモータを使用してください。
SI モーション P1 (CU): チェックサムエラー、安全監視機能
SI Mtn P1: Checksum_error
%1
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
ドライブにより計算され、安全関連パラメータにより r9728 に入力されたチェックサムの実績値が、前回のマシンアクセプタンス時に p9729 に保存された基準チェックサムと一致しません。
安全関連パラメータが変更されたか、故障が存在します。
注:
この故障は確認可能な STOP A となります。
故障値 (r0949、10 進表示):
0: モーション監視に関する SI パラメータでのチェックサムエラー。
1: 実績値に関する SI パラメータでのチェックサムエラー。
2: コンポーネント割り付けに関する SI パラメータでのチェックサムエラー。
- 安全関連パラメータを確認し、必要に応じて変更してください。
- 「Copy RAM to ROM」機能を実行してください。
- POWER ON を要求する安全パラメータが変更された場合、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- アクセプタンステストを実行してください。
SI モーション P1 (CU): 不正なパラメータ値
SI Mtn P1: Par incorr
パラメータ: %1, 補足情報: %2
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
このパラメータはこの値で設定することができません。
注:
この故障は安全停止応答には至りません。
故障値 (r0949、10 進表示):
yyyyxxxx dec: yyyy = 補足情報、xxxx = パラメータ
yyyy = 0:
使用可能な追加情報なし。
xxxx = 9501:
「n < nx hysteresis and filtering」機能 (p9501.16) を「Extended functions without selection」機能 (p9601.5) と組み合わせてイネーブルすることは許容されません。
xxxx = 9522:
ギアステージの設定が高すぎます。
xxxx = 9547:
パラメータ p9547 の設定が低すぎます。
xxxx = 9585:
エンコーダと同期モータのないセーフティの場合、値 4 が p9585 に入力されなければなりません。
パラメータ値を変更してください。
xxxx = 9547 に関して:
- ヒステリシス/フィルタリングをイネーブルした場合 (p9501.16 = 1)、以下が適用されます:
パラメータ p9546/p9346 および p9547/p9347 を次の規則に従って設定してください: p9546 >= 2 x p9547; p9346 >= 2 x p9347。
xxxx = 9522 および 9585 に関して:
- パラメータ値を訂正してください。
SI モーション P1 (CU): 監視機能はサポートされません
SI Mtn P1: Fct not supp
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
p9501、p9601 または p9801 でイネーブルされた監視機能は、このファームウェアバージョンではサポートされません。
注:
この故障は、確認できない STOP A に至ります。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 監視機能 SLP は、サポートされていません (p9501.1)。
2: 監視機能 SCA は、サポートされていません (p9501.7 および p9501.8 ... 15)。
3: 監視機能 SLS オーバーライドは、サポートされていません (p9501.5)。
4: 監視機能外部 ESR 有効は、サポートされていません (p9501.4)。
5: 監視機能 PROFIsafe の F-DI は、サポートされていません (p9501.30)。
6: 実績値同期イネーブルは、サポートされていません (p9501.3)。
9: 監視機能はこのファームウェアでサポートされていません、または、イネーブルビットが使用されていません。
11: SERVO ドライブオブジェクトの場合のみ、監視機能はサポートされます。
12: SINUMERIK の Safety Integrated は、このコントロールユニットでは、サポートされていません。
20: ドライブに内蔵された監視機能は、PROFIsafe (p9501、p9601.1 ... 2 および p9801.1 ... 2) との併用でのみサポートされます。
21: PROFIsafe は、ドライブに内蔵されたモーション監視機能との併用においてのみサポートされています (p9501/p9601.1 ... 2 および p9801.1 ... 2)。
23: CU240 は、エンコーダを要求する監視機能をサポートしていません。
25: ドライブに内蔵されたモーション監視機能は、サポートされていません (p9501、p9601.2)。
28: エンコーダレス監視機能は、同期モータではサポートされていません (p9507.2)。
- 該当する監視機能を選択解除してください (p9501、p9601、p9801)。
注:
SCA: Safe Cam
SDI: Safe Direction
SLP: Safely-Limited Position
SLS: Safely-Limited Speed
SI モーション P1 (CU): SLS イネーブル不足
SI Mtn P1: SLS miss
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
他の安全関連監視機能がイネーブルされているにも拘わらず、セーフティ関連機能「SLS」が p9501 でイネーブルされていません。
注:
この故障は、安全停止応答には至りません。
「SLS」機能 (p9501.0) をイネーブルし、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
注:
POWER ON 以前の変更を保存してください 「copy from RAM to ROM」。
SLS: Safely-Limtied Speed
SI モーション: NVRAM のデータ保存エラー
SI Mtn: No NVRAM free
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
パラメータ r9781 および r9782 (セーフティ機能ログブック) の保存時に、ドライブの NVRAM に十分な空きメモリがありません。
注:
この故障は、安全停止応答には至りません。
故障値 (r0949、10 進表示):
0: ドライブに使用可能な物理 NVRAM がありません。
1: NVRAM に空きメモリ容量がありません。
故障値 = 0 に関して:
- コントロールユニットを NVRAM と使用してください。
故障値 = 1 に関して:
NVRAM のメモリ容量を消費している不要な機能を選択解除してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
注:
NVRAM: 不揮発性ランダムアクセスメモリ (不揮発性読み出し/書き込みメモリ)
SI モーション P1 (CU): エンコーダレスでは許容されないパラメータ値
SI Mtn P1: Par encoderless
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
エンコーダレスのモーション監視機能では、パラメータをこの値に設定できません。
注:
この故障では安全停止応答に至りません。
故障値 (r0949、10 進表示):
不正な値のパラメータ番号。
故障値により指定されたパラメータを補正してください。
SI P1 (CU): 安全パラメータ設定を変更済、POWER ON 要求済
SI P1: Par chng PO req
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
安全パラメータが変更されました; これらの変更は、ウォームリスタートまたは POWER ON 後にはじめて有効になります。
注記:
安全モーション監視機能の変更されたすべてのパラメータは、ウォームリスタートまたは POWER ON 後にはじめて有効になります。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
ウォームリスタートまたは POWER ON (電源切/入) が必要 となる、変更された安全パラメータのパラメータ番号。
- 「Copy RAM to ROM」機能を実行してください。
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
SI モーション: センサモジュールが交換されました
SI Mtn: SM replaced
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
安全関連監視機能に使用されているセンサモジュールが交換されました。ハードウェア交換が確認されなければなりません。アクセプタンステストを引き続き実行しなければなりません。
注:
このメッセージは、安全停止応答に至りません。
試運転ソフトウェア STARTER により以下のステップを実行してください:
- 安全画面フォームで「ハードウェア交換を確認」ボタンを押してください。
- 「Copy RAM to ROM」機能を実行してください。
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
選択肢として、試運転ソフトウェアのエキスパーリストで以下のステップを実行してください:
- ドライブのノード識別子のためのコピー機能を開始してください (p9700 = 1D hex)。
- ドライブ上のハードウェア CRC を確認します (p9701 = EC hex)。
- すべてのパラメータを保存してください (p0977 = 1)。
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
その後、アクセプタンステストを実行してください (『ファンクションマニュアル』の「Safety Integrated」参照)。
SINUMERIK の場合、以下が適用されます:
HMI は、セーフティ機能付きのコンポーネントの交換をサポートしています (操作領域 [Diagnostics] (診断) --> ソフトキー [Alarm list] (アラームリスト) --> ソフトキー [Confirm SI HW] (SI HW 確認)、など)。
正確な手順は、以下の資料に記載されています:
『SINUMERIK ファンクションマニュアル』の「Safety Integrated」
SI モーション: 起動中にモーション監視機能の試験的試験が選択されました
SI Mtn: Test boot act
-
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
安全モーション監視機能の強制動作確認 (試験的停止) は起動時に既に選択されています。これは、許容されません。
これは、最初に強制動作確認の選択後にのみ、この試験が再び実行されるという理由です。
注:
このメッセージでは安全停止応答に至りません。
安全モーション監視機能の強制動作確認を選択解除し、再び選択してください。
強制動作確認を選択するための信号ソースはバイネクタ入力 p9705 でパラメータ設定されます。
注:
SI: Safety Integrated
SI モーション: モーション監視機能の試験的停止が要求されました
SI Mtn: test motion_mon
-
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
安全モーション監視機能の強制動作確認 (試験的停止) のために p9559 で設定された時間を超過しました。新たな強制動作確認が要求されます。
次回の強制動作確認の選択後、このメッセージは取り消され、監視時間がリセットされます。
注:
- このメッセージは安全停止応答には至りません。
- 起動中には遮断経路が自動的に確認されないため、アラームは常に起動が完了した後に出力されます。
- この試験は、適切なエラー検出のための基準に示された要件、および、セーフティ機能の故障率の算出条件 (PFH 値) を遵守するために、定義された最大時間間隔内で実行されなければなりません (p9559、最大 9000 時間)。この最大時間を超える運転は、セーフティ機能の正常な機能に左右されるオペレータが危険区域に進入する前に強制動作確認が実行されることが保証される場合にのみ、許容されます。
安全モーション監視機能の強制動作確認を実行してください。
強制動作確認を選択するための信号ソースはバイネクタ入力 p9705 でパラメータ設定されます。
注:
SI: Safety Integrated
SI P1 (CU): 試運転モード有効
SI P1: comm_mode active
-
一般的なドライブ故障
「Safety Integrated」機能の試運転が選択されました。
このメッセージは、セーフティ機能が試運転された後に、取り消されます。
注:
- このメッセージは、安全停止応答には至りません。
- 安全試運転モードでは、「STO」機能は内部的に選択されます。
必要なし。
SI P1 (CU): STO の試験的停止が要求されました
SI P1: Test STO
-
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
"STO"機能の強制動作確認 (試験的停止) のために p9659 に設定された時間を超過しました。新たな強制動作確認が要求されています。
次回"STO"機能が選択解除された後、このメッセージは取り消され、監視時間がリセットされます。
注:
- このメッセージは、安全停止応答には至りません。
- この試験は、適切なエラー検出のための基準に示された要件、および、セーフティ機能の故障率の算出条件 (PFH 値) を遵守するために、定義された最大時間間隔内で実行されなければなりません (p9659、最大 9000 時間)。この最大時間を超える運転は、 セーフティ機能の正常な機能に左右されるオペレータが危険区域に進入する前に強制動作確認が実行されることが保証される場合にのみ、許容されます。
STO を選択し、再び選択解除してください。
注:
SI: Safety Integrated
STO: Safe Torque Off
SI モーション P1 (CU): STOP A 開始済
SI Mtn P1: STOP A act
-
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
STOP A でドライブが停止されます (プロセッサ 1 の安全遮断経路によりパルスがブロックされます)。
考えられる原因:
- 2 番目の監視チャンネルからの停止要求
- 試験的停止選択後、パルスがブロックされませんでした。
- メッセージ C01706 「SI モーション P1: SAM/SBR リミット超過」に後続する応答。
- メッセージ C01714 「SI モーション P1: 安全制限速度超過」に後続する応答。
- メッセージ C01701 「SI モーション P1: STOP B 開始」に後続する応答。
- プロセッサ 2 の監視チャンネルの故障原因を取り除いてください。
- メッセージ C01706 の診断を実行してください。
- メッセージ C01714 の診断を実行してください。
- メッセージ C01701 の診断を実行してください。
- プロセッサ 1 の遮断経路を確認してください。
- パワーモジュールを交換してください。
- コントロールユニットを交換してください。
このメッセージは "Acknowledge internal event" を使用して、POWER ON を実行することなくリセットできます。
注:
SAM: Safe Acceleration Monitor (セーフ加速監視)
SBR: Safe Brake Ramp (安全ブレーキランプ)
SI モーション P1 (CU): STOP B 開始済
SI Mtn P1: STOP B act
-
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
STOP B でドライブが停止されます (OFF3 減速ランプに沿った制動)。
この故障の結果、p9560 でパラメータ設定された速度スレッシホールド値を下回った後に、メッセージ C01700 「STOP A initiated」が出力されます。
考えられる原因:
- 2 番目の監視チャンネルからの停止要求。
- メッセージ C01714 「SI Motion P1: Safely-Limited Speed exceeded」に後続する応答。
- メッセージ C01711 「SI Motion P1: Defect in a monitoring channel」に後続する応答。
- メッセージ C01707 「SI Motion P1: tolerance for safe operating stop exceeded」に後続する応答。
- プロセッサ 2 の監視チャンネルの故障原因を取り除いてください。
- メッセージ C01714 の診断ルーチンを実行してください。
- メッセージ C01711 の診断ルーチンを実行してください。
- メッセージ C01707 の診断ルーチンを実行してください。
このメッセージは「Acknowledge internal event」を使用して POWER ON を実行することなくリセットできます。
SI モーション P1 (CU): SAM/SBR リミット超過
SI Mtn P1: SBR exceeded
-
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
設定した加速監視を使用したモーション監視機能 (SAM、p9506 = 3):
- STOP B (SS1) 有効後、速度が選択した許容範囲を超過しました。
設定したブレーキランプ監視を使用したモーション監視機能 (SBR、p9506 = 1):
STOP B (SS1) の有効時、または、SLS の低速速度範囲への切り替え時に、速度が選択した許容値を超過しました。
ドライブは、メッセージ C01700 「SI Motion: STOP A initiated」により電源遮断されました。
ブレーキの動作を確認し、必要に応じて、「SAM」機能または「SBR」機能のパラメータ設定を調整してください。
このメッセージは「Acknowledge internal event」を使用して POWER ON を実行することなくリセットできます。
注:
SAM: Safe Acceleration Monitor (安全加速監視)
SBR: Safe Brake Ramp (安全ブレーキランプ)
SI: Safety Integrated
SI モーション P1 (CU): 監視チャンネルの故障
SI Mtn P1: Defect in chan
%1
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
両方の監視チャンネルの相互データ比較の際に、ドライブが監視機能の入力データまたは結果間の偏差を検出し、STOP F を作動しました。監視機能のうちの 1 つがもはや高い信頼性では機能していません - つまり、安全運転はもはや可能ではありません。
少なくとも 1 つの監視機能が有効である場合、メッセージ C01701 "SI Motion: STOP B initiated"が出力されます。
STOP F の原因となったメッセージ値が r9725 に表示されます。このメッセージ値にはプロセッサ 1 とプロセッサ 2 間の相互データ比較が含まれます。
以下のメッセージ値は明示された原因が適用されない場合、以下の場合にも発生する場合があります:
- プロセッサ 1 およびプロセッサ 2 間の同期エラー
メッセージ値 (r2124、10 進表示):
0 から 999 まで: この故障原因となった相互データ比較数。
0: 他の監視チャンネルからの停止要求。
1: 監視機能 SLS または SAM/SBR のステータスイメージ (結果リスト 1) (r9710[0]、r9710[1])。
2: 監視機能 n <nx のステータスイメージ (結果リスト 2) (r9711[0]、r9711[1])。
3: 両方の監視チャンネル間の位置実績値偏差 (r9713[0/1]) が p9542/p9342 の許容範囲よりも大きくなっています。
4: 両方のチャンネル間の相互データ比較の同期時のエラー。
5: ファンクションイネ-ブル信号 (p9501/p9301)。セーフティ監視クロックサイクルが小さすぎます (p9500/p9300)。
6: SLS1 のリミット値 (p9531[0]/p9331[0])。
7: SLS2 のリミット値 (p9531[1]/p9331[1])。
8: SLS3 のリミット値 (p9531[2]/p9331[2])。
9: SLS4 のリミット値 (p9531[3]/p9331[3])。
31: 位置許容範囲 (p9542/p9342)。
42: シャットダウン速度、パルスブロック (p9560/p9360)。
43: メモリテスト、停止応答 (STOP A)。
44 ... 57: 一般
考えられる原因 1 (試運転か、パラメータ変更の間)
監視機能の許容値が、 両方の監視チャンネルで
異なります。
考えられる原因 2 (有効運転中)
リミット値は実績値 (r9713[0/1]) に基づきます。安全実績値が両方の監視チャンネル間で一致しない場合、定義された間隔で設定されたリミット値もまた異なります (故障値 3 に一致するなど)。これは安全実績位置により確認できます。
両方の監視チャンネル間の許容偏差: p9542/p9342。
44: 位置実績値 (r9713[0/1]) + SLS1 のリミット値 (p9531[0]/p9331[0]) * 安全監視クロックサイクル (12 ms)。
45: 位置実績値 (r9713[0/1]) - SLS1 のリミット値 (p9531[0]/p9331[0]) * 安全監視クロックサイクル (12 ms)。
46: 位置実績値 (r9713[0/1]) + SLS2 のリミット値 (p9531[1]/p9331[1]) * 安全監視クロックサイクル (12 ms)。
47: 位置実績値 (r9713[0/1]) - SLS2 のリミット値 (p9531[1]/p9331[1]) * 安全監視クロックサイクル (12 ms)。
48: 位置実績値 (r9713[0/1]) + SLS3 のリミット値 (p9531[2]/p9331[2]) * 安全監視クロックサイクル (12 ms)。
49: 位置実績値 (r9713[0/1]) - SLS3 のリミット値 (p9531[2]/p9331[2]) * 安全監視クロックサイクル (12 ms)。
50: 位置実績値 (r9713[0/1]) + SLS4 のリミット値 (p9531[3]/p9331[3]) * 安全監視クロックサイクル (12 ms)。
51: 位置実績値 (r9713[0/1) - SLS4 のリミット値 (p9531[3]/p9331[3]) * 安全監視クロックサイクル (12 ms)。
54: 位置実績値 (r9713[0/1]) + リミット値 nx (p9546/p9346) * 安全監視クロックサイクル (12 ms) + 許容範囲 (p9542/p9342)。
55: 位置実績値 (r9713[0/1]) + リミット値 nx (p9546/p9346) * 安全監視クロックサイクル (12 ms)。
56: 位置実績値 (r9713[0/1]) - リミット値 nx (p9546/p9346) * 安全監視クロックサイクル (12 ms)。
57: 位置実績値 (r9713[0/1]) - リミット値 nx (p9546/p9346) * 安全監視クロックサイクル (12 ms) - 許容範囲 (p9542/p9342)。
58: 現在の停止要求。
75: 速度リミット nx (p9546、p9346)。
76: SLS1 停止応答 (p9563[0]/p9363[0])。
77: SLS2 停止応答 (p9563[1]/p9363[1])。
78: SLS3 停止応答 (p9563[2]/p9363[2])。
79: SLS4 停止応答 (p9563[3]/p9363[3])。
81: SAM 速度許容範囲 (p9548/p9348)。
83: アクセプタンステストタイマ(p9558/p9358)。
230: n < nx のフィルタ時定数。
231: n < nx のヒステリシス許容範囲。
232: 平滑化された速度実績値。
233: 平滑化された速度実績値 + リミット値 nx / 安全監視クロックサイクル + ヒステリシス許容範囲。
234: 平滑化された速度実績値 + リミット値 nx / 安全監視クロックサイクル。
235: 平滑化された速度実績値 - リミット値 nx / 安全監視クロックサイクル。
236: 平滑化された速度実績値 - リミット値 nx / 安全監視クロックサイクル - ヒステリシス許容範囲。
237: SGA n < nx。
238: SAM の速度リミット値 (p9568/p9368)。
239: SBR の加速 (p9581/p9381 および p9583/p9383)。
240: SBR の加速の逆数値 (p9581/p9381 および p9583/p9383)。
241: SBR の減速時間 (p9582/p9382)。
244: エンコーダレスの実績値検出フィルタ時間 (p9587/p9387)。
245: エンコーダレスの実績値検出最小電流 (p9588/p9388)。
246: 電圧許容加速 (p9589/p9389)。
247: SDI 許容範囲 (p9564/p9364)。
248: SDI 正側上限 (7FFFFFFF hex)。
249: 位置実績値 (r9713[0/1]) - SDI 許容範囲 (p9564/p9364)。
250: 位置実績値 (r9713[0/1]) + SDI 許容範囲 (p9564/p9364)。
251: SDI 負側下限 (80000001 hex
252: SDI 停止応答 (p9566/p9366)。
253: SDI 遅延時間 (p9565/p9365)。
254: パルスブロック間の動作設定 (p9509/p9309)。
256: 監視機能 SOS、SLS、SLP、試験的停止、SBR、SDI のステータスイメージ (結果リスト 1 ext) (r9710)。
258: 故障許容値、実績値検出、エンコーダレス (p9585/p9385)。
1000: 監視タイマが経過しました。 F-DI で多すぎる信号変更が発生しました。
1001: 監視タイマ初期化エラー。
1005: 試験的停止選択時に既にパルスブロック済みです。
1011: 監視チャンネル間のアクセプタンステストステータスが異なります。
1020: 監視チャンネル間のサイクリック通信エラー。
1041: 電流絶対値が低すぎます (エンコーダレス)。
1042: 電流/電圧妥当性エラー。
1043: 加速フェーズが多すぎます。
1044: 電流実績妥当性エラー。
6000 ... 6999:
PROFIsafe 制御でのエラー
これらのメッセージ値ではフェールセーフ制御信号 (フェールセーフ値) がセーフティ機能に伝送されます。
各メッセージ値の意味はセーフティ故障 F01611 に記載されます。
リストアップされないメッセージ値はシーメンス社内トラブルシューティング専用です。
メッセージ値 = 0 に関して:
- この監視チャンネルではエラーが確認されませんでした。他の監視チャンネルのエラーメッセージに注意してください (プロセッサ 2 に関して: C30711)。
メッセージ値 = 3 に関して:
試運転フェーズ:
- 両方の監視チャンネルのギアパラメータの設定を確認してください (p9521/p9321、p9522/p9322)。
- ギア比の分子がモータ極対数を考慮していることを確認してください (p9522/p9322)。
運転中:
- ランプファンクションジェネレータの立ち上がり/立ち下がり時間を増やし (p1120/p1121)、ドライブのダイナミック性能を低減してください。
メッセージ値 = 1 ... 999 に関して:
- メッセージ値が原因に記載されている場合: メッセージ値が参照する相互データ比較を確認してください。
- セーフティパラメータをコピーしてください。
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- コントロールユニットのソフトウェアを更新してください。
メッセージ値 = 1000 に関して:
- F-DI に該当する信号を確認してください (接触不良)。
メッセージ値 = 1001 に関して:
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- コントロールユニットのソフトウェアを更新してください。
メッセージ値 = 1005 に関して:
- パルスイネーブルの条件を確認してください。
メッセージ値 = 1011 に関して:
- 診断にパラメータ (r9571) を参照してください。
メッセージ値 = 1020 に関して:
- POWER ON (電源切/入) を実行してください
- コントロールユニットを交換してください。
メッセージ値 = 1041 に関して:
- 最小電流を低減してください (p9588)。
メッセージ値 = 1042 に関して:
- ランプファンクションジェネレータの立ち上がり/立ち下がり時間を増大してください (p1120/p1121)。
- 電流/速度制御が正しく設定されていることを確認してください (トルク生成/励磁電流および速度実績値は変動してはいけません)。
- 設定値のダイナミック応答を低減してください。
- 最小電流を増大してください (p9588)。
メッセージ値 = 1043 に関して:
- 電圧許容範囲を増大してください (p9589)。
- ランプファンクションジェネレータの立ち上がり/立ち下がり時間を増大してください (p1120/p1121)。
- 電流/速度制御が正しく設定されていることを確認してください (トルク生成/励磁電流、速度実績値は変動してはいけません)。
- 設定値のダイナミック応答を低減してください。
メッセージ値 = 6000 ... 6999 に関して:
セーフティ故障 F01611 のメッセージ値の説明を参照してください。
- このメッセージは「Acknowledge internal event」を使用してリセットすることができます。
SI モーション P1 (CU): F0/F1 評価時のエラー
SI Mtn P1: defect F0/1
%1
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
2 つの監視チャンネルの相互データ比較の際に、ドライブはパラメータ間または安全バックプレーンバスの結果の偏差を検出し (F0、F1)、STOP F を作動しました。監視機能のうちの 1 つがもはや高い信頼性では機能していません - つまり、安全運転はもはや可能ではありません。
メッセージ値 0 を伴うセーフティメッセージ C01711 も STOP F の作動により 0 と表示されます。
少なくとも 1 つの監視機能が有効である場合、セーフティメッセージ C01701 「SI Motion: STOP B initiated」が出力されます。
メッセージ値 (r2124、10 進表示):
このメッセージに至る相互データ比較番号。
1: SI 不一致監視時間 (p10002, p10102)。
2: SI 内部イベント確認 F0/F1 (p10006、p10106)。
3: SI STO F0/F1 (p10022、p10122)。
4: SI SS1 F0/F1 (p10023、p10123)。
7: SI SLS F0/F1 (p10026、p10126)。
13: 静的無効値の異なるステータス (p10006、p10022 ... p10026)。
14: SI 不一致監視時間 (p10002、p10102)。
15: SI 内部イベント確認 F0/F1 (p10006、p10106)。
46: SI F0/F1 デバウンス時間 (p10017、p10117)。
49: SI SDI 正側 F0/F1 (p10030、p10130)。
50: SI SDI 負側 F0/F1 (p10031、p10131)。
- 該当するパラメータの設定を確認し、必要に応じて、訂正してください。
- SI データをプロセッサ 2 にコピーし一致を確認し、アクセプタンステストを実行してください。
注:
このメッセージは「Acknowledge internal event」を使用して POWER ON せずにリセットすることができます。
注:
SDI: Safe Direction (安全運転方向)
SLS: Safely-Limited Speed
SS1: Safe Stop 1 (安全停止 1)
STO: Safe Torque Off
SI モーション P1 (CU): 安全制限速度 超過
SI Mtn P1: SLS exceeded
%1
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
ドライブの速度が指定の速度リミット値 (p9531) を超過しました。設定された停止応答に従ってドライブが停止します (p9563)。
メッセージ値 (r2124、10 進表示):
100: SLS1 超過
200: SLS2 超過
300: SLS3 超過
400: SLS4 超過
- コントローラのトラバース/モーションプログラムを確認してください。
- SLS のリミットを確認し、必要であればそれに応じて調整してください (p9531)。
このメッセージは「Acknowledge internal event」を使用してリセットできます。
注:
SLS: Safely-Limited Speed
SI モーション P1 (CU): 安全運転方向の許容値を超過
SI Mtn P1: tol SDI incorr
%1
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
「safe motion direction」機能の許容範囲を超過しました。設定された停止応答に従ってドライブが停止します (p9566)。
メッセージ値 (r2124、10 進表示):
0: 「safe motion direction positive」機能の許容範囲を超過しました。
1: 「safe motion direction negative」機能の許容範囲を超過しました。
- コントローラのトラバース/モーションプログラムを確認してください。
- 「SDI」機能の許容値を確認し、必要に応じて、調整してください (p9564)。
このメッセージは以下のようにしてリセットすることができます:
- 「SDI」機能を選択解除し、再び選択してください。
- 「Acknowledgment internal event」経由で安全確認を実行してください。
注:
SDI: Safe Direction (safe motion direction)
SI: Safety Integrated
SI モーション P1 (CU): 不一致エラー F0/F1
SI Mtn P1: discr F0/1
%1
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
安全バックプレーンバス (F0、F1) に異なるステータスが存在します。
故障値 (r0949、2 進表示):
ビット 0: 不一致エラー、安全バックプレーンバス F0
ビット 1: 不一致エラー、安全バックプレーンバス F1
注:
複数の不一致エラーが連続して発生する場合、このメッセージは発生する最初のエラーに対してのみ出力されます。
- 安全バックプレーンバスの制御を確認してください (F0、F1)。
- "Acknowledgment internal event"信号で安全確認を実行してください (p10006)。
注:
故障が解決され、安全確認が実行された (p10006、PROFIsafe での確認、拡張メッセージ確認) 場合にのみ、安全バックプレーンバスの不一致エラーを完全にリセットすることができます。安全確認が実行されない限り、該当する信号は安全状態で存在し続けます。
"Extended message acknowledgment"機能 (p9507.0) が有効である場合、以下が適用されます:
STO または SS1 に割り付けられた F-DI が不一致エラーのためにフェールセーフ状態にある場合、この F-DI で選択解除する際、安全確認はもはや実行することができません。
安全バックプレーンバスでのサイクリック切り替え運転の場合、切り替え周波数を低減することが必要な場合があります。
SI: 自動試験的停止は、モーション監視機能での STO 選択解除を待機しています
Auto test: waits STO desel
-
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
自動試験的停止 (強制動作確認) が起動後に実行できませんでした。
考えられる原因:
- STO 機能は安全モーション監視機能で選択されます。
- STO に至るセーフティメッセージが存在します。
注:
STO: Safe Torque Off
- セーフティモーション監視機能で STO を選択解除してください。
- セーフティメッセージの原因を取り除き、このメッセージをリセットしてください。
注:
自動試験的停止は原因を取り除いた後に実行されます。
SI モーション P1 (CU): モーション監視機能の試験的停止動作中
SI Mtn P1: test motion_mon
-
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
安全モーション監視機能の強制動作確認 (試験的停止) は現在実行中です。
不要。
このメッセージは、試験的停止が終了すると、自動的に取り消されます。
注:
SI: Safety Integrated
SI モーション P1 (CU): アクセプタンステストモード有効
SI Mtn P1: Acc_mode act
-
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
アクセプタンステストモードが有効です。
必要なし。
メッセージは、アクセプタンステストモードが完了すると取り消されます。
PROFIBUS: コンフィグレーションテレグラム エラー
PB: Config_telegr error
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
PROFIBUS マスタが不正な設定テレグラムを使用して、接続の確立を試行しています。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
2: 出力または入力のための PZD データワードが多すぎます。可能な PZD 数は、r2050/p2051 のインデックス数で指定されます。
3: 入力または出力のバイト数が奇数です。
211: 不明なパラメータ設定ブロック
501: PROFIsafe パラメータエラー (例: F_dest)。
502: PFOFIsafe テレグラムが一致しません。
その他の値:
シーメンス社内トラブルシューティング専用
マスタ側およびスレーブ側のバスコンフィグレーションを確認してください。
アラーム値 = 2 に関して:
入力および出力のデータワード数を確認してください。
アラーム値 = 211 に関して:
オフラインバージョン <= オンラインバージョンを確認してください。
アラーム値 = 501 に関して:
設定された PROFIsafe アドレスを確認してください (p9610)。
アラーム値 = 502 に関して:
F-DI のイネーブルを確認してください (p9501.30)。
フィールドバスインターフェース設定値タイムアウト
Fieldbus setpoint timeout
-
上位コントローラへの通信エラー
フィールドバスインターフェースからの設定値の受信が中断されました。
- バス接続が中断されました。
- 通信パートナーが遮断されました。
PROFIBUS の場合:
- PROFIBUS マスタが STOP 状態に設定されました。
バス接続が確立されていることを確認し、通信ピアの電源投入を実行してください。
- 必要に応じてp2040 を調整してください。
PROFIBUS の場合:
- PROFIBUS マスタを RUN 状態に設定します。
- 故障が繰り返される場合、バスコンフィグレーションの設定された応答監視を確認してください (HW Config)。
- スレーブ冗長: Y リンクでの運転用に、スレーブ設定で "DP alarm mode = DPV1"が設定されていることを確認してください。
PROFIBUS: パブリッシャへの接続に失敗
PB: Conn failed
故障原因: %1 bin
上位コントローラへの通信エラー
PROFIBUS ピアツーピアデータ伝送の際に、最小 1 つのパブリッシャへの接続に失敗しました。
アラーム値 (r2124、2 進表示):
ビット 0 = 1: r2077[0] 内のアドレスを持つパブリッシャ、接続失敗。
...
ビット 15 = 1: r2077[15] 内のアドレスを持つパブリッシャ、接続失敗。
PROFIBUS ケーブルを確認してください。
PROFIBUS: パブリッシャへの接続の中断
PB: Connection aborted
故障原因: %1 bin
上位コントローラへの通信エラー
サイクリック運転での PROFIBUS ピアツーピアデータ伝送の少なくとも 1 つのパブリッシャへの接続が中断されました。
故障値 (r0949、2 進表示):
ビット 0 = 1: r2077[0] 内のアドレスを持つパブリッシャ、接続中断。
...
ビット 15 = 1: r2077[15] 内のアドレスを持つパブリッシャ、接続中断。
- PROFIBUS ケーブルを確認してください。
- 接続が中断したパブリッシャの状態を確認してください。
CU SYNC: 同期アプリケーションクロックサイクル不足
CU: Sync appl_cyc
%1
内部 (DRIVE-CLiQ) 通信エラー
アプリケーションサイクルの内部同期が失敗しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- コントロールユニットのソフトウェアを更新してください。
CU SYNC: 同期が完了していません
CU: Sync n compl
%1
内部 (DRIVE-CLiQ) 通信エラー
ドライブシステムの起動後、ベーシッククロックサイクルとアプリケーションクロックサイクル間の同期が開始されましたが、選択した許容時間内に完了しませんでした。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
POWER ON (電源切/入) を実行してください。
トレース: 開始できません
Trace: Start not poss
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
トレースが既に開始しました。
トレースを停止し、必要に応じて新たに開始。
トレース: ノウハウ保護によりレコーディングは不可能です
Trace: record KHP n poss
%1 を含む
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
TRACE レコーディングは少なくとも 1 つの信号または使用中のトリガ信号がノウハウ保護にあるために不可能です。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1: レコーダ 0
2: レコーダ 1
3: レコーダ 0 および 1
- 一時的にノウハウ保護を有効化または無効化してください (p7766)。
- OEM 例外リストにこの信号を含めてください (p7763、p7764)。
- 該当する部分では信号の記録を行わないでください。
トレース: 記録時間が短すぎます
Trace: Rec_time short
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
トレース期間が短すぎます。
最小値はトレースクロックサイクルの 2 倍の値です。
選択された記録時間を確認し、必要に応じて調整してください。
トレース: 記録サイクルが短すぎます
Trace: Rec_cyc too short
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
選択されたデータ採取クロックサイクルが、基本クロックサイクル 500 μs よりも小さい値です。
トレースサイクルの値を増やしてください。
トレース: タイムスライスのクロックサイクル 無効
Trace: Time slice cycle
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
タイムスライスサイクルが存在するタイムスライスと一致しません。
存在するタイムスライスサイクルを入力してください。存在するタイムスライスは p7901 により読み取り可能です。
トレース: エンドレストレースのタイムスライスクロックサイクル 無効
Trace: Clock invalid
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
選択されたタイムスライスクロックサイクルは連続トレースには使用できません。
既存のタイムスライスのクロックサイクルとして、サイクルタイム >= 2ms (トレースあたりのレコードチャンネルが 4 つまでの場合)、または >= 4ms (トレースあたりのレコードチャンネルが 5 つ以上の場合) を入力してください。
既存のタイムスライスは p7901 から読み取ることができます。
トレース: 2 x 8 記録チャンネルのタイムスライスクロックサイクル 無効
Trace: Clock 2 x 8 invalid
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
選択されたタイムスライスクロックサイクルでは、データ収集チャンネル数が 4 を超過する場合は使用できません。
既存のタイムスライスのクロックサイクルとして、サイクルタイム >= 4 ms を入力するか、トレースあたりのレコードチャンネル を 4 に低減してください。
既存のタイムスライスは p7901 から読み出すことができます。
トレース: トレースされる信号 不足
Trace: Signal missing
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
- トレースする信号が特定されていません。
- 指定された信号が有効ではありません。
- トレースする信号を指定してください。
- 各信号がトレース可能かどうか確認してください。
トレース: 無効な信号
Trace: Invalid signal
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
- 指定された信号が存在しません。
- 指定された信号はもはやトレース (記録) できません。
- トレースする信号を指定してください。
- 各信号がトレース可能かどうか確認してください。
トレース: 無効なトリガ信号
Trace: Trig_sig invalid
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
- トリガ信号が特定されていません。
- 特定信号が存在しません。
- 特定信号が固定地点信号ではありません。
- 特定信号がトレースのトリガ信号として使用できません。
有効なトリガ信号を指定。
トレース: 無効なデータタイプ
Trace: Invalid data type
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
物理的アドレスによる信号選択用に指定されたデータタイプが無効です。
有効なデータタイプを使用してください。
トレース: パラメータを変更できません
Trace: Par cannot be chng
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
トレース有効中は、トレースパラメータの設定を変更することができません。
- パラメータ設定前にトレースを停止してください。
- 必要に応じてトレースを開始してください。
トレース: プリトリガ時間が長すぎます
Trace: Pretrigger too long
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
設定したプリトリガ時間は、記録時間よりも短くなければなりません。
プリトリガ時間設定を確認し、必要に応じて変更してください。
トレース: 単位切り替えによるパラメータ設定の削除
Trace: Par deleted
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
装置の切り替えまたは基準パラメータの変更により、ドライブユニットのトレースパラメータ設定が削除されました。
トレースを新たに開始。
MTrace 0: マルチプルトーレースを有効化できません
MTrace 0: act n poss
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
以下の機能または設定はマルチプルトレースとの組み合わせでは許容されません (トレースレコーダ 0):
- 測定機能
- 長期トレース
- 条件「immediate recording start」をトリガ (IMMEDIATE)
- 条件「start with function generator」をトリガ (FG_START)
- 必要に応じて、マルチプルトレースを無効化してください (p4840[0] = 0)。
- 許容されない機能または設定を無効化してください
MTrace 0: 保存できません
MTrace 0: save n poss
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
マルチプルトレースの測定結果をメモリカードに保存することはできません (トレースレコーダ 0)。
マルチプルトレースは開始されていません、または、キャンセルされました。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1: メモリカードにアクセスできません。
- カードが挿入されていません、または、取り付けられた USB ドライブでブロックされています。
3:データの保存動作が遅すぎます。
- 2 番目のトレースが、最初のトレースの測定結果が保存可能である前に終了しました。
- 測定結果ファイルのカードへの書き込みがパラメータ保存によりブロックされました。
4: データ保存動作がキャンセルされました。
- 例えば、データ保存動作に必要なファイルを見つけられませんでした。
- メモリカードを挿入または取り除いてください。
- これよりも大容量のメモリカードを使用してください。
- 長めのトレース時間を設定、または、エンドレストレースを使用してください。
- マルチプルトレースの動作中のパラメータ保存は避けてください。
- 他の機能が現時点で測定結果ファイルにアクセスしているかどうか確認してください。
MTrace 1: マルチプルトーレースを有効化できません
MTrace 1: act n poss
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
以下の機能または設定はマルチプルトレースとの組み合わせでは許容されません (トレースレコーダ 1):
- 測定機能
- 長期トレース
- 条件「immediate recording start」をトリガ (IMMEDIATE)
- 条件「start with function generator」をトリガ (FG_START)
- 必要に応じて、マルチプルトレースを無効化してください (p4840[1] = 0)。
- 許容されない機能または設定を無効化してください
MTrace 1: 保存できません
MTrace 1: save n poss
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
マルチプルトレースの測定結果をメモリカードに保存することはできません (トレースレコーダ 1)。
マルチプルトレースは開始されていません、または、キャンセルされました。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1: メモリカードにアクセスできません。
- カードが挿入されていません、または、取り付けられた USB ドライブでブロックされています。
3:データの保存動作が遅すぎます。
- 2 番目のトレースが、最初のトレースの測定結果が保存可能である前に終了しました。
- 測定結果ファイルのカードへの書き込みがパラメータ保存によりブロックされました。
4: データ保存動作がキャンセルされました。
- 例えば、データ保存動作に必要なファイルを見つけられませんでした。
- メモリカードを挿入または取り除いてください。
- これよりも大容量のメモリカードを使用してください。
- 長めのトレース時間を設定、または、エンドレストレースを使用してください。
- マルチプルトレースの動作中のパラメータ保存は避けてください。
- 他の機能が現時点で測定結果ファイルにアクセスしているかどうか確認してください。
トレース: 不十分なコントロールユニットメモリ
Trace: Insufficient CU mem
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
コントロールユニットの使用可能な空き容量が、トレース機能には既に不十分です。
例えば以下のように、必要とされるメモリを低減してください:
- トレース時間を短くしてください。
- トレースサイクルを長くしてください。
- トレースされる信号数を低減させてください。
OA: アプリケーションをロードできません
OA: Appl not loadable
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
システムが OA アプリケーションをロードできませんでした。
アラーム値 (r2124、16 進表示):
16:
DCB ユーザライブラリのインターフェースバージョンはロードされた DCC 標準ライブラリと互換性がありません。
シーメンス社内トラブルシューティング専用
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
アラーム値 = 16 に関して:
互換性のある DCB ユーザライブラリをロードしてください (DCC 標準ライブラリのインターフェースと互換性がある)。
注:
OA: Open Architecture
OA: 内部ソフトウェアエラー
OA: SW_error int
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
OA アプリケーション内でソフトウェア内エラーが発生しました。
故障値 (r0949、16 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
- コントロールユニットを交換してください。
注:
OA: オープンアーキテクチャ
OA: 不十分なメモリ
OA: Memory too small
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
コントロールユニット上でコンフィグレーションされている機能 (例: ドライブ、ファンクションモジュール、データセット、OA アプリケーション、ブロックなど) が多すぎます。
故障値 (r0949、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用
- このコントロールユニットのコンフィグレーション (例: 少ないドライブ、ファンクションモジュール、データセット、OA アプリケーション、ブロック) を変更してください。
- 追加のコントロールユニットを使用してください。
注:
OA: Open Architecture (オープンアーキテクチャ)
NVRAM 動作中の故障
NVRAM fault on action
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
NVRAM データのための動作 p7770 = 1 または 2 の実行中にエラーが発生しました。
故障値 (r0949、16 進表示):
yyxx hex: yy = 故障の原因、xx = アプリケーション ID
yy = 1:
Drive Control Chart (DCC) が該当するドライブオブジェクトに対して有効になっている場合、この動作 p7770 = 1 は、このバージョンでサポートされません。
yy = 2:
指定したアプリケーションのデータ長さが NVRAM とバックアップファイルで異なります。
yy = 3:
p7774 のデータチェックサムが不正です。
yy =4:
ロードするデータがありません。
- トラブルシューティングの結果に従い、確認してください。
- 必要に応じて動作を再開してください。
NVRAM チェックサム不正
NVRAM checksum incorr
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
コントロールユニットの不揮発性メモリデータ (NVRAM) 処理時にチェックサムエラーが発生しました。
関連の NVRAM データが削除されました。
すべてのコンポーネントに対して POWER ON (電源切/入) を実行してください。
24 V 電源 不足
24 V missing
%1
電源電圧故障 (不足電圧)
デジタル出力の 24 V 電源 (X124) がありません。
電源電圧端子を確認してください (X124、L1+、M)。
温度センサ故障
Fault temp_sensor
%1
許容範囲外の外部測定値/信号状態
温度センサ評価時に、故障が発生しました。
以下の温度センサの 1 つがアナログ入力を介して接続されていると予想されます。
- LG-Ni1000 (p0756[2...3] = 6)
- PT1000 (p0756[2...3] = 7)
- DIN Ni 1k (p0756[2...3] = 10)
アラーム値 (r2124、10 進表示):
33: アナログ入力 2 (AI2) 断線またはセンサ未接続
34: アナログ入力 2 (AI2) 測定された抵抗が低すぎます (短絡)
49: アナログ入力 3 (AI3) 断線またはセンサ未接続
50: アナログ入力 3 (AI3) 測定された抵抗が小さすぎます (短絡)
- センサが正しく接続されていることを確認してください。
- センサが正しく動作していることを確認し、必要に応じてセンサを交換してください。
- アナログ入力タイプ を 「no sensor connected」 (p0756 = 8) に切り替えてください。
パワーユニット: AC インバータのヒートシンク過熱
PU: Overtemp hs INV
-
パワーエレクトロニクス故障
インバータのヒートシンクで過熱アラームスレッシホールドに到達しました。p0290 により応答が設定されています。
ヒートシンクの温度が更に 5K 上がると、故障 F30004 が開始されます。
以下のことを確認してください:
- 周囲温度は決められたリミット値内ですか?
- 負荷条件と負荷サイクルが適切に指定されていますか?
- 冷却が故障していませんか?
パワーユニット: 過熱 空乏層チップ
PU: Overtemp depl lay
-
パワーエレクトロニクス故障
AC コンバータにおける電源半導体の過熱のアラームスレッシホールドに到達しました。
注:
- p0290 により応答が設定されます。
- 空乏層の温度が更に 15 K 上がると、故障 F30025 がトリガされます。
以下のことを確認してください:
- 周囲温度は決められたリミット値内ですか?
- 負荷条件と負荷サイクルが適切に指定されていますか?
- 冷却が故障していませんか?
- パルス周波数が高すぎませんか?
パワーユニット: 吸気口 過熱
PU: Air intake overtemp
-
パワーエレクトロニクス故障
シャーシパワーユニットには以下が適用されます:
吸気口での過熱アラームスレッシホールドに到達しました。空冷式のパワーユニットの場合、スレッシホールドは 42 ℃ です (ヒステリシス 2 K)。 応答は、p0290 により設定されます。
吸気温度が更に 13 K 上がると、故障 F30035 が出力されます。
以下のことを確認してください:
- 周囲温度は決められたリミット値内ですか?
- ファン機能が停止していませんか?回転方向を確認してください。
パワーユニット: 整流器 過熱
PU: Rect overtemp
-
パワーエレクトロニクス故障
整流器の過熱アラームスレッシホールドに到達しました。p0290 により応答が設定されます。
整流器の温度が更に 5K だけ上がると、故障 F30037 がトリガされます。
以下のことを確認してください:
- 周囲温度は決められたリミット値内ですか?
- 負荷条件と負荷サイクルが適切に指定されていますか?
- ファンの機能が停止していませんか?回転方向を確認してください。
- 電源欠相がありませんか?
- 供給 (入力) 整流器のアームが故障していませんか?
パワーユニット: 過熱 熱モデル
PU: Overtemp model
-
パワーエレクトロニクス故障
ヒートシンクとチップ間の温度差が許容限界値を超過しました (ブロックサイズパワーユニットのみ)。
p0290 の値に依存して、適切な過負荷応答が開始されます。
必要なし。
リミット値を下回ると、アラームは自動的に消えます。
注:
アラームが自動的に消えず、温度が引き続き上昇した場合、故障 F30024 の原因になる場合があります。
電圧測定値は妥当ではありません
U_meas val not plaus
%1
パワーエレクトロニクス故障
電圧測定は妥当な値を提供しません、そして、使用されません
アラーム値 (r2124、ビット単位の 2 進表示):
ビット 1: U 相
ビット 2: V 相
ビット 3: W 相
アラームを無効化するために、以下のパラメータ設定を実行しなければなりません:
- 電圧測定を無効化してください (p0247.0 = 0)。
- 電圧測定でフライング再始動を無効化し (p0247.5 = 0)、クイックフライング再始動を無効化してください (p1780.11 = 0)。
電源電圧 (p0210) 不正なパラメータ設定
U_supply incorr par
-
電源故障
予備充電完了後に測定された DC 電圧が許容範囲外です。
許容範囲: 1.16 * p0210 < r0070 < 1.6 * p0210
注:
ドライブの電源を遮断した時に限り、この故障はリセットできます。
- パラメータ設定された電源電圧を確認し、必要に応じて変更してください (p0210)。
- 電源電圧を確認してください。
制動抵抗器 位相非対称
R_brake phase unsym
-
ブレーキモジュール故障
- ブレーキチョッパの 3 つの抵抗器が非対称です。
- 接続されたドライブの負荷の変動による DC リンク電圧振動。
- 制動抵抗器への電力ケーブルを確認してください。
- 必要に応じて不均衡検出のための値を増やしてください (p1364)。
制動抵抗器 欠相
R_brake phase fail
%1
ブレーキモジュール故障
制動抵抗器の欠相が検出されました。
故障値 (r0949、10 進表示):
11: U 相
12: V 相
13: W 相
制動抵抗器の電力ケーブルを確認してください。
ドライブ: モータ過熱
Drive: Mot overtemp
%1
モータの過負荷
KTY:
モータ温度が故障スレッシホールド (p0605) を超過、またはアラームスレッシホールド (p0604) 超過後にタイマ (p0606) が経過しました。p0610 でパラメータ設定された応答が有効になります。アラームは、断線またはセンサ未接続に対する応答スレッシホールドが (R > 2120 Ohm) を超過する場合、アラームは解除されます。
PTC またはバイメタル NC 接点:
1650 Ohm の応答スレッシホールドを超過したか、NC 接点が開放され、タイマ (p0606) が経過しました。p0610 でパラメータ設定された応答が有効になります。
考えられる原因:
- モータが過負荷です
- モータ周囲温度が高すぎます
- 断線またはセンサ未接続
故障値 (r0949、10 進表示):
200:
モータ熱モデル 1 (I2t) は、過熱を出力します (p0612.0 = 1、p0611 > 0、p0615 到達)。
- モータ負荷を低減してください。
- 周囲温度およびモータの冷却を確認してください。
- PTC またはバイメタル NC 接点の配線および接続を確認してください。
ドライブ: モータ熱モデル 1/3 過熱
Drv: Temp_mod overtemp
%1
モータの過負荷
モータ熱モデル 1/3 はアラームスレッシホールド超過を検出しました。
ヒステリシス:2K.
アラーム値 (r2124、10 進表示):
200:
モータ熱モデル 1 (I2t): 温度が高すぎます (p0605)。
300:
モータ熱モデル 3: 温度が高すぎます (p5398)。
- モータの負荷を確認し、必要に応じて低減してください。
- モータの周囲温度を確認してください。
- モータ熱モデルの有効化を確認してください (p0612)。
モータ熱モデル 1 (I2t):
- 熱時定数を確認してください (p0611)。
- アラームスレッシホールドを確認してください (p0605)。
モータ熱モデル 3:
- モータタイプを確認してください。
- アラームスレッシホールドを確認してください (p5398)。
- モデルパラメータを確認してください。
ドライブ: モータ熱モデルコンフィグレーションのアラーム
Drv: Mot_temp_mod conf A
%1
モータの過負荷
モータ熱モデルのコンフィグレーション中に故障が発生しました。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1:
すべてのモータ熱モデル: モータ温度を保存することはできません。
- モータ過熱「Alarm and fault, no reduction of I_max」 (p0610 = 2) に対する応答を設定します。
ドライブ: モータ温度センサアラーム
Drv: Mot_temp A
%1
許容範囲外の外部測定値/信号状態
p0601 で設定された温度センサの評価時にエラーが検出されました。
この故障が起きると、p0607 の時間が開始されます。この時間が経過した後も故障が存在する場合は、故障 F07016 が出力されます。但し、早くてもアラーム A07015 の 50 ms 後です。
考えられる原因:
- 断線またはセンサが接続されていません (KTY: R > 2120 Ohm)。
- 測定された抵抗値が低すぎます (PTC: R < 20 Ohm、KTY: R < 50 Ohm)。
- センサが正しく接続されていることを確認してください。
- パラメータ設定 (p0601) を確認してください。
ドライブ: モータ温度センサ故障
Drv: Mot_temp F
%1
許容範囲外の外部測定値/信号状態
p0601 で設定された温度センサの評価時にエラーが検出されました。
考えられる原因:
- 断線またはセンサが接続されていません (KTY: R > 2120 Ohm)。
- 測定された抵抗値が低すぎます (PTC: R < 20 Ohm、KTY: R < 50 Ohm)。
注:
アラーム A07015 が存在すると、p0607 の時間が開始されます。この時間が経過した後も故障が存在する場合は、故障 F07016 が出力されます。但し、早くとも、アラーム A07015 の 50 ms 後です。
- センサが正しく接続されていることを確認してください。
- パラメータ設定 (p0601) を確認してください。
- インダクションモータ: 温度センサ故障を無効化してください (p0607 = 0)。
ドライブ: 不正な制御パラメータ
Drv: Ctrl_par incorr
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
閉ループ制御パラメータが、不正にパラメータ設定されました (例: p0356 = L_spread = 0)。
故障値 (r0949、10 進表示):
故障値に、パラメータ番号が含まれます。
故障値 (r0949) に表示されたパラメータを変更してください (例: p0640 = 電流リミット > 0)。
マクロ: 実行不能
Macro: Execution n poss
故障原因: %1, 補足情報 %2, 予備パラメータ番号: %3
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
マクロを実行できません。
故障値 (r0949、16 進表示):
ccccbbaa hex:
cccc = 予備パラメータ番号、bb = 補足情報、aa = 故障原因
トリガパラメータによる故障原因:
19: 呼び出されたファイルがトリガパラメータとして有効ではありません。
20: 呼び出されたファイルがパラメータ 15 に対して有効ではありません。
21: 呼び出されたファイルがパラメータ 700 に対して有効ではありません。
22: 呼び出されたファイルがパラメータ 1000 に対して有効ではありません。
23: 呼び出されたファイルがパラメータ 1500 に対して有効ではありません。
24: TAG のデータタイプが不正です (例 インデックス、番号またはビットが U16 ではありません)。
設定パラメータでの故障原因:
25: エラーレベルに定義されていない値があります。
26: モードに定義されていない値があります。
27: 「DEFAULT」以外のタグ値に値が文字列として入力されました。
31: 入力されたドライブオブジェクトタイプが不明です。
32: 指定したドライブオブジェクト番号に対応するデバイスが検出されませんでした。
34: トリガパラメータが反復的に呼び出されました。
35: マクロでパラメータを書き込むことができません。
36: パラメータへの書き込みに失敗していない、パラメータが読み取り専用ではない、利用不可ではない、データタイプが不正でない、値範囲または割り付けが間違っていないことを確認してください。
37: BICO 接続のソースパラメータを決定できませんでした。
38: インデックスのないパラメータ (または CDS 依存の) にインデックスが設定されました。
39: インデックス付きのパラメータにインデックスが設定されませんでした。
41: パラメータフォーマットが DISPLAY_BIN のパラメータのみビット演算が可能です。
42: 0 または 1 ではない値がビット演算に設定されています。
43: ビット演算により変更されるパラメータの読み取りに失敗しました。
51: デバイスの初期化は、デバイス上でのみ実行可能です。
61: 値の設定に失敗しました。
- 該当するパラメータを確認してください。
- マクロファイルと BICO 接続を確認してください。
マクロ: ACX ファイルが検出されません
Macro: File not found
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
実行するACX ファイル (マクロ) が適切なディレクトリ内で見つかりませんでした。
故障値 (r0949、10 進表示):
実行開始されたパラメータ番号
- ファイルがメモリカードの適切なディレクトリに保存されているかどうか確認してください。
マクロ: WaitUntil の条件が成立していません
Macro: WaitUntil incorr
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
マクロ内に設定された待機条件がある一定数の試行中に満たされませんでした。
故障値 (r0949、10 進表示):
条件設定のためのパラメータ番号。
ループまで待機のための条件を確認し、変更してください。
単位切り替え: 基準値変更によるパラメータ値制限違反
Parameter limit violation
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
基準パラメータがシステムで変更されました。これは、該当するパラメータに、選択された値が単位毎の表記で書き込むことができないという結果に至りました。
パラメータ値は、一致する違反があった最小リミット/最大リミット、または出荷時設定に設定されました。
考えられる原因:
- 定常最小リミット/最大リミット、またはアプリケーションで定義されたリミットに違反がありました。
故障値 (r0949、パラメータ):
再び演算処理できなかったパラメータを表示するための診断パラメータ。
調整したパラメータ値を確認し、必要に応じて補正してください。
単位切り替え: 単位変更によるパラメータ値制限違反
Par_lim_viol by unit_chgov
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
単位の切り替えが開始されました。これがパラメータリミット違反に至りました。
パラメータリミット違反の考えられる原因:
- 小数点位置に相当するパラメータの四捨五入を行う際に、定常状態の最小リミットまたは最大リミットに違反がありました。
- データタイプ「FloatingPoint (浮動小数点)」のための誤差。
これらの場合、最小リミットに違反があった場合はパラメータ値が切り上げられ、最大リミット違反があった場合はパラメータ値が切り下げられます。
故障値 (r0949、10 進表示):
値を調整しなければならなかったすべてのパラメータを表示するための診断パラメータ r9451。
調整したパラメータ値を確認し、必要に応じて補正してください。
単位の切り替え: 単位が切り替えられたため、ファンクションモジュールの有効化が禁止されます。
Fct_mod blocked
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
ファンクションモジュールを有効化しようとしました。ユニットが既に切り替えている場合、これは許容されません。
切り替えたユニットを出荷時設定に戻してください。
ドライブ: 慣性モーメント評価器は引き続き準備できていません
J_estimator not ready
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
慣性モーメント評価器には引き続き有効値がありません。
加速は計算できません。
慣性モーメント評価器は摩擦値 (p1563, p1564) および慣性モーメント (p1493) が決定された場合、準備完了です (r1407.26 = 1)。
慣性モーメント評価器が準備完了である場合、運転を繰り返してください (r1407.26 = 1)。
一般的なパラメータリミット違反
Parameter limit violation
パラメータ: %1
ハードウェア/ソフトウェア故障
パラメータリミット違反の結果、パラメータ値は自動的に訂正されました。
最小リミット違反 --> パラメータは最小値に設定されます。
最大リミット違反 --> パラメータは最大値に設定されます。
故障値 (r0949、10 進表示):
値を調整する必要があるパラメータ番号。
調整したパラメータ値を確認し、必要に応じて補正してください。
ドライブ: マスタ制御 ON コマンドが存在
Drv: ON command present
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
ON/OFF1 コマンドが存在します (0 信号なし)。
コマンドは、バイネクタ入力 p0840 (現在の CDS) を介した、または、マスタ制御のコントロールワードビット 0 を介した影響されます。
バイネクタ入力 p0840 (現在の CDS) を介して信号またはマスタ制御を介してコントロールワードビット 0 を 0 に切り替え。
ドライブ: PLC によるマスタ制御 不足
Master ctrl by PLC missing
-
上位コントローラへの通信エラー
「PLC による制御」信号が運転中に不足していました。
- 「PLC による制御」のためのバイネクタ入力の接続が不正です (p0854)。
- 上位制御が「PLC によるマスタ制御」信号を取り消しました。
- フィールドバス (マスタ/ドライブ) 経由のデータ伝送が中断されました。
- 「master control by PLC」のためのバイネクタ入力の接続を確認してください (p0854)。
- 「master control by PLC」信号を確認し、必要に応じて電源投入を実行してください。
- フィールドバス (マスタ/ドライブ) 経由のデータ伝送を確認してください。
注:
「PLC によるマスタ制御」の取り消し後、ドライブの運転が続行すべき場合は、故障応答を NONE にパラメータ設定するか、メッセージタイプをアラームとしてパラメータ設定しなければなりません。
ドライブ: ラインコンタクタのフィードバック信号不足
Line cont fdbk missing
-
補助ユニット故障
- p0861 の時間内にラインコンタクタを閉じることができませんでした。
- p0861 の時間内にラインコンタクタを開くことができませんした。
- 運転中にラインコンタクタが取り除かれました
- ドライブコンバータが電源遮断されたにも拘わらず、ラインコンタクタが閉じました。
- p0860 の設定を確認してください。
- ラインコンタクタからのフィードバック回路を確認してください。
- p0861 の監視時間を増加してください。
ドライブ: 自動再起動中断
Auto restart interrupted
%1
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
- 監視時間内 (p1213) に故障がリセットできなかったため、指定された再起動試行回数 (p1211) が終了しました。再起動試行回数 (p1211) は、新たな起動試行毎に 1 ずつ減らされます。
- パワーユニットの監視時間が経過しました (p0857)。
- 試運転、モータ定数測定ルーチンまたは速度コントローラ最適化の終了時に、ドライブユニットは自動的に再起動されません。
故障値 (r0949、16 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- 再起動試行回数 (p1211) を増大してください。実際の起動試行回数は r1214 に表示されます。
- p1212 の遅延時間および/または p1213 の監視時間を増加してください。
- パワーユニットの監視時間を増やす、または、無効にしてください (p0857)。
- 時間間隔に登録される故障数を減らすために、起動カウンタ p1213[1] をリセットする遅延時間を低減してください。
ドライブ: 自動再起動有効
Auto restart active
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
自動再起動 (AR) が有効化されています。電源復旧および/または故障原因の除去の際に、ドライブが自動的に再起動されました。パルスがイネーブルされ、モータが回転し始めます。
p1210 = 26 の場合、再起動はON コマンドの遅延設定により行われます。
- 必要に応じて自動再起動 (AR) を禁止してください (p1210 = 0)。
- 自動再起動は、電源投入コマンドを取り消すことで、直接中断することができます (BI: p0840)。
- p1210 = 26 の場合: OFF2/OFF3 制御コマンドを取り消すことで。
瞬停再始動: 測定した測定電流が低すぎます
FlyRestart: Curr too low
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
瞬停再始動中に、瞬停再始動測定電流が過小とされました。
モータが接続されていない可能性があります。
モータの接続ケーブルを確認してください。
瞬停再始動: 機能がサポートされていません
FlyRest: Fct not supp
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
モータが回転している状態での起動はできません (フライング再始動なし)。
以下の場合、"flying restart"機能はサポートされていません:
永久磁石式同期モータ (PEM): U/f 特性およびセンサレスベクトル制御での運転
「flying restart」機能を無効化してください (p1200 = 0)。
ドライブ: DC リンク電圧監視 Vdc_max
Drv: Vdc_max monitoring
-
直流リンク過電圧
DC リンク電圧 p1284 の監視が応答しました (U/f 制御のみ)。
- 電源電圧を確認してください。
- ブレーキモジュールを確認してください。
- デバイスの電源電圧を調整してください (p0210)。
- DC リンク電圧監視を調整してください (p1284)。
ドライブ: Vdc 低減は許容されません
Drv: Vdc red not perm
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
シャーシタイプのパワーユニットの場合、電源電圧の低減 (r0212.0 参照) は、DC リンク電圧の閉ループ制御の場合のみ可能です。
- モータ/ジェネレータのための DC リンク電圧を有効にしてください。
- 電源電圧の低減を無効にしてください (p0212.0 = 0)
ドライブ: U/f 制御、電流リミットコントローラ 有効
U/f I_lim ctrl act
%1
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
電流リミットを超過したため、U/f 制御の電流リミットコントローラが有効になりました。
以下の対策の 1 つで、アラームは自動的に取り消されます:
- 電流リミットを増やしてください (p0640)。
- 負荷を低減してください。
- 速度設定値の立ち上がり時間を遅くしてください。
ドライブ: 電流コントローラ出力リミット
Current ctrl. limited
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
条件「I_act = 0 and Uq_set_1 longer than 16 ms at its limit」は現在発生中で、以下の理由による可能性があります:
- モータが未接続か、モータコンタクタが「開」。
- モータデータとモータコンフィグレーション (スター/デルタ) が一致しません。
- DC リンク電圧が存在しません。
- パワーユニット不良
- 「flying restart」機能を有効にしていない。
- モータを接続するか、モータコンタクタを確認してください。
- モータパラメータ設定と接続構成 (スター/デルタ) を確認してください。
- DC リンク電圧 (r0070) を確認してください。
- パワーユニットを確認してください。
- 「flying restart」機能を有効にしてください (p1200)。
ドライブ: 転流角度不正 (磁極位置検出)
Drv: Ang_com error
-
位置/速度実績値が不正または利用不可
速度コントローラで正側のカップリングに至る可能性がある不正な転流角が検出されました。
磁極位置定数測定ルーチン内 (p1982 = 2):
- エンコーダ角度に対する > 45°の電位差が検出されました。
エンコーダ調整内のベクトルで (p1990 = 2):
- エンコーダ角度に対する > 6°の電位差が検出されました。
- 転流角度オフセットを正しく設定します (p0431)。
- エンコーダを交換した後に、モータエンコーダを再調整してください。
- 故障したモータエンコーダを交換してください。
- 磁極位置検出作業を確認してください。磁極位置検出作業がモータタイプに適していない場合、妥当性の確認を無効にしてください (p1982 = 0)。
テクノロジーコントローラ 実績値 制限あり
Tec_ctrl act val limit
%1
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
コネクタ入力 p2264 を介して接続されたテクノロジーコントローラの実績値がリミットに到達しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 上限に到達。
2: 下限に到達。
- リミットを信号レベルに適合してください (p2267、p2268)。
- 実績値の正規化を確認してください (p0595、p0596)。
テクノロジーコントローラのパラメータ設定エラー
Tec_ctrl parameteriz error
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
テクノロジーコントローラでパラメータ設定エラーが発生しています。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1:
p2291 の上側出力リミットが p2292 の下側出力リミットよりも小さく設定されています。
アラーム値 = 1 に関して:
p2291の出力リミットを p2292 の値よりも大きく設定してください。
ドライブ: エンコーダレスベクトル制御でのランプファンクションジェネレータの設定
RFG_set for sensorl ctrl
パラメータ: %1
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
センサレスベクトル制御での運転時に (r1407.1)、ランプファンクションジェネレータが停止しました (p1141)。ランプファンクションジェネレータ出力の内部設定コマンドにより、設定された設定値速度が固定されました。
- ランプファンクションジェネレータ用保持コマンドを無効にしてください (p1141)。
- 故障を抑制してください (p2101、p2119)。これは、ランプファンクションジェネレータをジョグにより保持し、同時に速度設定値を禁止する (r0898.6) 場合に必要です。
ドライブ: ドライブデータセット DDS がありません
Drv: DDS not present
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
選択されたドライブデータセットは使用できません (p0837 > p0180)。ドライブデータセットが切り替えられませんでした。
- 存在しているドライブデータセットを選択してください。
- 追加のドライブデータセットを設定してください。
ドライブ: コマンドデータセット CDS がありません
Drv: CDS not pres
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
選択されたコマンドデータセットは使用できません (p0836 > p0170)。コマンドデータセットの切り替えが行われませんでした。
- 存在しているコマンドデータセットを選択してください。
- 追加のコマンドデータセットを設定してください。
ドライブエンコーダ: XIST1_ERW コンフィグレーション不正
XIST1_ERW config error
故障原因: %1, エンコーダデータセット: %2
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
不正なコンフィグレーションが「インクリメンタルエンコーダの絶対位置」機能で特定されました。
故障値 (r0949、10 進表示):
故障原因:
1 (= 01 hex):
「インクリメンタルエンコーダの絶対値」機能は、サポートされていません (r0459.13 = 0)。
メッセージ値に関する注記:
それぞれの情報は、以下のようにメッセージ値でコード化されます (r0949/r2124):
yyxx dec: yy = 故障原因、xx = エンコーダデータセット
故障値 = 1 に関して:
- センサモジュールファームウェアバージョンを更新してください。
- モードを確認してください (p4652 = 1、3 がプロパティ r0459.13 = 1 を要求)。
ドライブ: 故障によるセンサレス駆動有効
Drv: Encoderl due to F
-
位置/速度実績値が不正または利用不可
故障 (r1407.13 = 1) により、センサレス制御が有効となっています。
注:
エンコーダ故障発生時の応答は p0491 に設定されています。
- エンコーダ故障の考えられる原因を取り除いてください。
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
ドライブ: 不正なシャットオフバルブのコンフィグレーション
Incorr shutoff valv config
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
不正なシャットオフバルブのコンフィグレーションが検出されました。
故障値 (r0949、10 進表示):
100:
Safety Integrated をイネーブル (p9601/p9801)、しかし p0218.0 = 0 (シャットオフバルブ利用不可)。
101:
シャットオフバルブのスイッチオン時にフィードバック信号接点を評価するために、手動操作変数禁止時間を待機時間よりも小さく設定してください (p0230 < p9625[0]/p9825[0])。
102:
シャットオフバルブのスイッチオフ時にフィードバック信号接点を評価するために、手動操作変数禁止時間を待機時間よりも小さく設定してください (p0230 < p9625[1]/p9825[1])。
故障値 = 100 に関して:
Safety Integrated およびシャットオフバルブのイネーブルを確認してください (p9601/p9801、p0218.0)。
故障値 = 101 に関して:
シャットオフバルブのスイッチオン時にフィードバック信号接点を評価するために、手動操作変数禁止時間を待機時間よりも大きく設定してください (p0230 > p9625[0]/p9825[0])。
故障値 = 102 に関して:
シャットオフバルブのスイッチオフ時にフィードバック信号接点を評価するために、手動操作変数禁止時間を待機時間よりも大きく設定してください (p0230 > p9625[1]/p9825[1])。
ドライブ: パワーユニットなし
Drv: No power unit
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
パワーユニットパラメータは読み出せません、または パワーユニットにパラメータが保存されていません。
注:
不正なトポロジーが試運転ソフトウェアで選択され、このパラメータ設定がコントロールユニットにダウンロードされる場合にも発生します。
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- パワーユニットを確認し、必要に応じて、それを交換してください。
- コントロールユニットを確認し、必要に応じて、それを交換してください。
- トポロジー訂正後、パラメータは試運転ソフトウェアを使用して再びダウンロードする必要があります。
ドライブ: モータ過電流
Drv: Motor overcurrent
-
モータの過負荷
許容可能なモータ電流リミットを超過しました。
- 有効電流のリミット設定が小さすぎます。
- 電流コントローラが正しく設定されていません。
- U/f 運転: 加速時間の設定が短すぎるか、負荷が大きすぎます。
- U/f 運転: モータケーブルの短絡か、地絡が発生しています。
- U/f 運転: モータ電流が、パワーユニットの電流と一致しません。
- 「flying restart」機能なしで回転するモータをオンしてください (p1200)。
注:
リミット電流 = 2 * Minimum( p0640、4 * p0305 * p0306) >= 2 * p0305 * p0306
- 電流リミットを確認してください (p0640)。
- ベクトル制御: 電流コントローラを確認してください (p1715、p1717)。
- U/f 制御: 電流リミットコントローラを確認してください (p1340 ... p1346)。
- 立ち上がり時間を増やすか (p1120)、負荷を低減してください。
- モータとモータケーブルに短絡と地絡がないかどうか確認してください。
- モータのスター/デルタ結線と銘板のパラメータ設定を確認してください。
- パワーユニットとモータの組み合わせを確認してください。
- 回転モータに切り替える場合は、「flying restart」機能 (p1200) を選択してください。
ドライブ: 電源装置またはパワーユニットの準備ができていません
Infeed/PU not ready
-
電源故障
内部オンコマンド後、電源装置またはドライブユニットが準備完了信号を出しません。
- 監視時間が短すぎます。
- DC リンク電圧がありません。
- 電源装置または通知コンポーネントのドライブユニットが故障しています。
- 電源電圧が不正に設定されています。
- 監視時間を増加してください (p0857)。
- DC リンク電圧があることを確認してください。DC リンクバスバーを確認してください。電源装置を有効にしてください。
- 関連の電源装置または信号コンポーネントのドライブユニットを交換してください。
- 電源電圧の設定を確認してください (p0210)。
ドライブ: パワーユニット I2t 過負荷
Drv: PU overload I2t
-
パワーエレクトロニクス故障
パワーユニットの I2t 過負荷 (p0294) のアラームスレッシホールド値を超過しました。
p0290 でパラメータ設定された応答が有効になります。
- 連続負荷を低減してください。
- 負荷デューティサイクルを調整してください。
- モータおよびモータモジュールの定格電流の配列を確認してください。
ドライブ: 短絡/地絡検出済
Drv: Short cct/grnd F
%1
地絡/相間での短絡検出
位相間の短絡または地絡がインバータのモータ側出力端子で検出されました。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 短絡、UV 相。
2: 短絡、UW 相。
3: 短絡、VW 相。
4: 過電流による地絡。
1yxxx: U 相で電流による地絡が検出されました (y = パルス番号、xxxx = V 相での電流コンポーネント、単位 [per mille])。
2yxxx: V 相で電流による地絡が検出されました (y = パルス番号、xxxx = U 相での電流コンポーネント、単位 [per mille])。
注:
電力ケーブルとモータケーブルの入れ替え時にも、モータ側の短絡として特定されました。
地絡故障試験は、モータが静止している時にのみ実行されます。
消磁されていない、または、部分的に消磁されているモータへの接続は、地絡として検出される可能性があります。
- インバータのモータ側接続が位相間短絡していないかどうか確認してください。
- 電力ケーブルとモータケーブルを外してください。
- 地絡を確認してください。
地絡の場合以下が適用されます:
- "flying restart"機能を有効にすることなく回転中のモータに接続する時にはパルスをイネーブルにしないでください (p1200)。
- 消磁時間を増やしてください (p0347)。
- 静止状態を保証するために、パルスブロック遅延時間 (p1228) を増大してください。
- 必要に応じて監視を無効にしてください (p1901)。
ドライブ: 定格データなしのパワーユニット EEPROM
Drv: PU EEPROM w/o dat
-
ハードウェア/ソフトウェア故障
パワーユニット EEPROM に定格データが保存されていません。
パワーユニットを交換するか、シーメンスカスタマサービスまで御連絡ください。
外部アラーム 1
Ext alarm 1
-
許容範囲外の外部測定値/信号状態
「External alarm 1」条件を満たします。
注:
「External alarm 1」はバイネクタ入力 p2112 を介して 1/0 エッジで開始されます。
このこのアラームの原因を取り除いてください。
外部アラーム 2
Ext alarm 2
-
許容範囲外の外部測定値/信号状態
「External alarm 2」条件を満たします。
注:
「External alarm 2」はバイネクタ入力 p2116 を介して 1/0 エッジで開始されます。
このアラームの原因を取り除いてください。
外部アラーム 3
Ext alarm 3
-
許容範囲外の外部測定値/信号状態
「External alarm 3」条件を満たします。
注:
「External alarm 3」はバイネクタ入力 p2117 を介して 1/0 エッジで開始されます。
このアラームの原因を取り除いてください。
外部エラー 1
Ext fault 1
-
許容範囲外の外部測定値/信号状態
「External fault 1」の条件を満たします。
注:
「External fault 1」はバイネクタ入力 p2106 を介して 1/0 エッジで開始されます。
- この故障原因を取り除いてください。
- 故障をリセットしてください。
外部エラー 2
Ext fault 2
-
許容範囲外の外部測定値/信号状態
「External fault 2」の条件を満たします。
注:
「External fault 2」はバイネクタ入力 p2107 を介して 1/0 エッジで開始されます。
- この故障原因を取り除いてください。
- 故障をリセットしてください。
外部エラー 3
Ext fault 3
-
許容範囲外の外部測定値/信号状態
「External fault 3」の条件を満たします。
注:
「External fault 3」は以下のパラメータを介して 1/0 エッジにより開始されました。
- AND 論理運転、バイネクタ入力 p2108、p3111、p3112。
- スイッチオン遅延 p3110。
- この故障原因を取り除いてください。
- 故障をリセットしてください。
ドライブ:負荷監視 ポンプ/ファン詰まり
Pump/fan blocked
-
モータの過負荷
負荷監視はポンプまたはファン用にコンフィグレーションされます (p2193 = 4、5)。
監視機能は、ポンプ/ファンがブロックされた場合にこれを検出します。
ブロックトルクスレッシホールドを (p2168) 非常に低く設定することは可能です (例: 高負荷始動)。
- ポンプ/ファンがブロックされていないかどうか確認し、ブロックされている場合には、問題を解決してください。
- ファンが自由に動作できるかどうかを確認し、必要に応じて、問題を解決してください。
- 負荷に合わせてパラメータ設定を調整してください (p2165、p2168)..
ドライブ: 負荷監視 ポンプ/ファン 無負荷状態
Pump/fan no load
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
負荷監視はポンプまたはファン用にコンフィグレーションされます (p2193 = 4、5)。
監視機能は、ポンプ/ファンが無負荷状態で運転されている時に検出します。
ポンプが空運転状態です (くみ上げられる媒体なし) - またはファンのベルトが破損しています。
検出トルクスレッシホールドが (p2191) 低すぎる可能性があります。
- ポンプの場合、くみ上げられている媒体を確認し、必要に応じて、媒体を加えてください。
- ファンの場合、ベルトを確認し、必要に応じて、交換してください。
- 必要に応じて、検出トルクスレッシホールドを増大してください (p2191)。
Drive: 負荷監視 ポンプ漏れ
Pump leakage
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
負荷監視は、ポンプ用にコンフィグレーションされています (p2193 = 4)。
監視機能はポンプ回路での漏れを検出します。
この場合、ポンプは、低減された量をくみ上げるために、通常運転時よりも低いトルクを必要とします。
- ポンプ回路の漏れを取り除いてください。
- 誤トリップが起きる場合、漏れ特性のトルクスレッシホールドを低減してください (p2186、p2188、p2190)。
ドライブ:負荷監視 ポンプ/ファン詰まり
Pump/fan blocked
-
モータの過負荷
負荷監視はポンプまたはファン用にコンフィグレーションされます (p2193 = 4、5)。
監視機能は、ポンプ/ファンがブロックされた場合にこれを検出します。
ブロックトルクスレッシホールドを (p2168) 非常に低く設定することは可能です (例: 高負荷始動)。
- ポンプ/ファンがブロックされていないかどうか確認し、ブロックされている場合には、問題を解決してください。
- ファンが自由に動作できるかどうかを確認し、必要に応じて、問題を解決してください。
- 負荷に合わせてパラメータ設定を調整してください (p2165、p2168)..
ドライブ: 負荷監視 ポンプ/ファン 無負荷状態
Pump/fan no load
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
負荷監視はポンプまたはファン用にコンフィグレーションされます (p2193 = 4、5)。
監視機能は、ポンプ/ファンが無負荷状態で運転されている時に検出します。
ポンプが空運転状態です (くみ上げられる媒体なし) - またはファンのベルトが破損しています。
検出トルクスレッシホールドが (p2191) 低すぎる可能性があります。
- ポンプの場合、くみ上げられている媒体を確認し、必要に応じて、媒体を加えてください。
- ファンの場合、ベルトを確認し、必要に応じて、交換してください。
- 必要に応じて、検出トルクスレッシホールドを増大してください (p2191)。
Drive: 負荷監視 ポンプ漏れ
Pump leakage
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
負荷監視は、ポンプ用にコンフィグレーションされています (p2193 = 4)。
監視機能はポンプ回路での漏れを検出します。
この場合、ポンプは、低減された量をくみ上げるために、通常運転時よりも低いトルクを必要とします。
- ポンプ回路の漏れを取り除いてください。
- 誤トリップが起きる場合、漏れ特性のトルクスレッシホールドを低減してください (p2186、p2188、p2190)。
ドライブ: 過度に低い磁束によりフライング再始動失敗
Drv: fly restart unsucc
-
モータの過負荷
励磁時間経過後の電圧測定に基づく他励式同期モータのロータ位置の識別中、磁束が小さすぎました。
励磁時間を増大してください (p0346)。
ドライブ: モータロック
Drv: Motor blocked
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
モータは、長時間低速かつ設定された速度スレッシホールド未満のトルクリミットで運転されています。
速度実績値が変動し、速度コントローラの出力が繰り返しリミット値に達する場合、この信号も有効になります。
パワーユニットの温度監視が電流リミット (p0290 参照) を低減し、これによりモータが減速する場合もあります。
- モータが自由に動くことができることを確認してください。
- 有効なトルクリミットを確認してください (r1538、r1539)。
- モータの瞬時再始動のための回転方向イネーブル信号を確認してください (p1110、p1111)。
- U/f 制御の場合: 電流リミットおよび加速時間を確認してください (p0640、p1120)。
ドライブ: モータ速度超過
Drv: Motor overspeed
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
最大許容速度が正側または負側で超過しました。
最大許容正側速度は以下のように形成されます: 最小 (p1082)
最大許容負側速度は以下のように形成されます。最大 (-p1082)
正方向の回転の場合、以下が適用されます:
- r1084 を確認し、必要に応じてp1082 を変更してください。
逆方向の回転の場合、以下が適用されます:
- r1087 を確認し、必要に応じてp1082 を変更してください。
速度リミットコントローラのプリコントロールを有効化してください (ビット 7 = 1)。
速度超過信号 p2162 のヒステリシスを増大してください。上限は、設定値チャンネルの最大モータ速度 p0322 および最大速度 p1082 に依存します。
ドライブ: モータロック
Drv: Motor stalled
%1
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
システムは、モータが設定された時間よりも長い間ストールしたことを検出しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 予備。
2: r1408.12 (p1745) を使用したストール検出または (r0084 ... r0083) を介して。
必ず手順を踏み、両方のモータデータ定数測定および回転測定が実行されたことを確認してください (p1900、r3925 参照)。
- ドライブが制御モードで、または、速度設定値がゼロの場合に負荷のみによりストールするかどうかを確認してください。「はい」の場合はp1610 を使用して電流設定値を増大してください。
- モータ励磁時間が (p0346) 大幅に減らされ、ドライブがスイッチオン時にドライブがストールし、その後直ちに動作する場合、p0346 を再び増大してください。
- モータケーブルが接続解除されているかどうか確認してください (A07929 参照)。
故障がない場合、故障許容値を増やすことができます (p1745)。
- 電流リミットを確認してください (p0640、r0067、r0289)。電流リミットが低すぎる場合、ドライブを励磁できません。
- モータが弱め界磁領域まで迅速に加速する際に、故障値 2 を伴う故障が発生する場合、p1553 を減らすことで磁束設定値および磁束実績値の偏差を減らすことができ、メッセージを阻止できます。
ドライブ: モータ過熱
Drv: Mot overtemp
%1
モータの過負荷
KTY またはセンサなし:
測定されたモータ温度または熱モデル 2 の温度がアラームスレッシホールド (p0604) を超過しました。p0610 でパラメータ設定された応答が有効になります。
PTC またはバイメタル NC 接点:
応答スレッシホールド 1650 Ohm を超過しました、または、NC 接点が開きました。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
11: 出力電流低減なし。
12: 出力電流低減が有効。
- モータの負荷を確認してください。
- モータの周囲温度を確認してください。
- KTY84 を確認してください。
- モータ熱モデル 2 の過熱を確認してください (p0626 ... p0628)。
ドライブ: トルク/速度 過小
Drv: M/n too low
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
p2193 = 1 の場合:
トルクは、トルク/速度エンベロープ特性から外れています (過小)。
p2193 = 2 の場合:
外部エンコーダからの速度信号 (p3230 参照) が速度 (r2169) から外れています (過小)。
- モータと負荷間の接続を確認してください。
- 負荷に合わせて、パラメータ設定を調整してください。
ドライブ: トルク/速度 過大
Drv: M/n too high
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
p2193 = 1 の場合:
トルクは、トルク/速度エンベロープ特性から外れています (過大)。
p2193 = 2 の場合:
外部エンコーダからの速度信号 (p3230 参照) が速度 (r2169) から外れています (過大)。
- モータと負荷間の接続を確認してください。
- 負荷に合わせて、パラメータ設定を調整してください。
ドライブ: トルク/速度 許容範囲外
Drv: M/n outside tol
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
p2193 = 1 の場合:
トルクは、トルク/速度エンベロープ特性から外れています。
p2193 = 2 の場合:
外部エンコーダからの速度信号 (p3230 参照) が速度 (r2169) から外れています。
- モータと負荷間の接続を確認してください。
- 負荷に合わせて、パラメータ設定を調整してください。
ドライブ: トルク/速度 過小
Drv: M/n too low
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
p2193 = 1 の場合:
トルクは、トルク/速度エンベロープ特性から外れています (過小)。
p2193 = 2 の場合:
外部エンコーダからの速度信号 (p3230 参照) が速度 (r2169) から外れています (過小)。
- モータと負荷間の接続を確認してください。
- 負荷に合わせて、パラメータ設定を調整してください。
ドライブ: トルク/速度 過大
Drv: M/n too high
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
p2193 = 1 の場合:
トルクは、トルク/速度エンベロープ特性から外れています (過大)。
p2193 = 2 の場合:
外部エンコーダからの速度信号 (p3230 参照) が速度 (r2169) から外れています (過大)。
- モータと負荷間の接続を確認してください。
- 負荷に合わせて、パラメータ設定を調整してください。
ドライブ: トルク/速度 許容範囲外
Drv: M/n outside tol
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
p2193 = 1 の場合:
トルクは、トルク/速度エンベロープ特性から外れています。
p2193 = 2 の場合:
外部エンコーダからの速度信号 (p3230 参照) が速度 (r2169) から外れています。
- モータと負荷間の接続を確認してください。
- 負荷に合わせて、パラメータ設定を調整してください。
ドライブ: 包絡線 パラメータ無効
Drv: Env curve par
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
負荷監視の包絡曲線に無効なパラメータが入力されました。
速度のスレッシホールド値には以下の規則が適用されます。
p2182 < p2183 < p2184
トルクのスレッシホールド値には以下の規則が適用されます。
p2185 > p2186
p2187 > p2188
p2189 > p2190
負荷監視設定と応答は一致する必要があります。
それぞれの負荷トルク監視領域が重複することは許容されません。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
無効な値を持つパラメータ番号
負荷トルク監視は、アラームが有効である限り有効化されません。
- 適用可能な規則に従って負荷監視用パラメータを設定してください。
- 必要に応じて、負荷監視を無効化してください (p2181 = 0, p2193 = 0)。
DC ブレーキ 有効
DCBRK act
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
モータは DC 電流により制動されました。DC 電流ブレーキが有効です。
1)
DCBRK が有効という応答のアラームが有効です。p1233 で設定された期間、モータはブレーキ電流 p1232 により制動されます。停止スレッシホールド値 p1226 を下回った場合は、ブレーキは予定より早く取り消されます。
2)
DC ブレーキが、設定された DC ブレーキ (p1230=4) において、バイコネクタ入力 p1230 で有効になりました。ブレーキ電流 p1232 は、このバイネクタ入力が無効になるまで印加されます。
必要なし。
DC ブレーキ実行後、アラームは自動的に消えます。
ドライブ: モータが検出されません
Drv: No mot detected
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
インバータパルスをイネーブルした後の絶対電流値が非常に小さいため、モータが検出されません。
注:
ベクトル制御およびインダクションモータの場合、アラームに故障 F07902 が後続します。
- モータの電力ケーブルを確認してください。
- スレッシホールド値 (p2179) を低減してください (例: 同期モータの場合)。
- U/f 制御の電圧ブーストを確認してください (p1310)。
- ステータ抵抗 (p0350) を設定するために停止測定を実行してください。
ドライブ: 負荷故障
Drv: load failure
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
負荷監視により負荷故障が検出されました。
- センサを確認してください。
- 必要に応じて負荷監視を無効にしてください (p2193)。
モータパラメータ 不正
Motor par incorr
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
モータのパラメータが試運転中に不正に入力されました (例: p0300 = 0、モータなし)。
故障値 (r0949、10 進表示):
該当するパラメータ番号。
モータデータを銘板のデータと比較し、必要に応じて変更してください。
ドライブ: 不正な不正な摩擦の特性
Drv: Incorr frict char
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
摩擦特性が不正です。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1538:
摩擦トルクが有効トルクの上側有効トルクリミット (p1538) の最高値およびゼロよりも大きくなっています。 これは摩擦特性 (r3841) の出力がこの値に制限されている理由です。
1539:
摩擦トルクが、有効トルクの下側有効トルクリミット (p1539) の最小値およびゼロよりも低くなっています。これは、摩擦特性 (r3841) の出力がこの値に制限されている理由です。
3820 ... 3829:
不正なパラメータ番号。摩擦特性のパラメータに入力された速度が以下の条件に一致しません。
0.0 < p3820 < p3821 < ... < p3829 <= p0322または p1082、 p0322 = 0の場合。
そのため摩擦特性 (r3841) の出力がゼロに設定されています。
3830 ... 3839:
不正なパラメータ番号。摩擦特性のパラメータに入力されたトルクが以下の条件に一致しません。
0 <= p3830、p3831 ... p3839 <= p0333
そのため摩擦特性の出力 (r3841)はゼロに設定されています。
摩擦特性の条件を満たしてください。
アラーム値 = 1538 に関して:
有効な上側のトルクリミットを確認してください (例: 弱め界磁範囲内)。
アラーム値 = 1539 に関して:
有効な下側のトルクリミットを確認してください (例: 弱め界磁範囲)。
アラーム値 = 3820 ... 3839 に関して:
摩擦特性のパラメータの条件を満たしてください。
モータデータ (例: 最大速度 p0322) が試運転中 (p0010 = 1、3) に変更された場合、テクノロジー制限とスレッシホールド値を p0340 = 5 の選択により再計算する必要があります。
ドライブ: 摩擦特性記録有効
Drv: Frict rec activ
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
自動摩擦特性記録が有効です。
摩擦特性が次回の電源投入コマンド時に記録されます。
摩擦特性をプロットする際に、パラメータを保存することはできません (p0971、p0977)。
必要なし。
アラームは、摩擦特性採取が問題なく完了した後、または記録が無効とされた後、自動的に消えます (p3845 = 0)。
ドライブ: 摩擦特性記録中断
Drv: Frict rec interr
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
摩擦特性を記録するための条件を満たしていません。
故障値 (r0949、10 進表示):
0046: イネーブル信号不足 (r0046)。
1082: 到達する予定の最大速度 (p3829) が最大速度 (p1082) よりも大きくなっています。
1084: 到達する予定の最大速度 (p3829) が最大速度 (r1084、p1083、p1085) よりも大きくなっています。
1087: 到達する予定の最大速度 (p3829) が最大速度 (r1087、p1086、p1088) よりも大きくなっています。
1110: 摩擦特性採取、逆方向が禁止されている (p1110) にもかわらず逆方向が選択されています (p3845)。
1111: 摩擦特性採取、正方向が禁止されている (p1111) にもかわらず正方向が選択されています (p3845)。
1198: 摩擦特性採取が選択され (p3845 > 0)、逆方向 (p1110) と正方向 (p1111) が禁止されています (r1198)。
1300: 制御モード (p1300) が閉ループ速度制御に設定されていません。
1755: センサレス閉ループ制御 (p1300 = 20) で、到達する予定の最小速度 (p3820) が開ループ制御の切り替え速度よりも低いか、同じになっています (p1755)。
1910: モータデータ定数測定ルーチンが有効。
1960: 速度コントローラの最適化が有効。
3820 ... 3829: 速度 (p382x) に到達できません。
3840: 摩擦特性が不正。
3845: 摩擦特性採取を選択解除済。
摩擦特性を記録するための条件を満たしてください。
故障値 = 0046 に関して:
- 不足しているイネーブル信号を確立してください。
故障値 = 1082、1084、1087 に関して:
- 到達する予定の最大速度 (p3829) を、最大速度 (p1082、r1084、r1087) 以下に選択してください。
- 摩擦特性に従って速度ポイントを再計算してください (p0340 = 5)。
故障値 = 1110 に関して:
- 摩擦特性採取、正方向を選択してください (p3845)。
故障値 = 1111 に関して:
- 摩擦特性採取、逆方向を選択してください (p3845)。
故障値 = 1198 に関して:
- 許容方向をイネーブルしてください (p1110、p1111、r1198)。
故障値 = 1300 に関して:
- 制御モード (p1300) を閉ループ速度制御 (p1300 = 20、21) に設定します。
故障値 = 1755 に関して:
- センサレス閉ループ速度制御 (p1300 = 20) では、到達する予定の最小速度 (p3820) を開ループ制御 (p1755) への切り替え速度よりも大きくなるように選択してください。
- 摩擦特性に従って速度ポイントを再計算してください (p0340 = 5)。
故障値 = 1910 に関して:
- モータデータ定数測定ルーチンを完了してください (p1910)。
故障値 = 1960 に関して:
- 速度コントローラの最適化を完了してください (p1960)。
故障値 3820 ... 3829 に関して:
- 速度 p382x での負荷を確認してください。
- 速度 p382x での振動の速度信号 (r0063) を確認してください。必要に応じて速度コントローラの設定を確認してください。
故障値 = 3840 に関して:
- 摩擦特性をエラーなしにしてください (p3820 ... p3829、p3830 ... p3839、p3840)。
故障値 = 3845 に関して:
- 摩擦特性採取を有効にしてください (p3845)。
ドライブ: 自動エンコーダ調整/磁極位置検出、不正
Drv: Incorr PolID
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
自動エンコーダ調整中または磁極位置検出中にエラーが発生しました。
シーメンス社内トラブルシューティング専用
POWER ON (電源切/入) を実行してください。
ドライブ: Lq-Ld 測定 不正
Drv: Lq-Ld meas incorr
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
Lq-Ld 測定中にエラーが発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
10: ステージ 1: 測定電流とゼロ電流の比率が過小。
12: ステージ 1: 最大電流を超過しました。
15: 第 2 高調波が過小。
16: 測定を行うのにドライブコンバータが小さすぎます。
17: パルスブロックによる中止。
故障値 = 10 に関して:
モータが正しく接続されているかどうか確認してください。
パワーユニットを交換してください。
この方法を無効にしてください (p1909)。
故障値 = 12 に関して:
モータデータが正しく入力されているかどうか確認してください。
この方法を無効にしてください (p1909)。
故障値 = 16 に関して:
この方法を無効にしてください (p1909)。
故障値 = 17 に関して:
この方法を繰り返してください。
ドライブ: 磁極位置検出エラー
Drv: PolID incorrect
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
磁極位置検出ルーチン中に故障が発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 電流コントローラが制限されます。
2: モータシャフトがロックされます。
4: エンコーダ速度信号が妥当ではありません。
10: ステージ 1: 測定電流とゼロ電流の比率が小さすぎます。
11: ステージ 2: 測定電流とゼロ電流の比率が小さすぎます。
12: ステージ 1: 最大電流を超過しました。
13: ステージ 2: 最大電流を超過しました。
14: +d 軸決定の電流偏差が小さすぎます。
15: 第二次高調波が小さすぎます。
16: 測定を行うためのドライブコンバータが小さすぎます。
17: パルスブロックによる中止。
18: 第一高調波が小さすぎます。
20: モータ軸回転および有効化された「瞬停再始動」機能で磁極位置検出が要求されました。
故障値 = 1 に関して:
モータが正しく接続されているかどうか確認してください。
モータデータが正しく入力されているかどうか確認してください。
該当するモータモジュールを交換してください。
故障値 = 2 に関して:
モータ保持ブレーキを「開」にし (p1215 = 2)、モータを無負荷状態にしてください。
故障値 = 4 に関して:
エンコーダパルス数 (p0408) とギアボックス係数 (p0432、p0433) が正しいかどうか確認してください。
モータ極対数が正しいかどうか確認してください (p0314)。
故障値 = 10 に関して:
p1980 = 4 を選択している場合: p0325 の値を増大してください。
p1980 = 1 を選択している場合: p0329 の値を増大してください。
モータが正しく接続されているかどうか確認してください。
該当するモータモジュールを交換してください。
故障値 = 11 に関して:
p0329 の値を増大してください。
モータが正しく接続されているかどうか確認してください。
該当するモータモジュールを交換してください。
故障値 = 12 に関して:
p1980 = 4 を選択している場合、以下が適用されます:
- p0325 の値を低減してください。
p1980 = 1 を選択している場合、以下が適用されます:
- p0329 の値を低減してください (最少 p0305)。
- p0329 = p0305 の場合、p0356、p0357 を低減してください。
- モータデータが正しく入力されたかどうか確認してください。
故障値 = 13 に関して:
p0329 の値を低減してください。
モータデータが正しく入力されているかどうか確認してください。
故障値 = 14 に関して:
p0329 の値を増大してください。
モータの異方性が不十分です、方式を変更してください (p1980 = 1、10)。
故障値 = 15 に関して:
p0325 の値を増大してください。
モータの異方性が不十分です、方式を変更してください (p1980 = 1、10)。
故障値 = 16 に関して:
方式を無効化してください (p1982)。
故障値 = 17 に関して:
方式を繰り返してください。
故障値 = 18 に関して:
p0329 の値を増大してください。
飽和が充分でない場合は、方式を変更してください (p1980 = 10)。
故障値 = 20 に関して:
磁極位置検出ルーチンを実行する前に、モータシャフトが完全に停止している (ゼロ速) ことを確認してください。
ドライブ: 自動エンコーダ調整不良
Drv: Enc_adjust incorrect
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
自動エンコーダ調整中にエラーが発生しました。
故障値 (r0949、10 進法):
1: 電流コントローラが制限されています。
2: モータシャフトがロックされています。
4: エンコーダ速度が妥当ではありません。
5: U/f (p1300) の選択解除、または、エンコーダキャリブレーションを無効にしてください (p1990)。
10: ステージ 1: 測定電流とゼロ電流間の比率が低すぎます。
11: ステージ 2: 測定電流とゼロ電流間の比率が低すぎます。
12: ステージ 1: 最大電流超過しました。
13: ステージ 2: 最大電流超過しました。
14: +d 軸の決定の電流差が低すぎます。
15: 第二調波が低すぎます。
16: 測定技術には、ドライブコンバータが小さすぎます。
17: パルスブロックによる中断。
故障値 = 1 に関して:
モータが正しく接続されているかどうか確認してください。
モータデータが正しく入力されているかどうか確認してください。
該当するパワーユニットを交換してください。
故障値 = 2 に関して:
モータ保持ブレーキを「開」にし (p1215 = 2)、モータを無負荷状態にしてください。
故障値 = 4 に関して:
速度実績値の反転が正しいかどうか確認してください (p0410.0)。
モータが正しく接続されているかどうか確認してください。
エンコーダパルス数 (p0408) およびギアボックス係数 (p0432、p0433) が正しいかどうか確認してください。
モータ極対数が正しいかどうか確認してください (p0314)。
故障値 = 5 に関して:
U/f (p1300) を選択解除する、または、エンコーダキャリブレーションを無効にしてください (p1990)。
故障値 = 10 に関して:
p0325 の値を増大してください。
モータが正しく接続されているかどうか確認してください。
該当するのパワーユニットを交換してください。
故障値 = 11 に関して:
p0329 の値を増大してください。
モータが正しく接続されているかどうか確認してください。
該当するパワーモジュールを交換してください。
故障値 = 12 に関して:
p0325 の値を低減してください。
モータデータが正しく入力されたかどうか確認してください。
故障値 = 13 に関して:
p0329 の値を低減してください。
モータデータが正しく入力されたかどうか確認してください。
故障値 = 14 に関して:
p0329 の値を増大してください。
故障値 = 15 に関して:
p0325 の値を増大してください。
故障値 = 16 に関して:
方式を無効にしてください (p1982)。
故障値 = 17 に関して:
方式を繰り返してください。
ドライブ: 転流角オフセット設定有効化済
Drv: Ang_com_offs act
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
転流角オフセットの自動決定 (エンコーダ調整) が有効になります (p1990 = 1, 3)。
注:
この自動決定は、次回の電源投入コマンド後に、実行されます。
必要なし。
このアラームは、決定後または p1990 = 0 設定で、自動的に消えます。
ドライブ: ゼロマークへのトラバース - 想定された設定値入力
Drv: Setpoint expected
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
ゼロマークは、エンコーダを調整するために評価されなければなりません。
速度またはトルク設定値の入力が想定されます。
必要なし。
アラームは、ゼロマークが検出されると消えます。
ドライブ: ファインエンコーダキャリブレーション有効
Drv: Fine enc calib act
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
このアラームは、アラーム値を使用したエンコーダ微調整の相を示しています。
アラーム値 (10 進表示):
1: エンコーダの微調整有効。
2: 回転測定開始 (速度設定値 > 40 % 定格モータ速度に設定)
3: 回転測定は、速度およびトルク範囲内に在ります。
4: 回転測定は正常に終了しました: パルスブロックは、これらの値の受け付けを開始できます。
5: エンコーダの微調整が算出されました。
10: 速度が低すぎるため、回転測定が中断されました。
12: トルクが高すぎるため、回転測定が中断されました。
アラーム値 = 10 に関して:
速度を増大してください。
アラーム値 = 12 に関して:
ドライブを無負荷状態に移してください。
ドライブ: 回転測定有効
Drv: Rot meas act
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
回転定数測定 (自動速度コントローラの最適化) が有効です。
回転定数測定は、次回の電源投入コマンド後に、実行されます。
注:
回転定数測定中、パラメータ (p0971、p0977) を保存することはできません。
必要なし。
アラームは、速度コントローラの最適化が正常に完了した後、または p1900 = 0 の設定後、自動的に消えます。
ドライブ: 回転測定のイネーブル信号不足
Drv: Rot meas enab miss
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
イネーブル信号が不足しているため、回転測定を開始できません。
p1959.13 = 1 の場合、以下が適用されます:
- ランプファンクションジェネレータのイネーブル信号不足 (p1140 ... p1142 を参照)。
- 発生中の故障を確認してください。
- 不足しているイネーブル信号を確立してください。
ドライブ: 回転測定、エンコーダテスト
Drv: Rot meas encoder test
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
エンコーダテスト中にエラーが発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 速度が定常ではありません。
2: 最小リミットが有効なため、速度の設定値に接近できませんでした。
3: 帯域幅のスキップが有効中のため、速度の設定値に接近できませんでした。
4: 最大リミットが有効なため、速度の設定値に接近できませんでした。
5: エンコーダが信号を出力しません。
6: 不正な極性
7: 不正なパルス数
8: エンコーダ信号のエラー
9: 電圧検出モジュール (VSM) が不正に接続されています。
故障値 = 1 に関して:
- モータ定数を確認してください。
- モータデータ定数測定ルーチンを実行してください (p1910)。
- 必要に応じてダイナミック係数を低減してください (p1967 < 25 %)。
故障値 = 2 に関して:
- 速度設定値 (p1965) または最小リミット (p1080) を調整してください。
故障値 = 3 に関して:
- 速度設定値 (p1965) または抑制 (スキップ) 帯域幅 (p1091 ... p1094、p1101) を調整してください。
故障値 = 4 に関して:
- 速度設定値 (p1965) または最大リミット (p1082、p1083、p1086) を調整してください。
故障値 = 5 に関して:
- エンコーダ接続を確認してください。必要に応じてエンコーダを交換してください。
故障値 = 6 に関して:
- エンコーダケーブルの接続割り付けを確認してください。極性を合わせてください (p0410)。
故障値 = 7 に関して:
- パルス数を合わせてください (p0408)。
故障値 = 8 に関して:
‐ エンコーダ接続とエンコーダケーブルを確認してください。アース接続に関する問題がある可能性があります。
‐ 速度コントローラのダイナミック応答を低減してください (p1460、p1462 および p1470、p1472)。
故障値 = 9 に関して:
電圧検出モジュール (VSM) の接続を確認してください。
注:
エンコーダテストは、p1959.0 によりオフ (無効) にすることができます。
ドライブ: 回転測定、飽和特性曲線
Drv: Rot meas sat_char
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
飽和特性の決定中にエラーが発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 速度が定常状態に到達しませんでした。
2: ロータ磁束が定常状態に達しませんでした。
3: 適用回路が定常状態に達しませんでした。
4: 適用回路がイネーブルされませんでした。
5: 弱め界磁制御が有効です。
6: 最小リミットが有効なため、速度設定値に接近できませんでした。
7: 帯域幅のスキップが有効なため、速度設定値に接近できませんでした。
8: 最大リミットが有効なため、速度設定値に接近できませんでした。
9: 算出された飽和特性のいくつかの値が妥当でありません。
10: 負荷トルクが大き過ぎるため、飽和特性を適切に計算できませんでした。
故障値 = 1 に関して:
- ドライブ全体の慣性モーメントがモータの慣性モーメントよりも極端に高くなっています (p0341、p0342)。
回転定数測定 (p1960) を選択解除し、慣性モーメント p0342 を入力し、速度コントローラ p0340 = 4 を再計算し、測定を繰り返してください。
故障値 = 1 ... 2 に関して:
‐ 測定速度 (p1961) を上げて測定を繰り返してください。
故障値 = 1 ... 4 に関して:
- モータパラメータを確認してください (銘板データ)。変更後: p0340 = 3 を計算してください。
‐ 慣性モーメントを確認してください (p0341、p0342)。変更後: p0340 = 3 を計算してください。
- モータデータ定数測定ルーチンを実行してください (p1910)。
- 必要に応じてダイナミック係数を低減してください (p1967 < 25 %)。
故障値 = 5 に関して:
速度設定値 (p1961) が高すぎます。速度を低減してください。
故障値 = 6 に関して:
速度設定値 (p1961) または最小リミット (p1080) を調整してください。
故障値 = 7 に関して:
速度設定値 (p1961) または抑制 (スキップ) 帯域幅 (p1091 ... p1094、p1101) を調整してください。
故障値 = 8 に関して:
速度設定値 (p1961) または最大リミット (p1082、p1083、p1086) を調整してください。
故障値 = 9、10 に関して:
負荷トルクが高すぎる動作点で測定が行われました。速度設定値 (p1961) の変更、または負荷トルクを低減することにより、適切な動作点を選択してください。
注:
p1959.1 により飽和特性測定を無効にすることができます。
ドライブ: 速度コントローラ最適化、慣性モーメント
Drv: n_opt mom_inertia
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
慣性モーメントの測定中に故障が発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 速度が定常状態に達しませんでした。
2: 最小リミットが有効なため、速度設定値に接近できませんでした。
3: 抑制 (スキップ) 帯域幅が有効なため、速度設定値に接近できませんでした。
4: 最大リミットが有効なため、速度設定値に接近できませんでした。
5: 最小リミットが有効なため、速度を 10% だけ上げることができませんでした。
6: 抑制 (スキップ) 帯域幅が有効中のため、速度を 10% だけ上げることができませんでした。
7: 最大リミットが有効なため、速度を 10% だけ上げることができませんでした。
8: 慣性モーメントの確認を信頼できるようにするためには、速度設定値のステップ後のトルクの差が小さすぎます。
9: 慣性モーメントの信頼して確認できるデータが少な過ぎます。
10: 設定値のステップ後、速度の変更が小さ過ぎるか、または方向が不正です。
11: 確認された慣性モーメントが妥当ではありません。測定された慣性モーメントは、プリセットされたモータの慣性モーメント p0341 の 0.1x 未満、または、500x を超えています。
故障値 = 1 に関して:
- モータパラメータを確認してください (定格銘板データ)。変更後: p0340 = 3 計算してください。
- 慣性モーメント (p0341、p0342) を確認してください。変更後: p0340 = 3 を計算してください。
- モータデータの定数測定ルーチンを実行してください (p1910)。
- 必要に応じて、ダイナミック係数を低減してください (p1967 < 25 %)。
故障値 = 2、5 に関して:
- 速度設定値 (p1965) または最小リミット (p1080) を調整してください。
故障値 = 3、6 に関して:
- 速度設定値 (p1965) または抑制 (スキップ) 帯域幅 (p1091 ... p1094、p1101) を調整してください。
故障値 = 4、7 に関して:
- 速度設定値 (p1965) または最大リミット (p1082、p1083 および p1086) を調整してください。
故障値 = 8 に関して:
- ドライブの総慣性モーメントがモータの総慣性モーメントよりもずっと大きくなっています (p0341、p0342 を参照)。回転測定を選択解除し (p1960)、慣性モーメントの入力 p0342、速度コントローラの再計算 p0340 = 4 と測定の繰り返しを実行してください。
故障値 = 9 に関して:
- 慣性モーメントを確認してください (p0341、p0342)。変更後、再計算してください (p0340 = 3 または 4)。
故障値 = 10 に関して:
- 慣性モーメントを確認してください (p0341、p0342)。変更後: p0340 = 3 を計算してください。
故障値 = 11 に関して:
- モータの慣性モーメントを低減 p0341 (例: 係数 0.2) または増加 (例: 係数 5) し、測定を繰り返してください。
注:
慣性モーメント定数測定ルーチンは p1959.2 で無効化することができます。
ドライブ: 速度コントローラ 最適化 (振動試験)
Drv: n_opt oscil_test
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
振動試験中に故障が発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 速度が定常状態に到達しませんでした。
2: 最小リミットが有効なため、速度設定値に接近できませんでした。
3: 帯域幅のスキップが有効中のため、速度設定値に接近できませんでした。
4: 最大リミットが有効なため、速度設定値に接近できませんでした。
5: トルクステップにはトルクリミットが低すぎます。
6: 速度コントローラの適切な設定が検出されませんでした。
故障値 = 1 に関して:
- モータパラメータを確認してください (銘板データ)。変更後: p0340 = 3 の計算してください。
‐ 慣性モーメントを確認してください (p0341、p0342)。変更後: p0340 = 3 の計算してください。
- モータデータ定数測定ルーチンを実行してください (p1910)。
- 必要に応じてダイナミック係数を低減してください (p1967 < 25 %)。
故障値 = 2 に関して:
- 速度設定値 (p1965) を調整するか、最小リミット (p1080) を調整してください。
故障値 = 3 に関して:
- 速度設定値 (p1965) または抑制 (スキップ) 帯域幅 (p1091 ... p1094、p1101) を調整してください。
故障値 = 4 に関して:
- 速度設定値 (p1965) または最大リミット (p1082、p1083、p1086) を調整してください。
故障値 = 5 に関して:
- トルクリミットを増大してください (例: p1520、p1521)。
故障値 = 6 に関して:
- ダイナミック係数を低減してください (p1967)。
- 振動試験をオフにし (p1959.4 = 0)、回転定数測定を繰り返してください。
ドライブ: 回転測定、ランプファンクションジェネレータ
Drv: Rot meas RFG
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
回転定数測定中にランプファンクションジェネレータで問題が発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 正方向および負方向が禁止されています。
故障値 = 1 に関して:
方向をイネーブルしてください (p1110 または p1111)。
ドライブ: 回転測定、使用可能なエンコーダなし
Drv: Rot meas no enc
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
使用可能なエンコーダがありません。回転測定はエンコーダレスで実行されます。
エンコーダを接続か、p1960 = 1、3 を選択
ドライブ: 回転測定、コンフィグレーション選択なし
Drv: Rot meas config
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
回転測定のコンフィグレーションの際に (p1959)、機能が選択されませんでした。
速度コントローラの自動最適化のために、少なくとも 1 つの機能を選択してください (p1959)。
ドライブ: 回転測定漏れインダクタンス (q 軸)
Drv: Rot meas Lsigma q
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
ダイナミック漏れインダクタンス測定中にエラーが発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 速度が定常状態に達しませんでした。
2: 下限が有効なため、速度が設定値に達しませんでした。
3: 抑制 (スキップ) 帯域幅が有効なため、速度が設定値に達しませんでした。
4: 上限が有効なため、速度が設定値に達しませんでした。
5: 100% 磁束設定値に達しませんでした。
6: 弱め界磁が有効なため、Lq 測定を行うことができません。
7: 速度実績値が最大速度 p1082 をか、定格モータ速度の75%を超過しました。
8: 速度実績値が定格モータ速度の 2% 以下になりました。
故障値 = 1 に関して:
- モータパラメータを確認してください。
- モータデータ定数測定ルーチンを実行してください (p1910)。
- 必要に応じてダイナミック係数を低減してください (p1967 < 25 %)。
故障値 = 2 に関して:
- 速度設定値 (p1965) を調整するか、最小リミット (p1080) を調整してください。
故障値 = 3 に関して:
- 速度設定値 (p1965) または抑制 (スキップ) 帯域幅 (p1091 ... p1094、p1101) を調整してください。
故障値 = 4 に関して:
- 速度設定値 (p1965) または最大リミット (p1082、p1083、p1086) を調整してください。
故障値 = 5 に関して:
- Lq 測定中は、磁束設定値 p1570 = 100%、電流設定値 p1610 = 0% を維持してください。
故障値 = 6 に関して:
- 加速時にドライブが弱め界磁に達しないよう回生負荷を小さくしてください。
- q 軸漏れインダクタンスを低速域で記録できるよう p1965 を低減してください。
故障値 = 7 に関して:
- 技術的に可能ならば、p1082 を増大してください。
- q 軸漏れインダクタンスを低速域で記録できるよう p1965 を低減してください。
故障値 = 8 に関して:
- 力行運転時、負荷を小さくし、ドライブにブレーキがからないようにしてください。
- 高速度域で測定が行われるよう p1965 を増大してください。
ドライブ: モータデータ定数測定ルーチンエラー
Drv: MotID incorr
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
定数測定ルーチン中に故障が発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 電流リミット値に到達。
2: 測定されたステータ抵抗はZn の想定範囲 0.1 ... 100% の外側に存在します。
3: 測定されたロータ抵抗はZn の想定範囲 0.1 ... 100% の外側に存在します。
4: 測定されたステータリアクタンスはZn の想定範囲 50 ... 500 % の外側に存在します。
5: 測定された励磁リアクタンスはZn の想定範囲 50 ... 500 % の外側に存在します。
6: 測定されたロータ時定数は想定範囲 10 ms ... 5 s の外側に存在します。
7: 測定された総漏洩リアクタンスはZn の想定範囲 4 ... 50 % の外側に存在します。
8: 測定されたステータ漏洩リアクタンスはZn の想定範囲 2 ... 50% の外側に存在します。
9: 測定されたロータ漏洩リアクタンスはZn の想定範囲 2 ... 50% の外側に存在します。
10: モータが不正に接続されました。
11: モータ軸が回転しています。
12: 地絡故障検出。
15: モータデータ定数測定中にパルスブロックが発生
20: 測定された半導体デバイスのスレッシホールド電圧が 0 ... 10 V の想定範囲外にあります。
30: 電圧リミットの電流コントローラ
40: 少なくとも 1 つの定数測定にエラーが含まれます。定数測定されたパラメータは不一致を防止するために保存されません。
注:
パーセンテージ値は定格モータインピーダンスを基準にしています:
Zn = Vmot.nom / sqrt(3) / Imot,nom
故障値 = 1 ... 40 に関して:
- モータデータが正しく p0300、p0304 ... p0311 に入力されているかどうか確認してください。
- モータの定格容量とパワーユニットの定格容量が適切な関係にありますか?定格モータ電流に対するパワーユニット比率は0.5 未満ではいけなく、また 4 よりも大きくてはいけません。
- 接続タイプ (スター/デルタ) を確認してください。
故障値 = 4、7 に関して:
- p0233 のインダクタンスが正しく設定されているかどうか確認してください。
- モータが正しく接続されているかどうか確認してください (スター/デルタ)。
故障値 = 11 に関して、更に:
- 振動監視を無効化してください (p1909.7 = 1)。
故障値 = 12 に関して:
- 電力ケーブル接続を確認してください。
- モータを確認してください。
- CT を確認してください。
ドライブ: モータデータ定数測定ルーチン有効化済
Drv: MotID activated
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
モータデータ定数測定ルーチンが有効となっています。
次回の電源投入コマンド時に、モータデータ定数測定ルーチンが実行されます。
回転定数測定が選択されている場合 (p1900、p1960 参照)、パラメータ割り付けを保存することができません。モータデータ定数測定ルーチンが完了した後か、無効化された後、パラメータ割り付けを保存するオプションが再び有効になります。
必要なし。
アラームは、モータデータ定数測定ルーチンの正常な完了後、または p1900 = 0 の設定後、自動的に消えます。
ドライブ: モータデータ定数測定ルーチンが実行されていません
Drv: no MotID
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
「vector control」モードが選択され、モータデータ定数測定ルーチンがまだ実行されていません。
以下の場合、ドライブデータセット (r0051 参照) を変更する際、アラームが開始されます:
- ベクトル制御が新しく選択したデータセットでパラメータ設定されている場合 (p1300 >= 20)。
および
- モータデータ定数測定ルーチンが新しく選択したデータセットでまだ実行されていない場合 (r3925 参照)。
注:
SINAMICS G120 の場合、試運転実行時およびシステム起動時に、確認が行われ、アラームが出力されます。
- モータデータ定数測定ルーチンを実行してください (p1900 参照)。
- 必要に応じて「U/f 制御」をパラメータ設定します (p1300 < 20)。
- この条件が適合されないドライブデータセットに切り替えてください。
PROFINET: 設定値タイムアウト
PN: Setpoint timeout
-
上位コントローラへの通信エラー
PROFINET からの設定値の受信は、中断されました。
- バス接続が中断されました。
- コントローラのスイッチが切られました。
- STOP 状態に設定されたコントローラ
- バス接続を復元し、コントローラを RUN に設定してください。
- 故障が繰り返し発生する場合、バスコンフィグレーションで設定されている更新時間を確認してください (HW Config)。
PROFINET: サインオブライフの監視時間経過
PN: t_monit SoL
-
上位コントローラへの通信エラー
サインオブライフの監視時間が経過しました。
PROFINET インターフェースへの接続が中断されました。
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
PROFINET: 受信コンフィグレーションデータ無効
PN: Recv-config_data
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
ドライブユニットは、受信コンフィグレーションデータを受け付けませんでした。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
受信コンフィグレーションデータ確認のリターン値。
2: ドライブオブジェクトへの出力または入力のための PZD データワードが多すぎます。最大 12 ワードが可能です。
3: 入力または出力のバイト数が奇数。
501: PROFIsafe パラメータ故障 (例: . F_dest).
502: PROFIsafe テレグラムが一致しません。
受信コンフィグレーションデータを確認してください。
アラーム値 = 2 に関して:
- ドライブオブジェクトへの出力および入力のためのデータワード数を確認してください。
アラーム値 = 501 に関して:
- 設定された PROFIsafe アドレス (p9610) を確認してください。
アラーム値 = 502 に関して:
F-DI のイネーブルを確認してください (p9501.30).
PROFINET: サイクリック接続なし
PN: No cyc connection
-
上位コントローラへの通信エラー
PROFINET コントローラに接続されていません。
サイクリック接続を確立し、コントロールユニットのサイクリック通信を有効にしてください。
パラメータ「Name of Station」および「IP of Station」(r61000、r61001) を確認してください。
PN/COMM BOARD: コンフィグレーションファイル内の構文エラー
PN/CB: syntax error
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
通信カード Ethernet の ASCII コンフィグレーションファイルで構文エラーが検出されました。保存されたコンフィグレーションファイルはロードされていません。
- PROFINET インターフェースコンフィグレーション (p8920 以降) を訂正し、有効化してください (p8925 = 2)。
注:
コンフィグレーションは、次回の POWER ON まで適用されません!
- ステーションを再び初期化してください (例: STARTER 試運転ソフトウェアの使用)
PROFINET: 設定パラメータに影響を及ぼす一貫性エラー
PN: Consistency error
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
PROFINET インターフェースのためのコンフィグレーションの有効化 (p8925) の際に、一貫性エラーが検出されました。現時点でのコンフィグレーションは有効化されていません。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
0: 一般的な一貫性エラー
1: IP コンフィグレーションのエラー (IP アドレス、サブネットマスクまたは標準ゲートウェイ)
2: ステーション名エラー。
3: サイクリック PROFINET 接続がすでに存在するため、DHCP が有効化されませんでした。
4: サイクリック PROFINET 接続は DHCP が有効化されているため不可能です。
- 要求されたインターフェース設定を確認し (p8920 以降)、必要に応じて、変更し、有効化してください (p8925)。
または
- 「Edit Ethernet node」スクリーンフォームでステーションを再コンフィグレーションしてください (例: STARTER 試運転ソフトウェアで)。
CAN: 通信エラー
CAN: Communications error
%1
上位コントローラへの通信エラー
CAN 通信エラーが発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 送信テレグラムのエラーカウンタが BUS OFF 値 255 を超過しました。CAN コントローラがバスによりオフになります。
- バスケーブルの短絡。
- 不正なボーレート。
- 不正なビットタイミング。
2: マスタが CAN ノード状態に「Life Time (ライフタイム)」よりも長く、応答指令信号を送っていません。「Life Time」は、「Life Time Factor (ライフタイム係数)」 (p8604[1]) を掛けた 「Guard Time (ガードタイム)」 (p8604[0]) から得られます。
- バスケーブルが中断されました。
- バスケーブルが接続されていません。
- 不正なボーレート。
- 不正なビットタイミング。
- マスタの故障。
注:
故障応答は、p8641 で要求どおりに設定できます。
- バスケーブルを確認してください。
- ボーレートを確認してください (p8622)。
- ビットタイミングを確認してください (p8623)。
- マスタを確認してください。
CAN コントローラは、故障の原因を解消した後、p8608 = 1 を設定し、手動で再起動しなければなりません。
CAN: NMT ステータス変更
CAN: NMT state change
%1
上位コントローラへの通信エラー
「operational」から「pre-operational」または「stopped」への CANopen NMT 状態移行。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 「operational」から「pre-operational」への CANopen NMT 状態変化
2: 「operational」から「stopped」への CANopen NMT 状態変化
注:
NMT 状態 「前運転可能」では、プロセスデータを伝送することはできず、NMT 状態 「停止状態」では、プロセスデータとサービスデータを伝送することができません。
必要なし。
故障を確認し、運転を継続してください。
CAN: RPDO タイムアウト
CAN: RPDO Timeout
-
上位コントローラへの通信エラー
バス接続が中断されたか、CANopen マスタがオフにされたため、CANopen RPDO テレグラムの監視時間が経過しました。
- バスケーブルを確認してください。
- マスタを確認してください。
- 必要に応じて監視時間を増加してください (p8699)。
CAN: テレグラム損失
CAN: Telegram loss
-
上位コントローラへの通信エラー
CAN コントローラが受信メッセージを喪失しました (テレグラム)。
受信メッセージのサイクル時間を短くしてください。
CAN: エラーパッシブのエラーカウンタ超過
CAN: Error passive
-
上位コントローラへの通信エラー
送信または受信テレグラムのエラーカウンタが値 127 を超過しました。
- バスケーブルを確認してください。
- より高いボーレートを設定してください (p8622)。
- ビットタイミングを確認し、必要に応じて最適化してください (p8623)。
CAN: メッセージバッファ オーバーフロー
CAN: Buffer overflow
%1
上位コントローラへの通信エラー
メッセージバッファがオーバーフロー状態です。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1: 非サイクリック送信バッファ (SDO 応答バッファ) オーバーフロー
2: 非サイクリック受信バッファ (SDO 受信バッファ) オーバーフロー
3: サイクリック送信バッファ (PDO 送信バッファ) オーバーフロー
- バスケーブルを確認してください。
- より高いボーレートを設定してください (p8622)。
- ビットタイミングを確認し、必要に応じて最適化してください (p8623)。
アラーム値 = 2 に関して:
- SDO 受信メッセージのサイクル時間を低減してください。
- マスタからの SDO 要求は、前回の SDO 要求に対する SDO フィードバック後のみ。
CAN: 不正な通信モード
CAN: Comm_mode incorr
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
「operational」モードで、パラメータ p8700 ... p8737 の変更が試行されました。
「pre-operational」 (運転可能以前) または「stopped」 (停止状態) モードに変更。
CAN: オブジェクトのマッピングができません
CAN: Obj cannot be mapped
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
プロセスデータオブジェクト (PDO) マッピング用に CANopen オブジェクトが準備されていません。
PDO マッピングの CANopen オブジェクトを使用するか、0 を入力してください。
以下のオブジェクトは、受信プロセスデータオブジェクト (RPDO) または送信プロセスデータオブジェクト (TPDO) にマッピングできます:
- RPDO: 6040 hex、6060 hex、60FF hex、6071 hex; 5800 hex - 580F hex; 5820 hex - 5827 hex
- TPDO: 6041 hex、6061 hex、6063 hex、6069 hex、606B hex、606C hex、6074 hex; 5810 hex - 581F hex; 5830 hex - 5837 hex
指定オブジェクトのサブインデックス 0 のみマッピングすることができます。
注:
A08755 が存在している限り、COB-ID を有効に設定できません。
CAN: マッピングされたバイト数超過
CAN: Byte qty exceeded
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
マッピングされたオブジェクトのバイト数がネットデータのテレグラムサイズを超過しました。 最大許容バイトは 8 バイトです。
オブジェクトをマッピングするか、データタイプの小さいオブジェクトを調査してください。
CAN: COB-ID を設定 無効
CAN: Set COB-ID invalid
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
オンライン運転の場合、適切な COB-ID がマッピング前に無効に設定されなければなりません。
例:
RPDO 1のマッピングを変更しなければなりません (p8710[0])。
--> p8700[0] = C00006E0 hex を設定します (無効 COB-ID)
--> p8710[0] を要求どおりに設定します。
--> p8700[0] 有効な COB-ID を入力してください。
COB-ID を無効に設定します。
CAN: PDO COB-ID が既に使用可能です
CAN: PDO COB-ID avail
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
既存の PDO COB-ID が割り付けられました。
別の PDO COB-ID を選択します。
CAN: IF PZD の最大サイズ超過
Size IF PZD exceeded
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
IF PZD の最大サイズを超過しました。
アラーム値 (r2124、10 進表示)
1: IF PZD 受信 エラー。
2: IF PZD 送信エラー。
注:
IF: interface
PDO のプロセスデータを低減してマッピングしてください。
アラームを削除するために以下のオプションの 1 つを適用してください:
- POWER ON (電源切/入)。
- ウォームリスタートを実行してください (p0009 = 30, p0976 = 2)。
- CANopen NMT コマンドリセットノードを実行してください。
- CANopen NMT ステータスを変更してください。
- アラームバッファを削除してください [0...7] (p2111 = 0)。
PROFIenergy 省エネモード有効
Pe En_saving mode act
%1
上位コントローラへの通信エラー
PROFIenergy 省エネモードは有効です
アラーム値 (r2124、10 進表示):
有効な PROFIenergy 省エネモードのモード ID。
アラームは、省エネモードが終了されると、自動的に取り消されます。
注:
以下のイベントの後に、省エネモードが終了されます:
- PROFIenergy のコマンド End_Pause が上位コントローラから受信。
- 上位コントローラが STOP 運転状態に変化。
- 上位コントローラへの PROFINET 接続が遮断。
PROFIenergy は、インクリメンタルエンコーダを電源遮断できません
Pe incr_enc sw off n poss
%1
上位コントローラへの通信エラー
インクリメンタルエンコーダが閉ループ位置制御に使用されます。これは、PROFIenergy 省エネモード中にそのスイッチを切ることができないということです。それ以外の場合、位置実績値が失われます。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
エンコーダ番号
アラームは、省エネモードが終了されると、自動的に取り消されます。
注:
以下のイベントの後に、省エネモードが終了されます:
- PROFIenergy のコマンド End_Pause が上位コントローラから受信。
- 上位コントローラが STOP 運転状態に変化。
- 上位コントローラへの PROFINET 接続が遮断。
ライセンスが必要な OA アプリケーションのライセンスがありません
Lic OA n lcnsed
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
少なくとも 1 つのライセンス下の OA アプリケーションにライセンスがありません。
注:
インストール済みの OA アプリケーションに関する情報は、r4955 および p4955 を参照してください。
- ライセンスを受けた OA アプリケーションのライセンスキーを入力し、有効化してください (p9920、p9921)。
- 必要に応じてライセンスがない OA アプリケーションを無効化してください (p4956)。
ノウハウ保護: コピー保護エラー
KHP: Copy prot_error
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
メモリカードのコピー保護によるノウハウ保護は有効です。
メモリカードの確認の際に故障が発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
0: メモリカードが挿入されていません。
1: 無効なメモリカードが挿入されています (SIEMENS ではない)。
2: 無効なメモリカードが挿入されます。
3: メモリカードは、別のコントロールユニットで使用されます。
12: 無効なメモリカードが挿入されています (OEM 入力不正、p7769)。
13: メモリカードは別のコントロールユニットで使用されています (OEM 入力不正、p7759)。
故障値 = 0、1 に関して:
- 正しいメモリカードを挿入し、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
故障値 = 2、3、12、13 に関して:
- 担当の OEM にお問い合わせください。
- コピー保護を無効にし (p7765)、故障を確認してください (p3981)。
- ノウハウ保護を無効にし (p7766 ... p7768)、故障を確認してください (p3981)。
注:
一般的に、コピー保護は、ノウハウ保護が無効にされた場合のみに変更することができます。
KHP: Know-How Protection
ノウハウ保護: コピー保護を有効にできません
KHP: CopyProt not act_able
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
メモリカードのコピー保護の有効化を試行した時、故障が発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
0: メモリカードが挿入されていません。
1: 不正なメモリカードが挿入されました (SIEMENS ではない)。
注:
KHP: Know-How Protection
- 有効なメモリカードを挿入してください。
- 再びコピー保護の有効化を試行してください (p7765)。
ノウハウ保護: 保護されたデータの一貫性エラー
KHP: Consistency error
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
保護されたファイルの一貫性確認中に故障が特定されました。その結果、メモリカードのプロジェクトが動作できません。
故障値 (r0949、10 進表示):
yyyyxxxx hex: yyyy = オブジェクト番号、xxxx = 故障原因
xxxx = 1:
ファイルにチェックサムエラーがあります。
xxxx = 2:
ファイルには相互的一貫性がありません。
xxxx = 3:
ロードを介してファイルシステムにロードされたプロジェクトファイル (メモリカードからダウンロード) は一貫していません。
注:
KHP: Know-How Protection
- メモリカード上のプロジェクトを交換するか、メモリカードからのダウンロード用のプロジェクトファイルを交換してください。
- 出荷時設定に戻し、再びダウンロードしてください。
パワーユニット: 過電流
PU: Overcurrent
故障原因: %1 bin
パワーエレクトロニクス故障
パワーユニットが過電流状態を検出しました。
- 閉ループ制御のパラメータ設定が正しくありません。
- モータで、短絡または地絡が発生しています (フレーム)。
- U/f 制御: 加速時間の設定が小さすぎます。
- U/f 制御: 定格モータ電流が、パワーユニットの定格電流よりも大幅に大きくなっています。
- 電源電圧遮断の放電電流と充電後電流が大きくなっています。
- 力行運転時の過負荷および DC リンク電圧下降の充電後電流が大きくなっています。
- 整流リアクトルの不足による電源投入時の短絡電流。
- 電力ケーブルが正しく接続されていません。
- 電力ケーブルの長さが最大許容長を超えています。
- パワーユニットに不具合があります。
- ライン位相が切断しました。
故障値 (r0949、2 進表示):
ビット 0: U 相
ビット 1: V 相
ビット 2: W 相
ビット 3: DC リンクの過電流
注:
故障値 = 0 は、過電流の位相が認識されないことを意味します。
- モータデータを確認し、必要に応じて試運転を実行してください。
- モータ回路のコンフィグレーションを確認してください (スター/デルタ)。
- U/f 運転: 立ち上がりランプを増大してください。
- U/f 運転: モータおよびパワーユニットの定格電流の割り付けを確認してください。
- 電源品質を確認してください。
- モータ負荷を低減してください。
- 電源転流リアクトルの接続を変更してください。
- 電力ケーブルの接続を確認してください。
- 電力ケーブルに短絡または地絡がないかどうか確認してください。
- 電力ケーブル長を確認してください。
- パワーモジュールを交換してください。
- 電源位相を確認してください。
パワーユニット: DC リンク電圧過電圧
PU: Vdc overvoltage
%1
直流リンク過電圧
パワーユニットが DC リンクの過電圧状態を検出しました。
- モータの回生エネルギーが大きすぎます。
- 電源電圧が高すぎます。
- 電源相の遮断。
- DC リンク電圧コントローラが遮断。
- DC リンク電圧コントローラのダイナミック応答が大きすぎるか、小さすぎます。
故障値 (r0949、10 進表示):
トリップ時間での DC リンク電圧 [0.1 V]。
- 立ち下がり時間を増加してください (p1121)。
- 丸み付けの時間を設定します (p1130、p1136)。これは、ランプファンクションジェネレータの急激な立ち下がり時間で DC リンク電圧コントローラの負担を低減するために、特に U/f 運転で推奨されます。
- DC リンク電圧コントローラを有効にしてください (p1240、p1280)。
- DC リンク電圧コントローラのダイナミック応答を調整してください (p1243、p1247、p1283、p1287)。
- 電源接続電圧を p0210 で確認してください。
- パワーユニットの位相割り付けを確認し、補正してください。
- 電源の位相を確認してください。
パワーユニット: DC リンク電圧不足電圧
PU: Vdc undervoltage
-
電源故障
パワーユニットが、DC リンクで不足電圧状態を検出しました。
- 電源故障
- 許容値未満の電源電圧
- 電源位相の中断
注:
DC リンク不足電圧の監視スレッシホールド値は、以下の値の最小値です:
‐ 値を計算するには、p0210 基準にして下さい。
- 電源電圧を確認してください。
- 電源位相を確認してください。
パワーユニット: AC インバータのヒートシンク過熱
PU: Overtemp inverter
%1
パワーエレクトロニクス故障
パワーユニットのヒートシンクの温度が許容リミット値を超過しました。
- 不十分な冷却、ファンの故障。
- 過負荷
- 周囲温度が高すぎます。
- パルス周波数が高すぎます。
故障値 (r0949):
温度 [1 bit = 0.01 °C]
- ファンが動作していることを確認してください。
- ファン要素を確認してください。
- 周囲温度が許容範囲内にあるかどうか確認してください。
- モータ負荷を確認してください。
- 定格パルス周波数が高い場合、パルス周波数を低減してください。
注:
この故障は、アラーム A05000 のスレッシホールド値を下回ってからが可能です。
パワーユニット: 過負荷 I2t
PU: Overload I2t
%1
パワーエレクトロニクス故障
パワーユニットが過負荷状態でした (r0036 = 100 %)。
- パワーユニットの許容定格電流を許可されないほど長く超過しました。
- 許容負荷サイクルが守られませんでした。
故障値 (r0949、10 進表示):
I2t [100 % = 16384]
- 連続負荷を低減してください。
- 負荷デューティサイクルを調整してください。
- モータとパワーユニットの定格電流を確認してください。
- 電流リミットを低減してください (p0640)。
- U/f 特性での運転中: 電流リミットコントローラの積分時間を低減してください (p1341)。
パワーユニット: メインサーキットでの電源欠相
PU: Line phase failure
%1
電源故障
パワーユニットで、DC リンク電圧リップルが許容リミット値を超過しました。
考えられる原因:
- 1 つの電源相が故障しました。
- 3 つの電源相は許容されないほど不平衡です。
- DCリンクコンデンサの静電容量が電源インダクタンスとパワーユニットに内蔵されたリアクトルによって周波数共振を起こします。
- メインサーキットのある相のヒューズが破断しました。
- モータが欠相しています。
故障値 (r0949、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- メインサーキットのヒューズを確認してください。
- 単相負荷が電源電圧を歪ませているかどうか確認してください。
- 上流の AC リアクトルを使用して電源インダクタンスで共振周波数を離調してください。
- ソフトウェアの DC リンク電圧補正の切り替えにより電源インダクタンスで共振周波数をダンピングしてください (p1810 参照) - または、平滑化を増大してください (p1806 参照)。しかしながら、これはモータ出力のトルクリップルに悪い影響を及ぼす場合があります。
- モータの電力ケーブルを確認してください。
パワーユニット: 温度センサ ヒートシンク 断線
PU: Temp_sens wire brk
%1
パワーエレクトロニクス故障
パワーユニット内のヒートシンクの温度センサが短絡しています。
故障値 (r0949、16 進表示):
ビット 0: モジュールスロット (電子スロット)
ビット 1: 吸気口
ビット 2: インバータ 1
ビット 3: インバータ 2
ビット 4: インバータ 3
ビット 5: インバータ 4
ビット 6: インバータ 5
ビット 7: インバータ 6
ビット 8: 整流器 1
ビット 9: 整流器 2
製造メーカにお問い合わせください。
パワーユニット: 温度センサ ヒートシンク 短絡
PU: Temp_sens short-cct
%1
パワーエレクトロニクス故障
パワーユニットのヒートシンク温度センサが短絡しています。
故障値 (r0949、16 進表示):
ビット 0: モジュールスロット (電子回路スロット)
ビット 1: 吸気
ビット 2: インバータ 1
ビット 3: インバータ 2
ビット 4: インバータ 3
ビット 5: インバータ 4
ビット 6: インバータ 5
ビット 7: インバータ 6
ビット 8: 整流器 1
ビット 9: 整流器 2
製造メーカにお問い合わせください。
パワーユニット: 欠相 モータケーブル
PU: Ph_fail mot cable
-
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
モータの電力ケーブルで欠相が検出されました。
信号は以下の場合に出力された可能性もあります。
- モータは正しく接続されていますが、ドライブが U/f 制御でストールされました。この場合、電流 0 A が不均衡電流により 1 つの相で測定されました。
- モータは正しく接続されていますが、閉ループ制御が不安定であるため、振動トルクが生成されます。
注:
シャーシパワーユニットには欠相監視機能がありません。
- モータの電力ケーブルを確認してください。
- ドライブが U/f 制御でストールする場合、立ち上がり時間または立ち下がり時間を増加してください (p1120)。
- 速度コントローラの設定を確認してください。
パワーユニット: 負荷供給 電源遮断
PU: Power supply off
%1
電源故障
DC リンク電圧が低すぎます。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
トリップ時間での DC リンク電圧 [0.1 V]。
一定の状況下では、AC 電源は電源投入されません。
パワーユニット: ハードウェア電流リミットが頻繁に応答しすぎです
PU: HW I_lim too often
故障原因: %1 bin
パワーエレクトロニクス故障
該当する位相のハードウェア電流リミット機能 (A30031、A30032、A30033 参照) が非常に頻繁に応答しました。リミットを超えた回数は、パワーユニットの設計とタイプに依存します。
- 閉ループ制御が不正にパラメータ設定されます。
- モータまたは電力ケーブルの故障。
- 電力ケーブルの長さが最大許容長を超過しています。
- モータ負荷過大
- パワーユニット不良
故障値 (r0949、2 進表示):
ビット 0: U 相
ビット 1: V 相
ビット 2: W 相
- モータデータを確認してください。
- モータ回路のコンフィグレーションを確認してください (スター/デルタ)。
- モータ負荷を確認してください。
- 電力ケーブルの接続を確認してください。
- 電力ケーブルに短絡または地絡がないかどうか確認してください。
- 電力ケーブル長を確認してください。
- パワーモジュールを交換してください。
パワーユニット: 接地
PU: Ground fault
%1
地絡/相間での短絡検出
パワーユニットで地絡が検出されました。
考えられる原因:
- 電力ケーブルでの地絡。
- モータでの地絡
- CT 故障
- ブレーキ閉鎖時、これがハードウェア DC 電流監視の応答を引き起こします。
- 制動抵抗器での短絡。
故障値 (r0949、10 進表示):
0:
- ハードウェア DC 電流監視が応答しました。
- 制動抵抗器での短絡。
> 0:
絶対値、合計電流 [32767 = 271 % 定格電流]
- 電力ケーブルの接続を確認してください。
- モータを確認してください。
- CT を確認してください。
- ブレーキ接続のケーブルとコンタクトを確認してください (ワイヤが破損している可能性があります)。
- 制動抵抗器を確認してください。
パワーユニット: 監視 U_ce
PU: Monitoring U_ce
故障原因: %1 bin
地絡/相間での短絡検出
パワーユニットで、半導体のコレクタ・エミッタ間電圧 (V_ce) 監視が応答しました。
考えられる原因:
- 光ファイバケーブルの中断。
- IGBT ゲートモジュールに電源の不足。
- パワーユニット出力での短絡。
- パワーユニットで半導体の破損。
故障値 (r0949、2 進表示):
ビット 0: U 相での短絡
ビット 1: V 相での短絡
ビット 2: W 相での短絡
ビット 3: ライトトランスミッタのイネーブルエラー
ビット 4: V_ce グループ故障信号の中断
- 光ファイバケーブルを確認し、必要に応じて交換してください。
- IGBT ゲートモジュールの電源供給を確認してください (24 V)。
- 電力ケーブルの接続を確認してください。
- 欠陥がある半導体を選択し、交換してください。
パワーユニット: 過熱 熱モデル
PU: Overtemp model
-
パワーエレクトロニクス故障
ヒートシンクとチップ間の温度差が許容限界値を超過しました。
- 許容負荷デューティサイクルが維持されませんでした。
- 冷却不足、ファンの故障。
- 過負荷
- 周囲過熱
- パルス周波数過大
- 負荷デューティサイクルを調整してください。
- ファンが動作していることを確認してください。
- ファン要素を確認してください。
- 周囲温度が許容範囲内であるかどうか確認してください。
- モータ負荷を確認してください。
- パルス周波数が定格パルス周波数よりも高い場合は、低くしてください。
- DC ブレーキが有効である場合: 制動電流を低減してください (p1232)。
パワーユニット: チップ過熱
PU: Chip overtemp
%1
パワーエレクトロニクス故障
半導体のチップ温度が許容リミット値を超過しました。
- 許容可能な負荷サイクルが維持されませんでした。
- 不十分な冷却、ファン故障
- 過負荷。
- 周囲温度が大きすぎます。
- パルス周波数が大きすぎます。
故障値 (r0949、10 進表示):
ヒートシンクとチップ間の温度差 [0.01 °C]
- 負荷デューティサイクルを調整してください。
- ファンが動作していることを確認してください。
- ファン要素を確認してください。
- 周囲温度が許容範囲内にあるかどうか確認してください。
- モータ負荷を確認してください。
- 定格パルス周波数よりも高い場合は、パルス周波数を低減してください。
注:
このエラーは、アラームA05001のスレッシホールド値を下回ってから可能です。
パワーユニット: DC リンクの予備充電時間監視
PU: prechg DC t_mon
イネーブル信号: %1, 状態: %2
電源故障
パワーユニットの DC リンクを予定時間内に予備充電できませんでした。
1) 電源電圧が接続されていません。
2) ラインコンタクタ/電源側スイッチが「閉」ではありません。
3) 電源電圧が低すぎます。
4) 電源電圧の設定に誤りがあります (p0210)。
5) 時間単位あたりの予備充電動作が多すぎるため、予備充電抵抗が過熱しています。
6) DC リンクの静電容量が大きすぎるため、予備充電抵抗が過熱しています。
7) DC リンク地絡または短絡が発生しています。
8) 予備充電回路に不具合がある可能性があります。
故障値 (r0949、2 進表示):
yyyyxxxx hex:
yyyy = パワーユニットの状態
0: 故障ステータス (OFF を待機、および故障を確認)。
1: 再起動禁止 (OFF を待機)。
2: 過電圧状態を検出 -> 故障状態に変更。
3: 不足電圧状態を検出 -> 故障状態に変更。
4: ブリッジコンタクタの電源遮断を待機 -> 故障状態に変更。
5: ブリッジコンタクタの電源遮断を待機 -> 再起動禁止に変更。
6: 試運転。
7: 予備充電準備完了。
8: 予備充電開始、DC リンク電圧が最小電源投入電圧よりも小さい。
9: 予備充電、DC インク電圧が予備充電の完了をまだ検出していない。
10: 予備充電が完了した後、ラインコンタクタのデバウンス時間の完了を待機。
11: 予備充電が完了、パルスイネーブルの準備完了。
12: 予備。
xxxx = 不足内部イネーブル信号、パワーユニット (反転ビットコード化、FFFF hex -> すべての内部イネーブル信号が使用可能)
ビット 0: IGBT ゲートの電源供給が遮断。
ビット 1: 地絡を検出。
ビット 2: ピーク電流の介入。
ビット 3: I2t 超過。
ビット 4: 温度モデル化電圧を計算。
ビット 5: (ヒートシンク、ゲートモジュール、パワーユニット) 過熱を測定。
ビット 6: 予備。
ビット 7: 過電圧を検出。
ビット 8: パワーユニットが予備充電を完了、パルスイネーブル準備完了。
ビット 9: 予備。
ビット 10: 過電流を検出。
ビット 11: 予備。
ビット 12: 予備。
ビット 13: Vce エラーを検出、過電流/短絡により、トランジスタが非飽和状態。
ビット 14: 不足電圧を検出。
一般的に:
- 入力端子での電源電圧を確認してください。
- 電源電圧の設定を確認してください (p0210)。
- 予備充電抵抗が冷却されるまで待機してください。このためには、電源から電源装置を接続解除してください。
5) に関して:
- 許容予備充電頻度を遵守してください (該当する『製品マニュアル』参照)。
6) に関して:
- DC リンクの静電容量を確認し、必要に応じて最大許容 DC リンクの静電容量に従って容量を低減してください (該当する『製品マニュアル』参照)。
7) に関して:
- DC リンクに地絡または短絡がないかどうか確認してください。
パワーユニット: 内部過熱アラーム
PU: Internal overtemp A
%1
パワーエレクトロニクス故障
ドライブインバータ内の温度が許容温度リミットを超過しました。
- 不十分な冷却、ファンの故障。
- 過負荷。
- 周囲温度が高すぎます。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- 可能な場合、追加ファンを使用して下さい。
- 周囲温度が許容範囲にあるかどうか確認してください。
注記:
この故障は、許容温度リミット - 5 K を下回る場合にのみ、確認することができます。
パワーユニット: U 相のハードウェア電流リミット
PU: HW I_lim phase U
-
パワーエレクトロニクス故障
U 相のハードウェア電流リミットが応答しました。この位相のパルシングは、1 パルス期間禁止されます。
- 閉ループ制御は不正にパラメータ設定されます。
- モータケーブルまたは電力ケーブル故障。
- 電力ケーブルが最大許容長を超過しています。
- モータの負荷が高すぎます。
- パワーユニット故障。
注:
アラーム A30031 は、パワーユニットのU 相、V または W のハードウェア電流リミットが応答した場合に常に出力されます。
- モータデータを確認し、必要に応じて制御パラメータを再計算してください (p0340 = 3) 。選択肢として、モータデータ定数測定ルーチンを実行してください (p1910 = 1、p1960 = 1)。
- モータ回路のコンフィグレーションを確認してください (スター/デルタ)。
- モータ負荷を確認してください。
- 電力ケーブルの接続を確認してください。
- 電力ケーブルで短絡または地絡が発生していないかどうか確認してください。
- 電力ケーブル長を確認してください。
パワーユニット: V 相のハードウェア電流リミット
PU: HW I_lim phase V
-
パワーエレクトロニクス故障
V 相のハードウェア電流リミットが応答しました。この位相のパルシングは、1 パルス期間禁止されます。
- 閉ループ制御が不正にパラメータ設定されます。
- モータケーブルまたは電力ケーブル故障。
- 電力ケーブルが最大許容長を超過しています。
- モータの負荷が高すぎます。
- パワーユニットが故障しています。
注:
アラーム A30031 は、パワーユニットのU 相、V または W のハードウェア電流リミットが応答した場合に常に出力されます。
モータデータを確認し、必要に応じて制御パラメータを再計算してください (p0340 = 3)。選択肢として、モータデータ定数測定ルーチンを実行してください (p1910 = 1、p1960 = 1)。
- モータ回路のコンフィグレーションを確認してください (スター/デルタ)。
- モータ負荷を確認してください。
- 電力ケーブルの接続を確認してください。
- 電力ケーブルで短絡または地絡が発生していないかどうか確認してください。
- 電力ケーブル長を確認してください。
パワーユニット: W 相のハードウェア電流リミット
PU: HW I_lim phase W
-
パワーエレクトロニクス故障
W 相のハードウェア電流リミットが応答しました。この位相のパルシングは、1 パルス期間禁止されます。
- 閉ループ制御が不正にパラメータ設定されます。
- モータケーブルまたは電力ケーブル故障。
- 電力ケーブルが最大許容長を超過しました。
- モータの負荷が高すぎます。
- パワーユニットが故障しています。
注:
アラーム A30031 は、パワーユニットのU 相、V または W のハードウェア電流リミットが応答した場合に常に出力されます。
- モータデータを確認し、必要に応じて制御パラメータを再計算してください (p0340 = 3) 。選択肢として、モータデータ定数測定ルーチンを実行してください (p1910 = 1、p1960 = 1)。
- モータ回路のコンフィグレーションを確認してください (スター/デルタ)。
- モータ負荷を確認してください。
- 電力ケーブルの接続を確認してください。
- 電力ケーブルで短絡または地絡が発生していないかどうか確認してください。
- 電力ケーブル長を確認してください。
パワーユニット: 内部過熱
PU: Internal overtemp
%1
パワーエレクトロニクス故障
内部過熱アラームスレッシホールドに到達しました。
パワーユニット内部の温度が更に上昇すると、故障 F30036 がトリガされる場合があります。
- 周囲温度が高すぎる可能性があります。
- 不十分な冷却、ファン故障。
故障値 (r0949、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- 周囲温度を確認してください。
- ユニット内部のファンを確認してください。
パワーユニット: 吸気口 過熱
PU: Air intake overtemp
%1
パワーエレクトロニクス故障
パワーユニットの吸気口温度が許容温度リミットを超過しました。
空冷式パワーユニットでは、温度リミットは 55℃ です。
- 周囲温度が高すぎます。
- 冷却が不十分、冷却ファンの故障。
故障値 (r0949、10 進表示):
温度 [0.01 °C]。
- ファンが動作していることを確認してください。
- ファン要素を確認してください。
- 周囲温度が許容範囲内にあるかどうか確認してください。
注:
この故障は、故障 A05002 のスレッシホールド値を下回ってから確認が可能です。
パワーユニット: 内部過熱
PU: Internal overtemp
%1
パワーエレクトロニクス故障
ドライブコンバータ内部の温度が許容温度リミットを超過しました。
- 不十分な冷却、ファン故障。
- 過負荷。
- 周囲温度が高すぎます。
故障値 (r0949、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- ファンが動作していることを確認してください。
- ファン要素を確認してください。
- 周囲温度が許容範囲内にあるかどうか確認してください。
注:
この故障は、許容温度リミットから 5 K 下回った後でのみ確認が可能です。
パワーユニット: 整流器 過熱
PU: Rect overtemp
%1
パワーエレクトロニクス故障
パワーユニットの整流回路部の温度が許容温度リミットを超過しました。
- 冷却が不十分、ファンの故障
- 過負荷。
- 周囲温度が高すぎます。
- 電源欠相。
故障値 (r0949、10 進表示):
温度 [0.01 °C]。
- ファンが動作していることを確認してください。
- ファン要素を確認してください。
- 周囲温度が許容範囲内にあるかどうか確認してください。
- モータ負荷を確認してください。
- 配電網の位相を確認してください。
注:
この故障は、アラーム A05004 のスレッシホールド値を下回ってからが可能です。
パワーユニット: ファンは最大運転時間に到達しました
PU: fan max t_op reached
%1
パワーエレクトロニクス故障
少なくとも 1 台のファンの最大運転時間に間もなく到達する、または、既に到達しました。
故障値 (r0949、2 進表示):
ビット 0: ヒートシンクファンは 500 時間の最大運転時間に到達します。
ビット 1: ヒートシンクファンは最大運転時間を超過しました。
ビット 8: 内部デバイスファンは 500 時間の最大運転時間に到達します。
ビット 9: 内部デバイスファンは最大運転時間を超過しました。
注:
パワーユニットのヒートシンクファンの最大運転時間は p0252 に表示されます。
パワーユニットの内部デバイスファンの最大運転時間は内部的に指定され、固定されました。
該当するファンに関して、以下を実行してください:
- ファンを交換してください。
- 運転時間カウンタをリセットしてください (p0251、p0254)。
パワーユニット: 内部ファン故障
PU: Internal fan faulty
-
補助ユニット故障
内部ファンが故障しました。
内部ファンを確認し、必要に応じて交換してください。
パワーユニット: モータ保持ブレーキの短絡検出
PU: Brake short-cct det
%1
許容範囲外の外部測定値/信号状態
モータ保持ブレーキ端子での短絡が検出されました。
故障値 (r0949、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- モータ保持ブレーキの短絡を確認してください。
- モータ保持ブレーキの接続およびケーブルを確認してください。
EEPROM データ故障
EEPROM data error
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
パワーユニットモジュールの EEPROM データエラー。
故障値 (r0949、10 進表示):
0、2、3、4:
パワーユニットモジュールから読み取られた EEPROM データが不正です。
1:
EEPROM データには コントロールユニットのファームウェアとの互換性がありません。
パワーユニットモジュールを交換してください。
パワーユニット: ブレーキ開放時の不足電圧
PU: U_under open brake
%1
電源電圧故障 (不足電圧)
ブレーキが開放される時、21.4 V 未満の電源電圧が検出されました。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
電源電圧故障 [0.1 V]。
例:
アラーム値 = 195 --> 電圧 = 19.5 V
24 V 電圧の安定性と値を確認してください。
パワーユニット: ブレーキチョッパ過電流
PU: Br_chop I_over
-
ブレーキモジュール故障
ブレーキチョッパで過電流状態が発生しました。
- 制動抵抗器に短絡が発生していないことを確認してください。
- 外部制動抵抗器の場合、抵抗の設定が小さすぎないことを確認してください。
注:
ブレーキチョッパは、故障を確認した後にはじめて、パルスイネーブルで再びイネーブルになります。
パワーユニット: 電源不均衡
PU: Line asymmetry
%1
電源故障
DC リンク電圧で、不均衡電源や電源欠相を示す周波数が検出されました。
モータの欠相の可能性もあります。
アラームが存在ている場合、遅くとも 5 分後に故障 F30011 が出力されます。
正確な時間はパワーユニットタイプおよびそれぞれの周波数に依存します。ブックサイズおよびシャーシタイプのパワーユニットの場合、時間はアラームの有効時間にも依存します。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- 電源位相の接続を確認してください。
- モータ電力ケーブルの接続を確認してください。
電源またはモータで位相の異常が発生していない場合、電源不均衡が関連しています。
- 故障 F30011 を回避するために出力を低減してください。
パワーユニット: 内部ファン故障
PU: Internal fan faulty
-
補助ユニット故障
パワーユニットの内部ファンにエラーが発生しているか、恐らく欠陥があります。
内部ファンを確認し、必要に応じて交換してください。
電圧測定値は妥当ではありません
U_meas val not plaus
%1
パワーエレクトロニクス故障
電圧測定は妥当な値を提供していません
アラーム値 (r2124、ビット単位の 2 進表示)
ビット 1: U 相。
ビット 2: V 相。
ビット 3: W 相。
- 電圧測定を無効化してください (p0247.0 = 0)。
- 電圧測定を伴うフライング再始動を無効化し (p0247.5 = 0)、クイックフライング再始動を無効化してください (p1780.11 = 0)。
パワーユニットから新しい実績値が受信されません
Act val from PM miss
-
内部 (DRIVE-CLiQ) 通信エラー
パワーユニットからの 1 つ以上の実績値テレグラムに失敗しました。
パワーユニットモジュールへのインターフェース (調整およびロック) を確認してください。
設定値はもはやパワーモジュールに伝送できません
No setpoints to PM
-
内部 (DRIVE-CLiQ) 通信エラー
複数の設定値テレグラムをパワーユニットに伝送できませんでした。
パワーユニットモジュールへのインターフェース (調整およびロック) を確認してください。
コントロールユニットとパワーユニット間の通信エラー
Comm_error CU/PM
%1
内部 (DRIVE-CLiQ) 通信エラー
コントロールユニット (CU) とパワーユニット (PU) 間で、インターフェースを介した通信が不可能です。コントロールユニットが取り除かれたか、不正に挿入されている場合があります。
故障値 (r0949、16 進表示):
0 hex:
- 外部 24 V 電源を備えたコントロールユニットが運転中にパワーユニットから除外されました。
- パワーユニットがオフにされたため、コントロールユニット用の 24 V 電源が一定時間中断されました。
1 hex:
エンコーダレスの安全関連監視機能がイネーブルであるにも拘わらず、コントロールユニットが運転中にパワーユニットにより除外されました。これはサポートされていません。運転中にコントロールユニットを再び挿入した後、パワーユニットへの通信が不可になりました。
20A hex:
コントロールユニットがコード番号が異なるパワーユニットに挿入されました。
20B hex:
コントロールユニットがコード番号は同じでシリアル番号が異なるパワーユニットに挿入されました。コントロールユニットは、新しいキャリブレーションデータを承認するために、自動ウォームリスタートを実行してください。
故障値 = 0 および 20A hex:
コントロールユニットを適切なパワーユニットに挿入し、運転を継続してください。必要に応じてコントロールユニットで POWER ON (電源切/入) を実行してください。
故障値 = 1 hex の場合:
コントロールユニットの POWER ON (電源切/入) を実行してください。
パワーユニットのコンフィグレーション失敗
Config PU unsuccessful
%1
内部 (DRIVE-CLiQ) 通信エラー
コントロールユニットを使用してパワーユニットのコンフィグレーション中に通信エラーが発生しました。原因は不明です。
故障値 (r0949、10 進表示):
0:
出力フィルタの初期化に失敗しました。
1:
電源回生機能の有効化/無効化に失敗しました。
- 故障をリセットし、運転を継続してください。
- 故障が再び発生する場合、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- 必要に応じて、パワーユニットを交換してください。
パワーユニット: 電流の上昇が急速すぎます
PU: I_increase too quick
故障原因: %1 bin
パワーエレクトロニクス故障
パワーユニットが過電圧範囲で過度の上昇率を検出しました。
- 閉ループ制御のパラメータ設定に誤りがあります。
- モータが短絡または地絡 (フレーム) しています。
- U/f 制御: 立ち上がりランプの設定が低すぎます。
- U/f 制御: モータの定格電流がパワーユニットのそれを大幅に上回っています。
- 電力ケーブルが不正に配線されます。
- 電力ケーブルの長さが許容範囲を超過します。
- パワーユニット故障。
故障値 (r0949、2 進表示):
ビット 0: U 相。
ビット 1: V 相。
ビット 2: W 相。
- モータデータを確認し、必要に応じて試運転を実行してください。
- モータ回路のコンフィグレーションを確認してください (スター/デルタ)。
- U/f 制御: 立ち上がりランプの勾配を増大してください。
- U/f 制御: モータとパワーユニットの定格電流の関係を確認してください。
- 電力ケーブルの接続を確認してください。
- 短絡または地絡がないかどうか電力ケーブルを確認してください。
- 電力ケーブル長を確認してください。
- パワーモジュールを交換してください。
パワーユニット: 切り替え運転が頻繁すぎます
PU: Switch op too frequent
故障原因: %1 bin
パワーエレクトロニクス故障
パワーユニットが電流リミットの切り替え運転をあまりにも頻繁に実行しました。
- 閉ループ制御のパラメータ設定に誤りがあります。
- モータが短絡または地絡 (フレーム) しています。
- U/f 制御: 立ち上がりランプの設定が低すぎます。
- U/f 制御: モータの定格電流がパワーユニットのそれを大幅に上回っています。
- 電力ケーブルが不正に配線されます。
- 電力ケーブル長が許容範囲を超過しています。
- パワーユニット故障。
故障値 (r0949、2 進表示):
ビット 0: U 相。
ビット 1: V 相。
ビット 2: W 相。
- モータデータを確認し、必要に応じて試運転を実行してください。
- モータ回路のコンフィグレーションを確認してください (スター/デルタ)。
- U/f 制御: 立ち上がりランプの勾配を増大してください。
- U/f 制御: モータとパワーユニットの定格電流の関係を確認してください。
- 電力ケーブルの接続を確認してください。
- 短絡または地絡がないかどうか電力ケーブルを確認してください。
- 電力ケーブル長を確認してください。
- パワーモジュールを交換してください。
PM: 実績値評価故障
PU: ActVal sens incorr
-
パワーエレクトロニクス故障
少なくとも 1 つの不正な実績値チャンネルがパワースタックアダプタ (PSA) で検出されました。
不正な実績値チャンネルは、以下の診断パラメータに表示されます。
診断パラメータを評価してください。
実績値チャンネルに不正がある場合、コンポーネントを確認し、必要に応じて交換してください。
パワーユニット: DC リンク過電圧
PU: Vdc overvoltage
%1
直流リンク過電圧
パワーユニットは、パルスブロックで DC リンクの過電圧を検出しました。
- デバイス接続電圧が大きすぎます。
- AC リアクトルの容量が不正。
アラーム値 (r0949、10 進表示):
DC リンク電圧 [1 ビット = 100 mV]。
- 電源電圧を確認してください (p0210)。
- AC リアクトルの容量を確認してください。
SI P2: STOP A 開始済
SI P2: STOP A initiated
%1
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
プロセッサ 2 のドライブに内蔵された"Safety Integrated"機能が故障を検出し、STOP A を作動しました。
- プロセッサ 2 の安全遮断経路の強制動作確認 (試験的停止) が失敗。
- 故障 F30611 に後続する応答 (監視チャンネルに欠陥)。
故障値 (r0949、10 進表示):
0: プロセッサ 1 からの停止要求。
1005: - STO が選択されていない、および、内部 STOP A が存在していないにも拘わらず、パルスがブロックされています。
1010: STO が選択されている、または、内部 STOP A が存在しているにも拘わらず、パルスがイネーブルです。
1011: パワーモジュールでのパルスイネーブルに対する内部故障
9999: 故障 F30611 に後続する応答。
- Safe Torque Off を選択し、再び選択を解除してください。
- すべてのコンポーネントに対して POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- 該当するパワーモジュールを交換してください。
故障値 = 9999 に関して:
- 故障 F30611 の診断を実行してください。
注:
PM: Power Module
STO: Safe Torque Off
SI P2: 監視チャンネル内の故障
SI P2: Defect in chan
%1
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
プロセッサ 2 のドライブに内蔵された「Safety Integrated」機能が 2 つの監視チャンネル間の相互データ比較により故障を検出し、STOP F を作動しました。
この故障の結果、故障 F30600 (SI P2: STOP A 開始) が出力されます。
故障値 (r0949、10 進表示):
0: プロセッサ 1 からの停止要求。
1 ... 999:
この故障に至った相互データ比較番号。この番号は r9795 にも表示されます。
2: SI セーフティ機能イネーブル (p9601、p9801)。相互データ比較はサポートされているビットに対してのみ実行されます。
9: SI STO のデバウンス時間 (p9651、p9851)。
1000: 監視タイマが経過しました。
- 安全バックプレーンバス F0 であまりにも多くの信号変更が発生しました。
1001、1002: 初期化エラー、タイマを変更してください/タイマを確認してください。
2000: 両方の監視チャンネルで STO 選択ステータスが異なります。
2001: 2 つの監視チャンネルで 安全パルスブロックのフィードバックが異なります。
2003: プロセッサ 1 およびプロセッサ 2 の STO 端子のステータスが異なります。
「Cause」に記載された故障値 1 ... 999 に関して:
- STOP F の原因となった相互データ比較を確認してください。
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
故障値 = 1000 に関して:
- 安全バックプレーンバス F0 の制御を確認してください (接触不良)。
故障値 = 1001、1002 に関して:
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
故障値 = 2000、2001、2003 に関して:
- 安全バックプレーンバス F0 の制御を確認してください (接触不良)。
- r9772 の STO 選択の原因を確認してください。SI モーション機能が有効な場合 (p9501 = 1)、STO はこれらの機能を使用して選択することもできます。
「Cause」に記載された故障値に関して:
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
- コントロールユニットを交換してください。
注:
STO: Safe Torque Off
SI P2: Safe Torque Off 有効
SI P2: STO active
-
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
「Safe Torque Off」 (STO) 機能が入力端子を介してプロセッサ 2 で選択され、現在有効です。
注:
このメッセージは安全停止応答には至りません。
必要なし。
注:
STO: Safe Torque Off
SI P2: 安全データでのサインオブライフエラー
SI P2: Sign-of-life error
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
プロセッサ 2 のドライブに内蔵された「Safety Integrated」機能が安全データのサインオブライフにエラーを検出し、STOP A を作動しました。
- プロセッサ 1 およびプロセッサ 2 間の通信エラーが発生か、通信がなくなりました。
- 安全ソフトウェアのタイムスライスオーバーフローが発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- Safe Torque Off を選択し、再び選択解除してください。
- POWER ON (電源切/入) を実行してください
- 他に故障がないかどうか確認し、必要に応じて診断を実行してください。
- 制御盤の構造とケーブルの配線が EMC 要求事項に準拠していることを確認してください。
SI P2: 内部ソフトウェアエラー
SI P2: SW_error int
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
プロセッサ 2 の Safety Integrated ソフトウェアに内部エラーが発生しました。
注:
このエラーは確認できない STOP A に至ります。
故障値 (r0949、16 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- 「Safety Integrated」機能を再試運転し、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
- コントロールユニットを交換してください。
SI P2: アクセプタンステスト要求済
SI P2: Acc_test req
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
プロセッサ 2 のドライブに内蔵された"Safety Integrated"機能がアクセプタンステストを要求しています。
注:
この故障はリセットが可能な STOP A に至ります。
故障値 (r0949、10 進表示):
130: 使用可能なプロセッサ 2 のための安全パラメータなし。
注:
この故障値は、Safety Integrated の初回試運転時に、常に出力されます。
1000: プロセッサ 2 の基準チェックサムと実際のチェックサムが一致しません (起動)。
- チェックサム確認したデータの少なくとも 1 つが破損しています。
- オフラインで設定され、コントロールユニットにロードされた安全パラメータ。
2000: プロセッサ 2 の基準チェックサムと実際のチェックサムが一致しません (試運転モード)。
- 基準チェックサムがプロセッサ 2 に不正に入力されています (p9899 ≠ r9898)。
2003: 安全パラメータが変更されたため、アクセプタンステストが要求されます。
2010: 両方の監視チャンネル間の安全関連ブレーキ制御のイネーブル状態が異なります (p9602 ≠ p9802)。
9999: 起動時に発生した別の安全関連故障に後続する応答がアクセプタンステストを要求しています。
故障値 = 130 に関して:
- 安全試運転ルーチンを実行してください。
故障値 = 1000 に関して:
- 安全試運転ルーチンを再び実行してください。
- メモリカードまたはコントロールユニットを交換してください。
- STARTER を使用して、該当するドライブの安全パラメータを有効にしてください (変更設定、コピーパラメータ、設定の有効化)。
故障値 = 2000 に関して:
- プロセッサ 2 の安全パラメータを確認し、基準チェックサムを適合させてください (p9899)。
故障値 = 2003 に関して:
- アクセプタンステストを実行し、アクセプタンスレポートを生成してください。
故障値 = 2010 に関して:
- 両方の監視チャンネルでセーフティ関連のブレーキ制御のイネーブルを確認してください (p9602 = p9802)。
故障値 9999 に関して:
- 発生中の、その他の安全関連故障の診断を実行してください。
SI P2: コントロールユニットとの同期失敗
SI P2: Sync w/ CU missing
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
ドライブに内蔵された「Safety Integrated」機能がプロセッサ 1 とプロセッサ 2 間の安全タイムスライスの同期を要求しています。この同期に失敗しました。
注:
このエラーは確認できない STOP A に至ります。
故障値 (r0949、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
POWER ON (電源切/入) を実行してください。
SI P2: 監視機能を配置
SI P2: Function align
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
プロセッサ 1 とプロセッサ 2 の Safety Integrated 監視機能の調整時にエラーが発生しました。サポートされた SI 監視機能の共通セットが確認できませんでした。
- プロセッサ 1 とプロセッサ 2 間で通信エラーが発生か、通信が失敗しました。
注:
このエラーは確認できない STOP A に至ります。
故障値 (r0949、16 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- 制御盤の構造とケーブルの配線が EMC 指令に準拠していることを確認してください。
SI P2: パラメータプロセッサ 2 パラメータエラー
SI P2: Par P2 error
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
不揮発性メモリのプロセッサ 2 の Safety Integrated パラメータへのアクセス時に、エラーが発生しました。
注:
このエラーは確認可能な STOP A に至ります。
故障値 (r0949、10 進表示):
129: プロセッサ 2 の安全パラメータに誤りがあります。
131: プロセッサ 1 の内部ソフトウェアエラー。
255: プロセッサ 2 の内部ソフトウェアエラー。
- セーフティ機能を再試運転してください。
- メモリカードまたはコントロールユニットを交換してください。
故障値 = 129 に関して:
- セーフティ試運転モードを有効化してください (p0010 = 95)。
- SI パラメータのコピー機能を開始してください (p9700 = D0 hex)。
- データ変更を確認してください (p9701 = DC hex)。
- セーフティ試運転モードを終了してください (p0010 = 0)。
- すべてのパラメータを保存してください (p0971 = 1 または 「copy RAM to ROM」)。
- コントロールユニットに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
SI P2: パラメータの書き込み要求拒否
SI P2: Write rejected
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
プロセッサ 2 の1 つ以上の Safety Integrated パラメータの書き込み要求が拒否されました。
注:
この故障は安全停止応答には至りません。
故障値 (r0949、10 進表示):
10: サポートされていないにも拘わらず、STO機能をイネーブルしようとしました。
15: サポートされていないにも拘わらず、ドライブに内蔵されたモーション監視機能をイネーブルしようとしました。
16: サポートされていないにも拘わらず、PROFIsafe 通信をイネーブルしようとしました。
18: サポートされていないにも拘わらず、基本機能の PROFIsafe 機能をイネーブルしようとしました。
20: 同時にサポートされていないにもかかわらず、内蔵 F/DI 経由のドライブに統合されたモーション監視機能および端子経由の STO のイネーブルが同時に試行されました。
28: サポートできないにもかかわらず、"STO via terminals at the Power Module"機能をイネーブルしようとする試行が行われました。
故障値 = 10、15、16、18 に関して:
- セーフティ機能比較においてエラーが発生していないかどうか確認し (F01655、F30655)、必要に応じて該当する故障の診断を実行してください。
- 要求される機能に対応したコントロールユニットを使用してください。
故障値 = 28 に関して:
"STO via terminals at the Power Module"機能付きパワーユニットを使用してください。
注:
F-DI: Failsafe Digital Input
STO: Safe Torque Off
内部通信エラー
Error int comm
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
モジュール内部通信エラーが発生しました。
故障値 (r0949、16 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
起動中のエラー
Error while booting
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
起動時に、エラーが発生しました。
故障値 (r0949、16 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
SI P2: システムが不良です
SI P2: System defective
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
前回起動時または今回の起動時に、システムで故障が検出されました。システムは再起動された可能性があります (リセット)。
故障値 (r0949、16 進表示):
200000 hex、400000 hex:
- 今回の起動/運転中の故障。
その他の値:
- システムの前回起動時の故障。
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
故障値 = 400000 hex に関して:
- コントロールユニットがパワーモジュールと接続されていることを確認してください。
SI モーション P2: 安全確認のための F0/F1 での定常状態 (静的) 1 信号
SI Mtn P2: 1 sig F0/1
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
論理 1 信号が p10106 で設定された安全バックプレーンバス (F0、F1) に 10 秒よりも長く存在します。
不注意なセーフティ関連の確認 (「Acknowledgment internal event」信号) を避けるため、論理的 0 信号が通常運転で利用できなければなりません。
「内部イベント確認」用の安全バックプレーンを論理的 0 信号に設定してください (p10106)。
SI モーション P2: 安全監視機能のチェックサムエラー
SI Mtn P2: Checksum_error
%1
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
プロセッサ 2 により計算され、安全関連パラメータにより r9398 に入力された実際のチェックサムが前回のマシンアクセプタンス時に p9399 に保存された基準チェックサムと一致しません。
安全関連パラメータが変更されたか、故障が発生してします。
注:
このエラーは、可能な STOP A となります。
故障値 (r0949、10 進表示):
0: モーション監視の SI パラメータでのチェックサムエラー。
1: コンポーネント割り付けの SI パラメータでのチェックサムエラー。
- 安全関連パラメータを確認し、必要に応じて変更してください。
- 基準チェックサムを実際のチェックサムに設定してください。
「Copy RAM to ROM」機能を実行してください。
- POWER ON を要求する安全パラメータが変更された場合、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- アクセプタンステストを実行してください。
SI モーション P1: パラメータ値が不正
SI Mtn P1: Par incorr
パラメータ: %1, 補足情報: %2
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
このパラメータは、この値で設定することができません。
注:
このメッセージは、安全停止応答には至りません。
故障値 (r0949、10 進表示):
yyyyxxxx dec:
yyyy = 0:
使用可能な情報がありません。
xxxx = 9301:
「n < nx hysteresis and filtering」機能 (p9301.16) を機能「Extended functions without selection」 (p9801.5) と組み合わせてイネーブルすることは許容されません。
xxxx = 9385:
エンコーダレスの同期モータの場合、p9385 は 4 に設定されなければなりません。
パラメータ値を変更してください。
注:
2 つの監視チャンネルで値が異なる場合、ドライブの SI パラメータのコピー機能を開始してください (p9700 = 57 hex)。
SI モーション P2: 監視機能がサポートされていません
SI Mtn P2: Fct not supp
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
p9301、p9501、p9601 または p9801 でイネーブルされた監視機能は、このファームウェアバージョンではサポートされません。
注:
このメッセージは、安全停止応答に至りません。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 監視機能 SLP は、サポートされていません (p9301.1)。
2: 監視機能 SCA は、サポートされていません (p9301.7 および p9301.8 ... 15)。
3: 監視機能 SLS オーバーライドは、サポートされていません (p9301.5)。
4: 監視機能 外部 ESR 有効化は、サポートされていません (p9301.4)。
5: PROFIsafe 内の監視機能 FDI は、サポートされていません (p9301.30)。
6: イネーブル実績値同期は、サポートされていません (p9301.3)。
9: 監視機能がこのファームウェアでサポートされていません、または、イネーブルビットが使用されていません。
24: 監視機能 SDI は、サポートされていません。
- 該当する監視機能を選択解除してください。
注:
ESR: Extended Stop and Retract
F-DI: Failsafe Digital Input
SCA: Safe Cam
SLP: Safely-Limited Position
SLS: Safely-Limited Speed
SDI: Safe Direction (安全運転方向)
SI モーション P2: SLS イネーブル不足
SI Mtn P2: SLS enab miss
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
他の安全関連監視機能がイネーブルされているにも拘わらず、セーフティ関連機能「SLS」が p9301 でイネーブルされていません。
注:
このメッセージは安全停止応答には至りません。
「SLS」機能 (p9301.0) をイネーブルし、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
注:
POWER ON 以前の変更を保存してください 「copy from RAM to ROM」。
SLS: Safely-Limtied Speed
SI モーション P2: エンコーダレスの場合、パラメータ値は許容されません
SI Mtn P2: Par encoderless
パラメータ: %1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
エンコーダレスのモーション監視機能では、パラメータをこの値で設定できません。
注:
このメッセージでは安全停止応答に至りません。
故障値 (r0949、10 進表示):
値が不正側のパラメータ番号。
故障値により指定されたパラメータを補正してください。
SI P2: 安全パラメータ設定を変更済、POWER ON 要求済
SI P2: Par chng PO req
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
安全パラメータが変更されました; これらの変更は、ウォームリスタートまたは POWER ON 後にはじめて有効になります。
注記:
安全モーション監視機能の変更されたすべてのパラメータは、ウォームリスタートまたは POWER ON 後にはじめて有効になります。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
ウォームリスタートまたは POWER ON (電源切/入) が必要 となる、変更された安全パラメータのパラメータ番号。
- 「Copy RAM to ROM」機能を実行してください。
- POWER ON (電源切/入) を実行してください。
SI モーション P2: STOP A 開始済
SI Mtn P2: STOP A active
-
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
STOP A でドライブが停止されます (プロセッサ 1 の安全遮断経路によりパルスがブロックされます)。
考えられる原因:
- プロセッサ 1 からの停止要求
- 試験的停止選択後、パルスがブロックされませんでした。
- メッセージ C30706 「SI Motion P2: SAM/SBR limit exceeded」に後続する応答。
- メッセージ C30714 「SI Motion P2: Safely-Limited Speed exceeded」に後続する応答。
- メッセージ C30701 「SI Motion P2: STOP B initiated」に後続する応答。
- プロセッサ 1 の監視チャンネルの故障原因を取り除いてください。
- プロセッサ 2 の遮断経路を確認してください。
- メッセージ C30706 の診断を実行してください。
- メッセージ C30714 の診断を実行してください。
- メッセージ C30701 の診断を実行してください。
- パワーモジュールを交換してください。
- コントロールユニットを交換してください。
このメッセージは「Acknowledge internal event」を使用してリセットできます。
SAM: Safe Acceleration Monitor (セーフ加速監視)
SBR: Safe Brake Ramp (安全ブレーキランプ)
SI モーション P2: STOP B 開始済
SI Mtn P2: STOP B active
-
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
STOP B でドライブが停止されます (OFF3 減速ランプに沿った制動)。
この故障の結果、p9360 でパラメータ設定された速度スレッシホールド値を下回った後に、メッセージ C30700 「STOP A initiated」が出力されます。
考えられる原因:
-プロセッサ 1 からの停止要求。
- メッセージ C30714 「SI Motion P2: Safely-Limited Speed exceeded」に後続する応答。
- メッセージ C30711 「SI Motion P2: Defect in a monitoring channel」に後続する応答。
- メッセージ C30707 「SI Motion P2: tolerance for safe operating stop exceeded」に後続する応答。
- プロセッサ 1 の監視チャンネルの故障原因を取り除いてください。
- メッセージ C30714 の診断を実行してください。
- メッセージ C30711 の診断を実行してください。
- メッセージ C30707 の診断を実行してください。
注:
このメッセージは「Acknowledge internal event」を使用してリセットできます。
SI モーション P2: SAM/SBR リミットを超過
SI Mtn P2: SBR exceeded
-
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
設定した加速監視を使用したモーション監視機能 (SAM、p9306 = 3):
- STOP B (SS1) 有効後、速度が選択した許容範囲を超過しました。
設定したブレーキランプ監視を使用したモーション監視機能 (SBR、p9306 = 1):
- STOP B (SS1) の有効時、または、SLS の低速度範囲への切り替え時に、速度が選択した許容値を超過しました。
ドライブは、メッセージ C30700 「SI Motion P2: STOP A initiated」により電源遮断されました。
ブレーキの動作を確認し、必要に応じて、「SAM」機能、または 「SBR」機能のパラメータ設定を調整してください。
このメッセージは「Acknowledge internal event」を使用して POWER ON を実行することなくリセットできます。
SAM: Safe Acceleration Monitor (安全加速監視)
SBR: Safe Brake Ramp (安全ブレーキランプ監視)
SI: Safety Integrated
SI モーション P2: 監視チャンネルでの故障
SI Mtn P2: Defect in chan
%1
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
2 つの監視チャンネルの相互データ比較の際に、ドライブが監視機能の入力データまたは結果間の偏差を検出し、STOP F を作動しました。監視機能のうちの 1 つがもはや高い信頼性では機能していません - つまり、安全運転はもはや可能ではありません。
少なくとも 1 つの監視機能が有効である場合、パラメータ設定された時間経過後に、メッセージ C30701 「SI Motion: STOP B initiated」 が出力されます。
以下のメッセージ値は明示された原因が適用されない場合、以下の場合にも発生する場合があります:
- プロセッサ 1 およびプロセッサ 2 間での同期エラー。
メッセージ値 (r2124、10 進表示):
0 ... 999:
このメッセージに至った相互比較されたデータの番号。
各メッセージ値の意味はセーフティメッセージ C01711 に記載されています。
1000: 監視タイマが経過しました。 F-DI での多すぎる信号変更が発生しました。
1001: 監視タイマの初期化エラー。
1011: 監視チャンネル間のアクセプタンステストステータスが異なります。
1020: 監視サイクル間でのサイクリック通信エラー。
1040: 有効エンコーダレス監視機能でのパルスブロック。
1041: 電流絶対値が小さすぎます (エンコーダレス)。
1042: 電流/電圧妥当性エラー。
1043: 多すぎる加速段階。
1044: 電流実績値妥当性エラー。
メッセージ値 = 1040 に関して:
- エンコーダレス監視機能を選択解除し、STO を選択および選択解除してください。
- 監視機能が有効である場合、STO の選択解除後 5 秒以内に「SLS」パルスイネーブルを出してください。
他のメッセージ値に関して:
- 各メッセージ値の意味はセーフティメッセージ C01711 に記載されています。
注:
このメッセージは「Acknowledge internal event」を使用してリセットできます。
SI モーション P2: F0/F1 評価時の故障
SI Mtn P2: defect F0/1
%1
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
2 つの監視チャンネルの相互データ比較の際に、ドライブはパラメータまたは安全バックプレーンバス (F0、F1) 間の偏差を検出し、STOP F を作動しました。監視機能のうちの 1 つがもはや高い信頼性では機能していません - つまり、安全運転はもはや可能ではありません。
メッセージ値 0 のセーフティメッセージ C30711 は STOP F の開始でも表示されます。
少なくとも 1 つの監視機能が有効な場合、セーフティメッセージ C30701 「SI Motion: STOP B initiated」が出力されます。
メッセージ値 (r2124、10 進表示):
このメッセージに至った相互データ比較番号。
メッセージ値の説明はセーフティメッセージ C01712 を参照してください。
- 該当するパラメータのパラメータ設定を確認し、必要に応じて、訂正してください。
- SI データをプロセッサ 2 にコピーし一致を確認し、アクセプタンステストを実行してください。
注:
このメッセージは「Acknowledge internal event」を使用して POWER ON なしにリセットできます。
SI モーション P2: 安全制限速度超過
SI Mtn P2: SLS exceeded
%1
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
ドライブの速度が指定の速度リミット値 (p9331) を超過しました。設定された停止応答に従ってドライブが停止します (p9363)。
メッセージ値 (r2124、10 進表示):
100: SLS1 超過
200: SLS2 超過
300: SLS3 超過
400: SLS4 超過
- コントローラのトラバース/モーションプログラムを確認してください。
- 「SLS」機能のリミットを確認し、必要に応じて、調整してください (p9331)。
注:
このメッセージは「Acknowledge internal event」を使用してリセットできます。
SLS: Safely-Limited Speed
SI モーション P2: 安全運転方向の許容範囲超過
SI Mtn P2: Tol SDI incorr
%1
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
「safe motion direction」機能の許容範囲を超過しました。設定された停止応答に従ってドライブが停止します (p9366)。
メッセージ値 (r2124、10 進表示):
0: 「safe motion direction positive」機能の許容範囲を超過しました。
1: 「safe motion direction negative」機能の許容範囲を超過しました。
- コントローラのトラバース/モーションプログラムを確認してください。
- 「SDI」機能の許容値を確認し、必要に応じて、調整してください (p9364)。
このメッセージは以下のようにしてリセットすることができます:
- 「SDI」機能を選択解除し、再び選択してください。
- 「Acknowledgment internal event」経由で安全確認を実行してください。
注:
SDI: Safe Direction (safe motion direction)
SI: Safety Integrated
SI モーション P2: 不一致エラー F0/F1
SI Mtn P2: discr F0/1
%1
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
安全バックプレーンバス (F0、F1) に異なるステータスが存在します。
故障値 (r0949、2 進表示):
ビット 0: 不一致エラー、安全バックプレーンバス F0
ビット 1: 不一致エラー、安全バックプレーンバス F1
注:
複数の不一致エラーが連続して発生する場合、このメッセージは発生する最初のエラーに対してのみ出力されます。
- 安全バックプレーンバスの制御を確認してください (F0、F1)。
- "Acknowledgment internal event"信号で安全確認を実行してください (p10106)。
注:
故障が解決され、安全確認が実行された (p10106、PROFIsafe での確認、拡張メッセージ確認) 場合にのみ、安全バックプレーンバスの不一致エラーを完全にリセットすることができます。安全確認が実行されない限り、該当する信号は安全状態で存在し続けます。
"Extended message acknowledgment"機能 (p9307.0) が有効である場合、以下が適用されます:
STO または SS1 に割り付けられた F-DI が不一致エラーのためにフェールセーフ状態にある場合、この F-DI で選択解除する際、安全確認はもはや実行することができません。
安全バックプレーンバスでのサイクリック切り替え運転の場合、切り替え周波数を低減することが必要な場合があります。
自動試験的停止: SMM 経由での STO 選択解除を待機してください
Auto test: wait STO desel
-
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
自動試験的停止は電源投入以降実行できませんでした。
考えられる原因:
- STO 機能はセーフティ拡張機能を介して選択されます。
- STO に至るセーフティメッセージが存在します。
- セーフティ拡張機能で STO を選択解除してください。
- セーフティメッセージの原因を取り除き、メッセージを確認してください。
原因を取り除いた後、自動試験的停止が実行されます。
SI モーション P2: モーション監視機能の試験的停止実行中
SI Mtn P2: test motion_mon
-
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
安全モーション監視機能の強制動作確認 (試験的停止) は現在実行中です。
不要。
このメッセージは、試験的停止が終了すると、自動的に取り消されます。
注:
SI: Safety Integrated
SI モーション P2: アクセプタンステストモード有効
SI Mtn P2: Acc_mode act
-
安全監視チャンネルがエラーを検出しました
アクセプタンステストモードが有効です。
必要なし。
メッセージは、アクセプタンステストモードが完了すると取り消されます。
パワーユニット: グループ信号
PU: Group signal
-
パワーエレクトロニクス故障
パワーユニットが少なくとも 1 つの故障を検出しました。
現時点で存在する他のメッセージを評価してください。
パワーユニット: タイムスライス オーバーフロー
PU: Time slice overfl
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
タイムスライスオーバーフローが発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
xx: タイムスライス番号 xx
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
パワーユニット: CRC
PU: CRC
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
CRC エラーがパワーユニットで発生しました。
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
パワーユニット: EEPROM チェックサムエラー
PU: CRC EEPROM
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
内部パラメータデータが破損しています。
故障値 (r0949、 16 進表示):
01: EEPROM アクセスエラー。
02: EEPROM のブロック数過大
モジュールを交換してください。
パワーユニット: 切り替え情報は有効ではありません
PU: Switch info not valid
-
ハードウェア/ソフトウェア故障
3P ゲートユニットには以下が適用されます:
設定値テレグラムの最後の切り替えステータスワードは、最終 ID により特定されます。このような最終 ID が検出されませんでした。
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
パワーユニット: 監視タイマ
PU: Watchdog timer
-
ハードウェア/ソフトウェア故障
起動時に、以前の原因が SAC 監視タイマオーバーフローだったことが検出されました。
- すべてのコンポーネントに対して、POWER ON (電源切/入) を実行してください。
- ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
パワーユニット: 内部ソフトウェアエラー
PU: SW_error int
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
パワーユニットで内部ソフトウェアエラーが発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- パワーユニットを交換してください。
- 必要に応じてパワーユニットのファームウェアを更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
パワーユニット: I2C バスエラー発生
PU: I2C bus error
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
EEPROM または アナログ/デジタルコンバータとの通信エラー。
故障値 (r0949、16 進表示):
80000000 hex:
- 内部ソフトウェアエラー
00000001 hex ... 0000FFFF hex:
- モジュール故障
故障値 = 80000000 hex に関して:
- ファームウェアを最新のバージョンに更新してください。
故障値 = 00000001 hex ... 0000FFFF hex に関して:
- モジュールを交換してください。
温度センサ故障
Fault temp_sensor
%1
パワーエレクトロニクス故障
温度センサの評価中にエラーが発生しました。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1: 断線またはセンサ未接続 (KTY: R > 2120 Ohm)。
2: 測定された抵抗が小さすぎる (PTC: R < 20 Ohm、R < 50 Ohm)
- センサが正しく接続されているかどうか確認してください。
- センサを交換してください。
パワーユニット: 内部ソフトウェアエラー
PU: SW_error int
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
内部ソフトウェアエラーが発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
故障原因に関する情報。
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- 必要に応じてパワーユニットのファームウェアを更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
パワーユニット: 不明のアラーム
PU: Unknown alarm
新しいメッセージ: %1
パワーエレクトロニクス故障
コントロールユニットファームウェアで解釈できないアラームがパワーユニットで発生しました。
これは、このコンポーネントのファームウェアがコントロールユニットのファームウェアより新しい場合に発生する場合があります。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
アラーム番号
注:
この新しいアラームの意味に関しては、コントロールユニットに関する最新の説明を参照してください。
- パワーユニットのファームウェアを以前のバージョンと交換してください (r0128)。
- コントロールユニットのファームウェアを更新してください (r0018)。
エンコーダ 1: バッテリ電圧故障
Enc1: Battery fault
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
電源オフ状態で、エンコーダがマルチターン情報をバックアップするためにバッテリーを使用します。バッテリー電圧がマルチターン情報を確認するのには十分ではありません。
バッテリーを交換してください。
エンコーダ 1: 最大入力周波数超過
Enc1: Max freq too high
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
エンコーダ評価の最大入力周波数を超過しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
実際の入力周波数、単位 [Hz]。
- 速度を低減してください。
- 小さめのパルス数のエンコーダを使用してください (p0408)。
エンコーダ 1: アナログセンサチャンネル A 故障
Enc1: Channel A failed
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
アナログセンサの入力電圧は許容範囲外にあります。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 検出可能な測定範囲外の入力電圧。
2: p4673 に設定された測定範囲外の入力電圧。
3: 入力電圧の絶対値が許容範囲を超過しました (p4676)。
故障値 = 1 に関して:
- アナログセンサの出力電圧を確認してください。
故障値 = 2 に関して:
- 各エンコーダ周期の電圧設定を確認してください (p4673)。
故障値 = 3 に関して:
- 許容範囲の設定を確認し、必要に応じて増加してください (p4676)。
エンコーダ 1: アナログセンサチャンネル B 故障
Enc1: Channel B failed
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
アナログセンサの入力電圧は許容範囲外にあります。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 検出可能な測定範囲外の入力電圧。
2: p4675 に設定された測定範囲外の入力電圧。
3: 入力電圧の絶対値が許容範囲を超過しました (p4676)。
故障値 = 1 に関して:
- アナログセンサの出力電圧を確認してください。
故障値 = 2 に関して:
- 各エンコーダ周期の電圧設定を確認してください (p4675)。
故障値 = 3 に関して:
- 許容範囲の設定を確認し、必要に応じて増加してください (p4676)。
エンコーダ 1: アナログセンサ位置値がリミット値を超過しています。
Enc1: Pos exceeds lim val
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
位置値が -0.5 ... +0.5 の許容範囲を超過しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: LVDT センサからの位置値。
2: エンコーダ特性からの位置値。
故障値 = 1 に関して:
- LVDT 比を確認してください (p4678)。
- トラック B における基準信号接続を確認してください。
故障値 = 2 に関して:
- 特性係数を確認してください (p4663 ... p4666)。
エンコーダ 1: バッテリー電圧プリアラーム
Enc1: Battery pre-alarm
-
位置/速度実績値が不正または利用不可
電源オフ状態で、エンコーダがマルチターン情報をバックアップするためにバッテリーを使用します。バッテリー電圧が更に低下する場合、マルチターン情報をバッファすることはできません。
バッテリーを交換してください。
エンコーダ 1: アナログセンサチャンネル A 故障
Enc1: Channel A failed
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
アナログセンサの入力電圧は許容範囲外にあります。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1: 検出可能な測定範囲外の入力電圧。
2: p4673 に設定された測定範囲外の入力電圧。
3: 入力電圧の絶対値が許容範囲を超過しました (p4676)。
アラーム値 = 1 に関して:
- アナログセンサの出力電圧を確認してください。
アラーム値 = 2 に関して:
- 各エンコーダ周期の電圧設定を確認してください (p4673)。
アラーム値 = 3 に関して:
- 許容範囲の設定を確認し、必要に応じて増加してください (p4676)。
エンコーダ 1: アナログセンサチャンネル B 故障
Enc1: Channel B failed
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
アナログセンサの入力電圧は許容範囲外にあります。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1: 検出可能な測定範囲外の入力電圧。
2: p4675 に設定された測定範囲外の入力電圧。
3: 入力電圧の絶対値が許容範囲を超過しました (p4676)。
アラーム値 = 1 に関して:
- アナログセンサの出力電圧を確認してください。
アラーム値 = 2 に関して:
- 各エンコーダ周期の電圧設定を確認してください (p4675)。
アラーム値 = 3 に関して:
- 許容範囲の設定を確認し、必要に応じて増加してください (p4676)。
エンコーダ 1: アナログセンサ 有効なチャンネルなし
Enc1: No chann act
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
チャンネル A および B がアナログセンサに対して有効化されていません。
- チャンネル A および/またはチャンネル B を有効にしてください (p4670)。
- エンコーダコンフィグレーションを確認してください (p0404.17)。
エンコーダ 1: アナログセンサ位置値がリミット値を超過しています。
Enc1: Pos exceeds lim val
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
位置値が -0.5 ... +0.5 の許容範囲を超過しました。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1: LVDT センサからの位置値。
2: エンコーダ特性からの位置値。
アラーム値 = 1 に関して:
- LVDT 比率を確認してください (p4678)。
- トラック B における基準信号接続を確認してください。
アラーム値 = 2 に関して:
- 特性係数を確認してください (p4663 ... p4666)。
エンコーダ 1: 汚れを検出済
Enc1: Soiling
-
位置/速度実績値が不正または利用不可
センサモジュールキャビネット 30 (SMC30) の代わりのエンコーダシステムインターフェースの場合、エンコーダの汚れは端子 X521.7 で 0 信号で通知されます。
- プラグ接続を確認してください。
- エンコーダまたはエンコーダケーブルを交換してください。
エンコーダ 1: デバイスの組み合わせは許容されません
Enc1: Device combi imperm
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
選択されたデバイスの組み合わせは、サポートされていません。
故障値 (r0949、10 進表示):
1003:
接続された測定ユニットは、EnDat 2.2 コンバータと併用できません。例えば、測定ユニットには、パルス数/2^n の分解能が含まれます。
1005:
測定ユニットのタイプ (インクリメンタル) は、EnDat 2.2 コンバータでサポートされていません。
1006:
EnDat 伝送の最大時間 (31.25 μs) を超過しました。
2001:
電流コントローラサイクル、DP サイクルおよびセーフティサイクルの設定された組み合わせは、EnDat 2.2 コンバータではサポートされません。
2002:
リニア測定ユニットの分解能がリニアモータの極対幅に一致しません
極対幅、最小 = p0422 * 2^20
故障値 = 1003、1005、1006 に関して:
- 許容される測定ユニットを使用してください。
故障値 = 2001 に関して:
- 許容可能なサイクルの組み合わせを設定します (必要に応じて標準設定を使用してください)。
故障値 = 2002 に関して:
- 低い分解能の測定ユニットを使用してください (p0422)。
エンコーダ 1: コンフィグレーションエラー
Enc1: Config_error
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
エンコーダ 1 のコンフィグレーションが不正です。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1:
故障/アラーム間のパラメータ再設定は許容されません。
419:
高分解能 Gx_XIST2 がコンフィグレーションされている場合、エンコーダは 32 ビット内でもはや表示できない最大許容絶対位置実績値 (r0483) を特定します。
アラーム値 = 1 に関して:
故障/アラーム間のパラメータ再設定なし。
アラーム値 = 419 に関して:
高分解能を低減する (p0419)、または、マルチ―ターン範囲の全体が要求されない場合、監視 (p0437.25) を無効化してください。
エンコーダ 1: データロガーはデータを保存しました
Enc1: Data logger data
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
有効な「Data logger」機能に対して (p0437.0 = 1)、センサモジュールで故障が発生しました。このアラームは、故障に対応する診断データがメモリカードに保存されたことを示しています。
診断データは以下のフォルダに保存されます。
/USER/SINAMICS/DATA/SMTRC00.BIN
...
/USER/SINAMICS/DATA/SMTRC07.BIN
/USER/SINAMICS/DATA/SMTRCIDX.TXT
以下の情報が TXT ファイルに含まれています。
- 最後に書き込まれた BIN ファイルを表示します。
- まだ使用可能な書き込み運転の数 (10000 から低減方向)。
注:
BIN ファイルはシーメンスでのみ評価が可能です。
必要なし。
アラームは、自動的に消えます。
データロガーは、次回の故障ケースを記録する準備が完了しています。
エンコーダ 1: スピンドルセンサ S1 電圧 不正
Enc1: Sensor S1 U incorr
%1
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
アナログセンサ S1 の電圧は許容範囲外にあります。
故障値 (r0949、10 進表示):
センサ S1 からの信号レベル。
注:
500 mV の信号レベルは、500 dec の値に相当します。
- クランプされたツールを確認してください。
- 許容範囲を確認し、必要に応じて調整してください (p5040)。
- スレッシホールドを確認し、必要に応じて調整してください (p5041)。
- アナログセンサ S1 と接続を確認してください。
エンコーダ 2: バッテリ電圧故障
Enc2: Battery fault
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
電源オフ状態で、エンコーダがマルチターン情報をバックアップするためにバッテリーを使用します。バッテリー電圧がマルチターン情報を確認するのには十分ではありません。
バッテリーを交換してください。
エンコーダ 2: 最大入力周波数超過
Enc2: Max freq too high
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
エンコーダ評価の最大入力周波数を超過しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
実際の入力周波数、単位 [Hz]。
- 速度を低減してください。
- 小さめのパルス数のエンコーダを使用してください (p0408)。
エンコーダ 2: アナログセンサチャンネル A エラー
Enc2: Channel A failed
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
アナログセンサの入力電圧は許容範囲外にあります。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 検出可能な測定範囲外の入力電圧。
2: p4673 に設定された測定範囲外の入力電圧。
3: 入力電圧の絶対値が許容範囲を超過しました (p4676)。
故障値 = 1 に関して:
- アナログセンサの出力電圧を確認してください。
故障値 = 2 に関して:
- 各エンコーダ周期の電圧設定を確認してください (p4673)。
故障値 = 3 に関して:
- 許容範囲の設定を確認し、必要に応じて増加してください (p4676)。
エンコーダ 2: アナログセンサチャンネル B エラー
Enc2: Channel B failed
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
アナログセンサの入力電圧は許容範囲外にあります。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 検出可能な測定範囲外の入力電圧。
2: p4675 に設定された測定範囲外の入力電圧。
3: 入力電圧の絶対値が許容範囲を超過しました (p4676)。
故障値 = 1 に関して:
- アナログセンサの出力電圧を確認してください。
故障値 = 2 に関して:
- 各エンコーダ周期の電圧設定を確認してください (p4675)。
故障値 = 3 に関して:
- 許容範囲の設定を確認し、必要に応じて増加してください (p4676)。
エンコーダ 2: アナログセンサ位置値がリミット値を超過しています。
Enc2: Pos exceeds lim val
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
位置値が -0.5 ... +0.5 の許容範囲を超過しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: LVDT センサからの位置値。
2: エンコーダ特性からの位置値。
故障値 = 1 に関して:
- LVDT 比を確認してください (p4678)。
- トラック B における基準信号接続を確認してください。
故障値 = 2 に関して:
- 特性係数を確認してください (p4663 ... p4666)。
エンコーダ 2: バッテリー電圧プリアラーム
Enc2: Battery pre-alarm
-
位置/速度実績値が不正または利用不可
電源オフ状態で、エンコーダがマルチターン情報をバックアップするためにバッテリーを使用します。バッテリー電圧が更に低下する場合、マルチターン情報をバッファすることはできません。
バッテリーを交換してください。
エンコーダ 2: アナログセンサチャンネル A エラー
Enc2: Channel A failed
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
アナログセンサの入力電圧は許容範囲外にあります。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1: 検出可能な測定範囲外の入力電圧。
2: p4673 に設定された測定範囲外の入力電圧。
3: 入力電圧の絶対値が許容範囲を超過しました (p4676)。
アラーム値 = 1 に関して:
- アナログセンサの出力電圧を確認してください。
アラーム値 = 2 に関して:
- 各エンコーダ周期の電圧設定を確認してください (p4673)。
アラーム値 = 3 に関して:
- 許容範囲の設定を確認し、必要に応じて増加してください (p4676)。
エンコーダ 2: アナログセンサチャンネル B エラー
Enc2: Channel B failed
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
アナログセンサの入力電圧は許容範囲外にあります。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1: 検出可能な測定範囲外の入力電圧。
2: p4675 に設定された測定範囲外の入力電圧。
3: 入力電圧の絶対値が許容範囲を超過しました (p4676)。
アラーム値 = 1 に関して:
- アナログセンサの出力電圧を確認してください。
アラーム値 = 2 に関して:
- 各エンコーダ周期の電圧設定を確認してください (p4675)。
アラーム値 = 3 に関して:
- 許容範囲の設定を確認し、必要に応じて増加してください (p4676)。
エンコーダ 2: アナログセンサ 有効なチャンネルなし
Enc2: No chann act
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
チャンネル A および B がアナログセンサに対して有効化されていません。
- チャンネル A および/またはチャンネル B を有効にしてください (p4670)。
- エンコーダコンフィグレーションを確認してください (p0404.17)。
エンコーダ 2: アナログセンサ位置値がリミット値を超過しています。
Enc2: Pos exceeds lim val
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
位置値が -0.5 ... +0.5 の許容範囲を超過しました。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1: LVDT センサからの位置値。
2: エンコーダ特性からの位置値。
アラーム値 = 1 に関して:
- LVDT 比率を確認してください (p4678)。
- トラック B における基準信号接続を確認してください。
アラーム値 = 2 に関して:
- 特性係数を確認してください (p4663 ... p4666)。
エンコーダ 2: 汚れを検出済
Enc2: Soiling
-
位置/速度実績値が不正または利用不可
センサモジュールキャビネット 30 (SMC30) の代わりのエンコーダシステムインターフェースの場合、エンコーダの汚れは端子 X521.7 で 0 信号で通知されます。
- プラグ接続を確認してください。
- エンコーダまたはエンコーダケーブルを交換してください。
エンコーダ 2: デバイスの組み合わせは許容されません
Enc2: Device combi imperm
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
選択されたデバイスの組み合わせは、サポートされていません。
故障値 (r0949、10 進表示):
1003:
接続された測定ユニットは、EnDat 2.2 コンバータと併用できません。例えば、測定ユニットには、パルス数/2^n の分解能が含まれます。
1005:
測定ユニットのタイプ (インクリメンタル) は、EnDat 2.2 コンバータでサポートされていません。
1006:
EnDat 伝送の最大時間 (31.25 μs) を超過しました。
2001:
電流コントローラサイクル、DP サイクルおよびセーフティサイクルの設定された組み合わせは、EnDat 2.2 コンバータではサポートされません。
2002:
リニア測定ユニットの分解能がリニアモータの極対幅に一致しません
極対幅、最小 = p0422 * 2^20
故障値 = 1003、1005、1006 に関して:
- 許容される測定ユニットを使用してください。
故障値 = 2001 に関して:
- 許容可能なサイクルの組み合わせを設定します (必要に応じて標準設定を使用してください)。
故障値 = 2002 に関して:
- 低い分解能の測定ユニットを使用してください (p0422)。
エンコーダ 2: コンフィグレーションエラー
Enc2: Config_error
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
エンコーダ 2 のコンフィグレーションが不正です。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1:
故障/アラーム間のパラメータ再設定は許容されません。
419:
高分解能 Gx_XIST2 がコンフィグレーションされている場合、エンコーダは 32 ビット内でもはや表示できない最大許容絶対位置実績値 (r0483) を特定します。
アラーム値 = 1 に関して:
故障/アラーム間のパラメータ再設定なし。
アラーム値 = 419 に関して:
高分解能を低減する (p0419)、または、マルチ―ターン範囲の全体が要求されない場合、監視 (p0437.25) を無効化してください。
エンコーダ 2: データロガーに保存されたデータがあります
Enc2: Data logger data
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
有効な「Data logger」機能に対して (p0437.0 = 1)、センサモジュールで故障が発生しました。このアラームは、故障に対応する診断データがメモリカードに保存されたことを示しています。
診断データは以下のフォルダに保存されます。
/USER/SINAMICS/DATA/SMTRC00.BIN
...
/USER/SINAMICS/DATA/SMTRC07.BIN
/USER/SINAMICS/DATA/SMTRCIDX.TXT
以下の情報が TXT ファイルに含まれています。
- 最後に書き込まれた BIN ファイルを表示します。
- まだ使用可能な書き込み運転の数 (10000 から低減方向)。
注:
BIN ファイルはシーメンスでのみ評価が可能です。
必要なし。
アラームは、自動的に消えます。
データロガーは、次回の故障ケースを記録する準備が完了しています。
エンコーダ 2: スピンドルセンサ S1 電圧 不正
Enc2: Sensor S1 U incorr
%1
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
アナログセンサ S1 の電圧は許容範囲外にあります。
故障値 (r0949、10 進表示):
センサ S1 からの信号レベル。
注:
500 mV の信号レベルは、500 dec の値に相当します。
- クランプされたツールを確認してください。
- 許容範囲を確認し、必要に応じて調整してください (p5040)。
- スレッシホールドを確認し、必要に応じて調整してください (p5041)。
- アナログセンサ S1 と接続を確認してください。
エンコーダ 3: バッテリ電圧故障
Enc3: Battery fault
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
電源オフ状態で、エンコーダがマルチターン情報をバックアップするためにバッテリーを使用します。バッテリー電圧がマルチターン情報を確認するのには十分ではありません。
バッテリーを交換してください。
エンコーダ 3: 最大入力周波数超過
Enc3: Max freq too high
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
エンコーダ評価の最大入力周波数を超過しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
実際の入力周波数、単位 [Hz]。
- 速度を低減してください。
- 小さめのパルス数のエンコーダを使用してください (p0408)。
エンコーダ 3: アナログセンサチャンネル A 故障
Enc3: Channel A failed
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
アナログセンサの入力電圧は許容範囲外にあります。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 検出可能な測定範囲外の入力電圧。
2: p4673 に設定された測定範囲外の入力電圧。
3: 入力電圧の絶対値が許容範囲を超過しました (p4676)。
故障値 = 1 に関して:
- アナログセンサの出力電圧を確認してください。
故障値 = 2 に関して:
- 各エンコーダ周期の電圧設定を確認してください (p4673)。
故障値 = 3 に関して:
- 許容範囲の設定を確認し、必要に応じて増加してください (p4676)。
エンコーダ 3: アナログセンサチャンネル B 故障
Enc3: Channel B failed
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
アナログセンサの入力電圧は許容範囲外にあります。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: 検出可能な測定範囲外の入力電圧。
2: p4675 に設定された測定範囲外の入力電圧。
3: 入力電圧の絶対値が許容範囲を超過しました (p4676)。
故障値 = 1 に関して:
- アナログセンサの出力電圧を確認してください。
故障値 = 2 に関して:
- 各エンコーダ周期の電圧設定を確認してください (p4675)。
故障値 = 3 に関して:
- 許容範囲の設定を確認し、必要に応じて増加してください (p4676)。
エンコーダ 3: アナログセンサ位置値がリミット値を超過しています。
Enc3: Pos exceeds lim val
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
位置値が -0.5 ... +0.5 の許容範囲を超過しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
1: LVDT センサからの位置値。
2: エンコーダ特性からの位置値。
故障値 = 1 に関して:
- LVDT 比を確認してください (p4678)。
- トラック B における基準信号接続を確認してください。
故障値 = 2 に関して:
- 特性係数を確認してください (p4663 ... p4666)。
エンコーダ 3: バッテリー電圧プリアラーム
Enc3: Battery pre-alarm
-
位置/速度実績値が不正または利用不可
電源オフ状態で、エンコーダがマルチターン情報をバックアップするためにバッテリーを使用します。バッテリー電圧が更に低下する場合、マルチターン情報をバッファすることはできません。
バッテリーを交換してください。
エンコーダ 3: アナログセンサチャンネル A 故障
Enc3: Channel A failed
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
アナログセンサの入力電圧は許容範囲外にあります。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1: 検出可能な測定範囲外の入力電圧。
2: p4673 に設定された測定範囲外の入力電圧。
3: 入力電圧の絶対値が許容範囲を超過しました (p4676)。
アラーム値 = 1 に関して:
- アナログセンサの出力電圧を確認してください。
アラーム値 = 2 に関して:
- 各エンコーダ周期の電圧設定を確認してください (p4673)。
アラーム値 = 3 に関して:
- 許容範囲の設定を確認し、必要に応じて増加してください (p4676)。
エンコーダ 3: アナログセンサチャンネル B 故障
Enc3: Channel B failed
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
アナログセンサの入力電圧は許容範囲外にあります。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1: 検出可能な測定範囲外の入力電圧。
2: p4675 に設定された測定範囲外の入力電圧。
3: 入力電圧の絶対値が許容範囲を超過しました (p4676)。
アラーム値 = 1 に関して:
- アナログセンサの出力電圧を確認してください。
アラーム値 = 2 に関して:
- 各エンコーダ周期の電圧設定を確認してください (p4675)。
アラーム値 = 3 に関して:
- 許容範囲の設定を確認し、必要に応じて増加してください (p4676)。
エンコーダ 3: アナログセンサ 有効なチャンネルなし
Enc3: No chann act
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
チャンネル A および B がアナログセンサに対して有効化されていません。
- チャンネル A および/またはチャンネル B を有効にしてください (p4670)。
- エンコーダコンフィグレーションを確認してください (p0404.17)。
エンコーダ 3: アナログセンサ位置値がリミット値を超過しています。
Enc3: Pos exceeds lim val
%1
位置/速度実績値が不正または利用不可
位置値が -0.5 ... +0.5 の許容範囲を超過しました。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1: LVDT センサからの位置値。
2: エンコーダ特性からの位置値。
アラーム値 = 1 に関して:
- LVDT 比率を確認してください (p4678)。
- トラック B における基準信号接続を確認してください。
アラーム値 = 2 に関して:
- 特性係数を確認してください (p4663 ... p4666)。
エンコーダ 3: 汚れを検出済
Enc3: Soiling
-
位置/速度実績値が不正または利用不可
センサモジュールキャビネット 30 (SMC30) の代わりのエンコーダシステムインターフェースの場合、エンコーダの汚れは端子 X521.7 で 0 信号で通知されます。
- プラグ接続を確認してください。
- エンコーダまたはエンコーダケーブルを交換してください。
エンコーダ 3: デバイスの組み合わせは許容されません
Enc3: Device combi imperm
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
選択されたデバイスの組み合わせは、サポートされていません。
故障値 (r0949、10 進表示):
1003:
接続された測定ユニットは、EnDat 2.2 コンバータと併用できません。例えば、測定ユニットには、パルス数/2^n の分解能が含まれます。
1005:
測定ユニットのタイプ (インクリメンタル) は、EnDat 2.2 コンバータでサポートされていません。
1006:
EnDat 伝送の最大時間 (31.25 μs) を超過しました。
2001:
電流コントローラサイクル、DP サイクルおよびセーフティサイクルの設定された組み合わせは、EnDat 2.2 コンバータではサポートされません。
2002:
リニア測定ユニットの分解能がリニアモータの極対幅に一致しません
極対幅、最小 = p0422 * 2^20
故障値 = 1003、1005、1006 に関して:
- 許容される測定ユニットを使用してください。
故障値 = 2001 に関して:
- 許容可能なサイクルの組み合わせを設定します (必要に応じて標準設定を使用してください)。
故障値 = 2002 に関して:
- 低い分解能の測定ユニットを使用してください (p0422)。
エンコーダ 3: コンフィグレーションエラー
Enc3: Config_error
%1
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
エンコーダ 3 のコンフィグレーションが不正です。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
1:
故障/アラーム間のパラメータ再設定は許容されません。
419:
高分解能 Gx_XIST2 がコンフィグレーションされている場合、エンコーダは 32 ビット内でもはや表示できない最大許容絶対位置実績値 (r0483) を特定します。
アラーム値 = 1 に関して:
故障/アラーム間のパラメータ再設定なし。
アラーム値 = 419 に関して:
高分解能を低減する (p0419)、または、マルチ―ターン範囲の全体が要求されない場合、監視 (p0437.25) を無効化してください。
エンコーダ 3: データロガーに保存されたデータがあります
Enc3: Data logger data
-
パラメータ設定/コンフィグレーション/試運転手順でのエラー
有効な「Data logger」機能に対して (p0437.0 = 1)、センサモジュールで故障が発生しました。このアラームは、故障に対応する診断データがメモリカードに保存されたことを示しています。
診断データは以下のフォルダに保存されます。
/USER/SINAMICS/DATA/SMTRC00.BIN
...
/USER/SINAMICS/DATA/SMTRC07.BIN
/USER/SINAMICS/DATA/SMTRCIDX.TXT
以下の情報が TXT ファイルに含まれています。
- 最後に書き込まれた BIN ファイルを表示します。
- まだ使用可能な書き込み運転の数 (10000 から低減方向)。
注:
BIN ファイルはシーメンスでのみ評価が可能です。
必要なし。
アラームは、自動的に消えます。
データロガーは、次回の故障ケースを記録する準備が完了しています。
エンコーダ 3: スピンドルセンサ S1 電圧 不正
Enc3: Sensor S1 U incorr
%1
アプリケーション/テクノロジーファンクション故障
アナログセンサ S1 の電圧は許容範囲外にあります。
故障値 (r0949、10 進表示):
センサ S1 からの信号レベル。
注:
500 mV の信号レベルは、500 dec の値に相当します。
- クランプされたツールを確認してください。
- 許容範囲を確認し、必要に応じて調整してください (p5040)。
- スレッシホールドを確認し、必要に応じて調整してください (p5041)。
- アナログセンサ S1 と接続を確認してください。
TM: 内部ソフトウェアエラー
TM: SW_error int
%1
ハードウェア/ソフトウェア故障
内部ソフトウェアエラーが発生しました。
故障値 (r0949、10 進表示):
故障原因に関する情報。
シーメンス社内トラブルシューティング専用。
- 必要に応じて増設 I/O モジュールのファームウェアを最新バージョンに更新してください。
- ホットラインにお問い合わせください。
励磁 グループ信号故障
Exc group sig fault
%1
一般的なドライブ故障
励磁シーケンス制御が故障信号を出力しています。
故障値 (r0949、16 進表示):
ビット 0:
電源遮断状態または励磁遮断状態で、信号"excitation ready feedback signal"が監視時間中に受信されませんでした。
ビット 1:
ON コマンドの後、信号"excitation ready feedback signal"が監視時間内に受信されませんでした。
ビット 2:
パルスイネーブルの後、信号"excitation operational feedback signal"が監視時間内に受信されませんでした。
ビット 3:
信号"excitation group signal fault"が存在しています。
ビット 4:
パルスイネーブルが引き続き有効 (r0899.11)、または、励磁電流実績値が最小値未満になっていないにもかかわらず、励磁用スイッチオンコマンドがリセットされました。
注:
この信号は p6500[59] で生成される場合もあります。
- 励磁を確認してください。
- コマンド、フィードバック信号、BICO 接続を確認してください。
ビット 4 に関して: スイッチオフ遅延時間 (p1647) を増大してください。
励磁グループ信号アラーム
Excit group sig alarm
-
一般的なドライブ故障
信号"excitation group signal alarm"が存在します。
注:
この信号は p6500[58] で生成される場合があります。
励磁装置を確認してください。
励磁スイッチオフアラーム
Exc switch off alarm
-
ハードウェア/ソフトウェア故障
励磁スイッチオフ時点で、遅延時間 (p1647) 経過後、励磁電流はまだゼロまで減衰していません。
p1647 でスイッチオフ遅延時間を拡張してください。
注:
アラームは、p1647 が適用されるとリセットされます。
PROFINET コンフィグレーションエラー
PN configuration error
%1
上位コントローラへの通信エラー
PROFINET コントローラは、不正なコンフィグレーションテレグラムを使用して接続の確立を試行します。「シェアドデバイス」機能は有効化されました (p8929 = 2)。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
10: A/F-CPU は、混合 PZD/PROFIsafe テレグラムをコンフィグレーションします。
13: F-CPU および PROFIsafe は有効化されていません (p9601.3)。
15: F-CPU の PROFIsafe テレグラムは、p9501.30 の設定と一致しません。
PROFINET コントローラのコンフィグレーションと p8929 のコンフィグレーションを確認してください。
PROFINET: 設定パラメータに影響を及ぼす一貫性エラー
PN: Consistency error
%1
上位コントローラへの通信エラー
PROFINET インターフェースのコンフィグレーション (p8925) の有効化時、一貫性エラーが検出されました。現在設定されているコンフィグレーションは有効化されていません。
アラーム値 (r2124、10 進表示):
0: 一般的な一貫性エラー
1: IP コンフィグレーション内のエラー (IP アドレス、サブネットマスクまたは標準ゲートウェイ)。
2: ステーション名のエラー。
3: DHCP は、サイクリックな PROFINET 接続が既に存在するため、有効化できませんでした。
4: サイクリックな PROFINET 接続は、DHCP が有効化されているためにできません。
注:
DHCP: Dynamic Host Configuration Protocol
- 必要なインターフェースの設定を確認し (p8920 以降)、必要に応じて補正し、有効にしてください (p8925)。
または
- 「Edit Ethernet node」画面からステーションを再び設定します (例: STARTER 試運転ソフトウェアで)。
PROFINET: 2 番目のコントローラ不足
PN: controller missing
-
上位コントローラへの通信エラー
PROFINET 機能「Shared Device」が有効化されました (p8929 = 2)。しかし、PROFINET コントローラへの接続のみが存在しています。
PROFINET コントローラのコンフィグレーションおよび p8929 のコンフィグレーションを確認してください。